PRP(多血小板血漿)由来加工受託システム「L-cepfer*1」8月24日から提供開始

2021.08.04 11:00

株式会社INFIX(本社：東京都墨田区、代表取締役：吉田篤政)は、お客様から血液を受託し、フリーズドライ(凍結乾燥)したPRP製品に加工する「L-cepfer*1(エルセファー)」について、2021年8月24日からサービスの提供を開始いたします。

「L-cepfer」

http://lcepfer.jp/

L-cepfer完成イメージ

L-cepferロゴ

【提供の背景】

PRP療法は、皮膚科・形成外科領域がしばしば遭遇する糖尿病性の難治性皮膚潰瘍(足壊疽)や、歯科・口腔外科での歯槽骨の骨再生や、歯肉の再生促進などに用いられてきました。近年、海外ではスポーツ選手のケガの治療などに用途が広がり、日本でもステロイド剤を使わない「新しい治療法」として着目されています。しかし、現状では一部を除き保険診療は認められておらず、また、PRP療法の実施施設には厚生労働省への届け出義務があり、導入にはハードルが高いことが実情です。

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【「L-cepfer」の特長】

従来のPRP療法は再生医療として厚生労働省への届け出が必要でしたが、「L-cepfer*1」は再生医療等安全性確保法による第2種と第3種医療技術の承認が取得不要です。また、アップグレードされたダブルスピン法により、赤血球・白血球*2などの不純物をしっかりと排除し、高純度PRPの抽出加工を可能にしました。

*1 Lyophilized Concentrated Easy Use Platelet-rich plasma For Eternal Rejuvenation

*2 白血球中に含有されている各種酵素で、成長因子が破壊されることが確認されています。(社内資料)