秋田県にかほ市、「女性のこころとからだのサポート事業」を開始

秋田県にかほ市、「女性のこころとからだのサポート事業」を開始

女性特有の健康管理をFemtechで支援 トッパンフォームズ「わたしの温度」自治体で初採用

 秋田県にかほ市(市長:市川雄次、以下にかほ市)は、にかほ市内在住で妊娠を考えている方や不妊治療を受けている方、月経前症候群(PMS)や生理不順で悩んでいる方を対象に、「女性のこころとからだのサポート事業」を開始、6月1日から第1期の希望者10名を募集します。トッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂田  甲一、以下:トッパンフォームズ)が開発したヘルスケアIoTサービス「わたしの温度」を希望者に3カ月間無償で貸し出し、使用していただくことで女性特有の温度リズムを把握して自己管理に役立てていただくことを目的としています。期間中、にかほ市では保健師・産婦人科医の講話も予定しています。

 「わたしの温度」が自治体の女性サポート事業として採用されるのは今回が初めてです。

 

【背景・目的】

 妊娠・出産といったライフイベントや女性特有の健康管理に対して、現在も多くの方が悩みを抱えています。にかほ市では、妊娠前の支援から妊娠期、子育て期まで切れ目のない支援とさまざまな悩みに円滑に対応するため、子育て世代包括支援センター(母子保健型)「にかほ市ネウボラあのね」を2019年に開設、保健師・助産師など専門職による総合的相談支援事業を実施しています。同市では2011年度から特定・一般不妊治療助成事業を実施していますが、ネウボラ開設後、不妊治療の悩みや体調についての相談を受けるケースが増えており、こうした妊娠前の悩みに対するサポートを充実させる必要があるとの認識を強めていました。


【概要】

1. にかほ市が「わたしの温度」を購入し、希望者に3カ月間無償でレンタル(専用ナイトブラは利用者が購入)

2. 対象者は市内在住で、妊娠を考えている方、不妊治療を受けている方、PMSや生理不順で悩んでいる方、産後の体調不良に悩んでいる方 

3. 利用者は「わたしの温度」を使って自分のこころとからだのリズムを把握。妊活や産後の体調管理、健康の維持・向上といった対象者一人ひとりの目的に合わせ、行動変容につながるよう相談体制を確立、サポートを受けられる 

4. レンタル期間中に、保健師・産婦人科医の講話を実施。必要に応じて電話やメールでの相談や面会相談を実施(臨床心理士、助産師、保健師が対応)           

     

【わたしの温度について】

 「わたしの温度」は専用ナイトブラのポケットに入れたウエアラブルデバイスが、寝ている間に女性特有の高温期・低温期を計測します。データはスマートフォンに自動連携され、起床時にはアプリケーションで測定データと履歴、周期予測等を確認できます。基礎体温計のように毎朝決まった時間に起床し、活動前に測るといった手間がありません。

 今回の「女性のこころとからだのサポート事業」では、肌に直接触れ個人で購入する必要があるナイトブラ以外個人負担はありません。利用期間が終了したウエアラブルデバイスはトッパンフォームズが回収し、UV殺菌、アルコール消毒ののち、動作確認などを実施してから再利用します。

 

■「わたしの温度」の詳細についてはこちらをご覧ください。

 URL:https://watashino-ondo.toppan-f.co.jp/


以上

  

※「わたしの温度」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。


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その他
ジャンル:
子育て・保育 健康・ヘルスケア
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