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    モンタビスタソフトウエア、好調な2001年業績結果を発表

    企業動向
    2002年1月1日 09:30

    平成14年1月22日
    <報道関係各位>

    モンタビスタソフトウエア、好調な2001年業績結果を発表

    米サニーベール発―2002年1月22日―MontaVista Software, Inc.(以下、MontaVist
    a™)は、経済の落ち込みにも拘わらず、2001年度の売上が前年度に比べ250%の
    伸びであったことを発表しました。2001年、MontaVistaは、その過半数をFortune 10
    0およびGlobal 500の企業が占める、250社以上のデザインウインを獲得し加えて、昨
    年中に、既存顧客が、最初の購入額の115%を越える額で、年間プロダクトサブスクリ
    プション契約を更新したことを明らかにしました。
    MontaVistaのCEO、Jim Readyは次のように述べています。
    「他の組込みソフトウエア会社、とりわけLinux関連会社がビジネスにおいて非常に
    苦戦を強いられている中、MontaVistaは、そのプロダクトサブスクリプションをベー
    スとしたビジネスモデルが確実であり、成功することを証明した。組込みLinux市場
    は急速に成長し当社では、Linuxがテレコミュニケーションの通信事業者レベルのア
    プリケーションにおいても、今後プラットフォームの選択肢となると期待している。
    また、有名ブランドのデジタル家電においても急速にLinux採用が進んでいくと予測
    される。2002年、MontaVistaはこの成長の波に乗り、No.1の組込みLinuxベンダとし
    て認識されると確信している。」
    また、MontaVistaは、第3ラウンドの投資において、US Venture Partners、Alloy Ve
    ntures、RRE Ventures、およびWR Hambrecht & Co.のようなベンチャーキャピタル、
    そしてIBM、Intel、およびSonyという世界のテクノロジリーダ企業より、およそ2,80
    0万米ドルの投資を受け入れました。
    2001年、MontaVistaは、東芝、日立製作所、IBM、Intel、ARM、MIPS、Alchemy Semic
    onductor、そしてTensilicaを含む半導体ベンダ、およびTrolltech、IBMのような組
    込みソフトウエアベンダとの新しいアライアンスを締結し、戦略的なパートナ関係を
    拡大しました。さらに、顧客リストにEricssonやNokiaといったGlobal500の企業数社
    を追加しました。
    MontaVistaのワールドワイドセールス担当副社長、Trent Winegarは次のように述べ
    ています。
    「MontaVistaは、世界中の主要なテクノロジカンパニから非常に注目され続けている
    。顧客からの高い需要は続いており、当社にとって2002年はさらに期待できる年にな
    る。」
    MontaVistaは、拡大する顧客基盤へのコミットメントを促進しながら、2001年にはセ
    ールス・マーケティング力を大幅に強化し、スウェーデン、オランダ、シンガポール
    、そして香港における新拠点を開設し、さらに、マーケティング、ワールドワイドセ
    ールス、EMEA(ヨーロッパ&中東アジア)セールス、およびアジアパシフィックセー
    ルス担当の4人の副社長を任命しました。
    MontaVistaのCFO、Dave Warnerは次のようにコメントしています。
    「昨年、当社では、資金調達が困難な経済状態において、キャッシュ保持のための慎
    重な手段として、小規模なレイオフを実施した。その後、MontaVistaは、再度盛り返
    し、セールス、ビジネス開発、カスタマサービスおよびマーケティングを増強し続け
    ている。」
    2001年4月、MontaVistaは、その主力製品、Hard Hat® Linux®のバージョン2
    .0を発表し、新Linuxカーネル2.4に完全に基づいた最初の製品を市場にリリースし
    ました。MontaVistaの方針に従って、製品は、すべての主要ターゲットCPUアーキテ
    クチャに渡って、一つの共通ソースをベースにリリースされました。
    さらに、MontaVistaの製品群には、強力なJava開発環境:MontaVista Linux用Visual
    Age® Micro Edition、CompactPCIやその他の業界規格に基づいたフォールトレジ
    リエント(不具合からの回復力の高い)システムを開発する通信機器メーカを対象と
    したオープンアーキテクチャのプラットフォーム:MontaVista High Availability F
    ramework、そして、ハイエンドのオープンソースのグラフィックス環境:MontaVista
    Graphics、業界をリードするグラフィックスツールキット:Qt/Embeddedがあります
    。2001年、MontaVistaのリアルタイムプリエンプティブカーネルは、Linux Journal
    のEditor’s Choice Awardを受賞しました。
    MontaVistaでは、来週、主力製品の新バージョンを発表します。このバージョンアッ
    プに伴い、MontaVistaは、Hard Hat LinuxをMontaVista Linuxとして、名称を新たに
    し、ブランド名を一本化します。今後、MontaVistaが提供する製品は、MontaVistaの
    ブランドで統一されます。

    MontaVistaソフトウエアについて
    MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、組込
    みシステム用のオープンソースシステムソフトウエアのリーディングプロバイダです
    。リアルタイム オペレーティング システムの先駆者ジェームス・レディ(James Re
    ady)によって 1999 年に設立され、組込みシステムに特化したLinuxオペレーティン
    グシステムとクロス開発ツールを提供しています。MontaVistaのHard Hat® Linu
    x® は、x86/IA-32、PowerPC、StrongARM/XScale、MIPS、SH、ARM等のマイクロプ
    ロセッサアーキテクチャに最適化した、標準既製品としてのLinuxバイナリのディス
    トリビューションです。Hard Hat Linuxは、通信インフラからシンクライアントやエ
    ッジアプリケーションまでの幅広いアプリケーション分野を対象として、組込み開発
    のためのオープンソースソリューションを提供します。さらに、MontaVistaでは、顧
    客の特定のニーズに対応するため、Java開発環境、ハイアベイラビリティ技術、GUI
    ツールキット等、豊富なアドオン・パッケージも提供しています。モンタビスタソフ
    トウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の100%日本法人として20
    00年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサ
    ービスを提供しています。
    以上

    Linux は Linus Torvalds の登録商標です。Hard HatはMontaVista Software, Inc.
    の登録商標です。 MontaVista は MontaVista Software, Inc. の商標です。その他
    のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。

    【問い合わせ先】
    モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社  
    マーケティング部:坪田
    TEL: 03-5469-8840
    Email: akemi_tsubota@montavista.co.jp

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