公益財団法人ソニー音楽財団

「ソニー音楽財団子ども音楽基金」第3回(2022年度)募集を開始　～音楽を通じた教育活動に最大300万円を助成～

告知・募集

2021年6月1日 13:00

公益財団法人ソニー音楽財団(所在地：東京都千代田区、理事長：水野道訓、英文名称：Sony Music Foundation)は、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動に助成をする「ソニー音楽財団子ども音楽基金」の第3回(2022年度)募集を2021年6月1日(火)より開始いたします。

「ソニー音楽財団子ども音楽基金」ロゴマーク

「ソニー音楽財団子ども音楽基金」は、感性豊かな子どもたちが音楽芸術に触れることで、感動する心を育てることを目的とした助成事業です。地域・環境・経済状況に左右されることなく音楽に触れることのできる社会であることを目指し、2019年に設立いたしました。これはSDGs(持続可能な開発目標／Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」にも通じるものです。

当基金では、これまでにジュニア・オーケストラや吹奏楽団の運営、児童福祉施設での楽器教室の開催、アウトリーチ事業、楽器体験・コンサート鑑賞の提供など、様々な音楽を通した教育活動を支援し、合計27,813,143円(延べ53団体／新型コロナウイルス被害支援含む)の助成を行いました。

採択団体のなかには、コロナ禍の影響により活動計画の変更を余儀なくされている事態が生じておりますが、本来の目的が達成されるよう、活動対象期間を最大1年間延長することが可能となる特別措置を講じております。

なお、本日6月1日(火)よりYouTubeチャンネルを開設し、当基金の概要を動画でご視聴いただけます。

URL： https://www.youtube.com/channel/UCTupSYEH_CAGOSFTi4o4uAA

ソニーグループおよびソニー音楽財団は、次世代のための教育支援活動および子どもたちの多様な体験機会を提供する取り組みを行い、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことのできる環境づくりに寄与すべく活動してまいります。

◆水野道訓(公益財団法人ソニー音楽財団理事長)コメント

昨年度も多くの皆様よりご応募をいただき御礼申し上げます。どの団体の皆様も依然として続くコロナ禍での活動に苦慮されながらも、子どもを取り巻く社会課題の解決に“音楽”を用いられ、日々尽力されているご様子に、心より敬意を表します。当基金では、一人でも多くの子どもたちが音楽に触れることのできる社会の実現に向け支援を行ってまいります。第3回募集におきましても、皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

公益財団法人ソニー音楽財団は、1984年の設立以来、「Concert for KIDS～0才からのクラシック(R)～」や「10代のためのプレミアム・コンサート」など、未就学児から青少年までの主に子どもを対象としたクラシックコンサートを開催しています。昨年は「ソニー音楽財団新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」を立ち上げ、子どもを対象とした若手演奏家による動画配信チャンネル「こどものためのクラシック」の設立等、子どもたちに向けたクラシック音楽教育の振興活動を行う団体および若手演奏家に対し、総額5,000万円の支援を実施いたしました。

【ソニー音楽財団子ども音楽基金　概要】

名称　　　　　：ソニー音楽財団子ども音楽基金

設立年月日　　： 2019年5月22日

事業の内容　　：子どもへの音楽を通した教育活動を行う団体を助成する事業

教育の対象　　：原則として18歳未満とする

活動のジャンル：原則としてクラシック音楽およびそれに準ずるものとする

助成金額　　　： 1団体につき10万円から300万円(年度毎)

第3回募集期間： 2021年6月1日(火)から7月9日(金)まで

応募方法　　　：ウェブサイトより応募書類をダウンロードして応募

ウェブサイト　： https://www.smf.or.jp/kok/

＜選考委員＞

阿部彩　　　東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室教授