ジャロック、リチウム電池式水平搬送機「BYDローリフト」を6月14日発売　～物流センター内の“温室効果ガス排出量ゼロ”を目指す～

2021.06.14 09:00

株式会社ジャロック(本社：東京都中野区、代表取締役社長：斉藤力丸、以下「ジャロック」)は、電気自動車(EV)世界大手である比亜迪(BYD)の日本法人 BYD FORKLIFT JAPAN株式会社(本社：群馬県館林市、代表取締役社長：高草木健一)と販売店契約を締結して、リチウムイオン電池搭載により温室効果ガス(CO2)排出量ゼロを実現した2トン積載電動ハンドパレットトラック「BYDローリフト」の販売を2021年6月14日より開始いたします。

BYDローリフト(品番：P20PS)

「BYDローリフト」

https://www.jaroc.com/products/byd_Lowlift/

【「BYDローリフト」販売開始の背景】

ジャロックは＜Logistics for the future.＞をスローガンに掲げて、物流センターの業務効率を革新する最先端の物流機器を製造開発・輸入販売しております。

近年、世界最大のテクノロジー企業Apple社が2030年までにサプライチェーン全体のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量と吸収量を合わせてゼロの状態)達成を目指すと発表するなど、SDGs(Sustainable Development Goals：持続可能な開発目標)に対して世界中の企業が関心を持ち、具体的な取り組みを始めています。これらのサプライチェーンに連なる生産拠点や物流センターでも温室効果ガス排出ゼロへ向けたニーズは高まっており、現在フォークリフトが担っている役割を代替できる製品は無いかという声を多くいただくようになったことを受け、この度リチウムイオン電池で駆動するパレット水平搬送機「BYDローリフト」の販売を開始することと致しました。

【「BYDローリフト」の特長】

1. 温室効果ガス(CO2)排出量ゼロ

「BYDローリフト」はリチウムイオン電池のみで駆動するため、化石燃料を使いません。サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量ゼロを求められている物流センターの目標達成に貢献できます。

2. 3時間充電で平均8時間以上稼働する高性能なリチウムイオン電池

「BYDローリフト」に搭載されるリチウムイオン電池の製造元である比亜迪(BYD)は、1995年に中国の深センで電池メーカーとして創業した後に自社電池を搭載した電気自動車(EV)の製造販売に進出、2020年には全世界で約43万台の新車販売台数を誇るグローバル企業です。「BYDローリフト」には電気自動車(EV)で使用されているものと同じ電池が搭載されており、一般的な施設内電源(単相200V)で満充電まで3時間、平均8時間以上の稼働が見込める(稼働状況によります)ため、1日中作業が可能です。バッテリーメーカーならではの強みを活かして出荷時に5年または10,000時間の駆動のバッテリー保証を付けて販売いたします。

3. 鉛電池よりも安全・長寿命、予備バッテリー交換作業や補水作業も不要

電動フォークリフトの多くが搭載している鉛電池は発熱があり充電回数も1,200回程度と短いのに対して、リチウムイオン電池は発熱も少なく充電回数4,000回と長寿命のため、長期間運用してもバッテリー交換の必要はありません。またリチウムイオン電池は継ぎ足し充電が可能なため、鉛電池で最も面倒な予備バッテリー交換作業が不要、補水作業も必要ありません。

4. 特別な資格は不要、誰でもすぐ使える

「BYDローリフト」の操作は簡単な研修を受けて2時間程度練習すれば誰でも運用できるくらい簡単で、特別な免許や資格も不要です。

【「BYDローリフト」商品仕様(オープン価格)】

最大荷重　　　：2,000kg

自重　　　　　：650kg

　　　　　　　　操縦方法乗車タイプ

車体全長　　　：乗車部含む 2,360mm

　　　　　　　　乗車部省く 1,890mm

車体全幅　　　：725mm

乗車部幅　　　：490mm

車体全高　　　：ハンドル持上げ時 1,445mm

　　　　　　　：ハンドル下し時　 1,050mm