農林水産省「みどりの食料システム戦略」の5月策定を受け有機質...

農林水産省「みどりの食料システム戦略」の5月策定を受け 有機質肥料「バイオノ有機s」の売り上げが125%増!

有機質肥料の開発・製造・販売を行う大成農材株式会社(代表:杉浦 朗、本社:広島県広島市)では、宮城県石巻市の自社工場で製造している、魚エキスを含んだ100%有機原料の有機質肥料「バイオノ有機s」が、2013年1~7月と比較し2021年1~7月の売り上げが125%増になったことをご報告いたします。売り上げの増加とともにお問い合わせも急増しています。


商品イメージ(バイオノ有機s)


【こだわり有機質肥料の売り上げ、2013年から125%増】

1989年から販売を開始している当社の100%有機原料を使った肥料は、2013年と比較し125%と売り上げが順調に増加しています。商品情報に関する問い合わせは数年前までは年3~5件だったものが、現在は月に5件前後と、急激に増えてきています。

問い合わせは全国から来ており、「安全、安心を訴求した有機栽培をこれから始めたい」、「他の農家と差別化を図りたい」、「野菜の味を追求したいので、アミノ酸が豊富な原料を使用した有機資材を探していた」肥料販売店さんからは、「今後、自社の地域でも有機農業を普及させていきたいから取り扱いをしてみたい」といったお問い合わせもきています。



【有機農業の農地面積を100万ヘクタールに!「みどりの食料システム戦略」策定】

現在、国内外で「脱炭素社会」に向けた取り組みがなされており、日本でも2020年10月、「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。農林水産省においても、農林水産業のCO2ゼロエミッション化など、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」が2021年5月に策定されました。その中で、日本全国約400万ヘクタールの農地のうち、2018年段階で約23,700ヘクタール(0.5%)である有機農業面積を、2050年までに少なくとも100万ヘクタール(25%)に増やす目標を打ち立てています。国内で調達可能な産業副産物を活用した肥料は、土場改善に寄与するだけでなく、残渣処理や食品リサイクル等のSDGsにも貢献することができます。


※農林水産省「みどりの食料システム戦略」

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html

※みどりの食料システム戦略について 全体版

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/attach/pdf/index-30.pdf



【有機質肥料の中でもバイオノ有機sがユニークなワケ】

『「魚」系の肥料は農産物の味のノリが良い』漁業が盛んな地域では昔からよく言われていた言葉です。現代でも「魚」が配合された有機質肥料は多くあり、その原料である「魚」のほとんどは、加工食品を製造する際に出る魚の、搾りかす「魚かす(ぎょかす)」が使われています。一方で、「バイオノ有機s」は加工時に出る魚のアラなどから「フィッシュソリュブル」という魚肉エキスを濃縮したもので、出汁のように、魚の体液に含まれる天然のアミノ酸が豊富に含まれており、肥料効果が非常に高くなる希少な原料を使用しています。それに米ぬかを加えることで、おいしく丈夫な食物が育つ有機質肥料となっています。



【バイオノ有機s 詳細】

有機JAS栽培・特別栽培に使用可能。エコファーマーの認証取得済み

魚肉エキスに米ぬかを加えたペレットタイプ 20Kg


原材料の青魚を新鮮な状態、食品に近い形で肥料に加工しているため独特なにおいがあり、肥料効果、収穫した青果物の品質の差を感じられる証となっています。



【今後の展開】

当社が原材料にこだわり、ほんとうに美味しい作物づくり、豊かな土壌づくりを応援する自社製天然有機質肥料を使い、私たち自身が農作物を育ててみるというプロジェクト「大成ファーム」を実施しています。「実をよく知る肥料屋さんのトマト」として本来の旨みと甘みを持ったトマトを販売しています。


実をよく知る肥料屋さんのトマト


「みどりの食料システム戦略」で示されたKPI「耕地面積に占める有機農業の取組面積を25%、100万haに拡大」に必要となる、土壌改善とおいしい青果物を両立する有機質肥料であることをこのトマトでも証明しつつ、高い品質で今後も提供していきます。



【会社概要】

名称 : 大成農材株式会社

所在地: 〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町7-8

URL  : https://taiseinozai.co.jp

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