星野リゾート 界 別府(大分県・別府温泉) コンセプトは「...

星野リゾート 界 別府(大分県・別府温泉) コンセプトは「ドラマティック温泉街」に決定 ~2021年4月14日予約開始、6月4日開業~

大分県・別府温泉に開業する「星野リゾート 界 別府」は、2021年4月14日に予約を開始します。開業日は2021年6月4日。九州では、大分県・瀬の本温泉の「星野リゾート 界 阿蘇」、鹿児島県・霧島温泉の「星野リゾート 界 霧島」(2021年1月29日開業)に続き3施設目です。コンセプトは「ドラマティック温泉街」。館内は、和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や、温泉街にある土産店、をイメージした空間など、賑やかな別府の温泉街を彷彿させるつくりです。また、全ての客室からは眼前に広がる別府湾を望むことができ、時間帯により美しく色が変わる空や海を眺めることができます。時の移ろいにより、客室からの景色や館内にある温泉街の表情が変わる様子を「ドラマティック」と表現しました。館内にいながら、別府温泉街をそぞろ歩きしているような気分になれる温泉宿です。

界 別府について

日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉。界 別府は、明治時代に旧別府港が開港して以降、日本全国から多くの湯治客が訪れた歴史ある北浜地区に位置しています。別府湾の玄関口、旧別府港を中心に温泉街が発展し、夜遅くまで人々で賑わう様子は「不夜城」と例えられてきました。湯治客が賑やかな温泉街をそぞろ歩きする様子を彷彿させるつくりとして、館内に石畳の路地や夜店をイメージした空間を配しました。また、別府温泉の豊富な湯を大浴場や客室露天風呂以外でも体験できるよう、足湯や桶をアレンジして造られた手湯を備えた「湯の広場」もあります。温泉街、湯の広場、客室などこのユニークな設計・デザインは、「」氏に依頼しました。地域の文化や伝統工芸などに触れ、ご当地ならではの魅力を体験してほしい、と考える温泉旅館ブランド「界」。そして、地元に根付く素材を使用し、周囲の環境に溶け込むことで新しい魅力を発信したい、と考える隈氏の理念が一致し、設計されたのが界 別府です。

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」とは

「界」は、星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、和の趣や伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。

「界 別府」施設紹介

■客室:全室から美しい別府湾を望むご当地部屋「柿渋の間」

ベッドボード
ベッドボード
フットスロー
フットスロー
室内の照明
室内の照明
全70室の客室からは眼前に広がる別府湾を望むことができ、海を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」が特徴です。また、海の色を引き立てるために壁紙や障子、浴室のガラスには、別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色の「柿渋色」を用いました。これは、日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉の熱気や、温泉が湧きだす溶岩台地の土っぽさを表現しています。そして、室内には、豊後絞り(*)をヘッドボードやフットスローなどのインテリアに用いており、地域の伝統工芸や文化に触れることができます。

*豊後絞りは、現在の大分県である豊後国で始められた絞り染めです。現在日本の絞り染めは、京都の絹絞りと、名古屋にある有松・鳴海の木綿絞りに大きく二分されますが、有松・鳴海に絞りをもたらしたのが、木綿絞り発祥の地である豊後といわれます。江戸時代、盛んに生産されたことが記録に残っていますが、明治以降生産が少なくなり、近年その復興に力が入れられています。

■絞り染め作家・安藤宏子氏

名古屋の絞り産地有松・鳴海にて「工房・」を主宰。愛知大学勤務時、有松・鳴海の地場産業の調査に同行し、豊後絞りの技法を知りました。故郷でもある大分県内で調査を開始するも、豊後絞りを知る人の少なさから、豊後絞りを復興させることを目的とした「遊草会」を30年程前に立ち上げました。現在は、制作活動をする傍ら講演やワークショップを通じ、絞り染めの技術指導と普及に努めており、界 別府のご当地部屋の作品の制作に携わっています。

■温泉:柔らかな光に包まれる庭園の湯

大浴場には、四季折々の花や実、紅葉を楽しめる庭園を眺めながら浸かる露天風呂と、内風呂を備えています。内風呂は、源泉かけ流しの「あつ湯」と、温泉成分を身体に浸透させるための「ぬる湯」の2つの湯船があります。湯は炭酸水素塩泉で重曹成分を含む泉質のため、角質を軟化させ、肌を滑らかに整えます。また、塩分を多く含むため、身体の温かさが持続します。2,000以上の源泉をもつ別府温泉の中でも、界 別府の湯は肌に優しい温泉のため、さまざまな泉質の湯めぐりをした後、仕上げの湯として入浴するのにもお勧めです。

泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 pH:7.2

■食事:大分の豊かな素材を味わう会席料理

プライベートが保てる半個室の食事処で、ご当地の旬の素材をいかした会席料理を、大分県の伝統工芸品である焼きの器や竹細工とともに楽しめます。大分県の名産品「かぼす」を使った麺をアレンジした先付や、酢の物・八寸・お造りを一緒に盛り合わせた華やかな宝楽盛りは伝統工芸の竹細工を使用するなど、ユニークな提供方法で演出します。そして、特別会席のメインの台の物は「豊後なべ」です。近海で獲れた魚介と、鶏肉・牛肉を組み合わせ、鶏肉と相性の良いスープでじっくりと煮込みました。濃厚なスープに「かぼす」を入れることで、濃厚な味わいの中にも爽やかな風味を味わうことができます。

施設概要

施設名称:星野リゾート 界 別府
所 在 地:〒874-0920 大分県別府市北浜2-14-29
電  話:0570-073-011(界予約センター)
客 室 数:70室
付帯設備:ロビー、食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、庭園
     大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)、湯の広場、足湯、手湯 
料  金:1泊 31,000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付)
アクセス:JR別府駅より徒歩10分、大分空港より車で約60分
U R L :https://kai-ryokan.jp/beppu/
開 業 日:2021年6月4日    
予約受付開始日:2021年4月14日

施設計画

敷地面積:2,778平米         
建築面積:1,456平米
延床面積:8,233平米         
建 物 :客室棟(地上11階)/パブリック棟(地上2階)
着 工 日:2019年6月4日
峻 工 日:2021年3月15日

星野リゾート 界 別府

日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉に位置する温泉宿。館内は、和紙のちょうちんが彩るロビーや石畳に連なる夜店など、賑やかな別府の温泉街を彷彿させるつくりです。客室は、まるで1枚の絵画のような海の景色に包まれ、時の移ろいによりドラマティックに表情を変化させる別府の魅力を楽しめます。
URL:https://kai-ryokan.jp/beppu/
カテゴリ:
サービス
ジャンル:
レジャー・旅行

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