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成安造形大学が滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展で 30枚を超える「MUSUBU地図」を6月27日から展示

2021.06.25 09:30

成安造形大学(所在地:滋賀県大津市、学長:小嵜 善通)は、同大学の地域実践領域研究室が主体となって、滋賀県立美術館(旧滋賀県立近代美術館)のリニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」にて、6月27日(日)から8月22日(日)まで関連展示を行うことをお知らせします。


MUSUBU地図(Ver3.0)展示風景


内容は、琵琶湖環境科学研究センターの研究員と本学附属近江学研究所の研究員、そしてデザイナーが共創した、地形、歴史、文化、環境・エネルギーなど様々なデータを基にした地図を重ね合わせることで未来社会のあり様を想像するという、30枚を超える地図「MUSUBU地図(近江|滋賀県 Ver3.0)」の展示が中心となります。

また、展示室のラボの前には、地域実践領域の学生たちの日常の学びの一部を展示しています。フィールドワークを通して見えてきたものを、映像や資料、収集物で表現しています。

より多くの方にご覧いただけることを願っております。


なお、滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」においても、本学卒業生である武田 梨沙、井上 裕加里が出展します。


・武田 梨沙

 2010年 成安造形大学 造形学部 造形美術科 テキスタイルアートクラス卒業


・井上 裕加里

 2014年 成安造形大学 芸術学部 芸術学科 美術領域 現代アートコース卒業


■滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」

 https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/196/



<MUSUBU地図(近江|滋賀県 Ver3.0)について>

MUSUBU地図は、2015年に成安造形大学の回遊式美術館『キャンパスが美術館』で開催された企画展「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM」に合わせて初めて制作されました。

その地図は、等高線や等深線、山の頂きや湧き水の位置、旧街道や現代の道などの要素に分けて、複数枚の地図に分けて表現しました。附属近江学研究所の研究員とデザイナーが協働し、あえて文字の表記をいれず、見る人がひとつひとつの要素を重ね合わせて物語を想像する地図としてVer1.0、Ver2.0と制作してきました。

今回の滋賀県立美術館で発表するVer3.0の地図は、2019年より附属近江学研究所が発刊する文化誌「近江学」第12号の「川とはぐくむ」というテーマに基づいて、新たに琵琶湖環境科学研究センターの協力を得て、環境や自然エネルギーの要素を加えた地図を制作しました。

展示に際しては、地図に近江和紙を用い、展示台に湖東のスギ、ヒノキの間伐材を素材として使うなど、滋賀県内の団体、企業の協力を得て共創しました。


■キャンパスが美術館Webサイト

 https://artcenter.seian.ac.jp/


■企画展「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM -近江のかたちを明日につなぐ-」

 https://artcenter.seian.ac.jp/exhibition/2730/



<成安造形大学 地域実践領域について>

成安造形大学が有する、地域実践領域(芸術学部 芸術学科)クリエイティブ・スタディーズコースでは、滋賀県の素晴らしい環境と特質を活かした独自の教育を展開します。

観光、歴史文化、伝統文化、食、農林水産業、福祉、まちづくり、地域行政など、様々な現場での実践教育を通して、地域が抱える諸問題から現代社会全般の問題点に気付き、あるべき次世代の社会の在り方を考えます。

調査する能力や発想力、課題を発見し解決する力を身につけ、新しい未来を切り拓くためのクリエイティビティ(創造力)を養います。

本学では様々な業種や職種の地元企業や諸団体との連携によって、地元社会との太いパイプが構築されており、地域の特質を活かした横断的な学びのフィールドが広がっています。

そこで、学生は自分の意志で行動し様々な経験を経て、夢を持って社会へ出ることができます。


■クリエイティブ・スタディーズコース紹介Webサイト

 https://creative-community.seian.ac.jp/


■地域実践領域研究室運営Webサイト

 https://seian-ccd.info/


■成安造形大学ホームページ

 https://www.seian.ac.jp/



<成安造形大学 附属近江学研究所について>

県内唯一の芸術大学として「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする成安造形大学が主唱する「近江学」は、近江という地域が持つ固有の風土を改めて深く検証する学問です。

成安造形大学附属近江学研究所は、2008年4月に設立。近江固有の文化・風土が内包する「豊かさ」を深く掘り下げ、21世紀の社会に活かせる普遍的な価値観を見出し、そして芸術の持つ創造精神と結びつけ、新たな可能性を探求します。


■成安造形大学 附属近江学研究所Webサイト

 https://omigaku.org/

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