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QRコード開発元のデンソーウェーブ、 従来のQRコード偽造・改ざん防止技術に、 “複製”防止機能を備えた新QRコード技術を発表

株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:柵木 充彦)は、QRコードをはじめとする光学的読み取り媒体の弱点であった複製・偽造・改ざんを防止する新しいQRコード技術を開発しました。

【新QRコードの特徴】
■従来の偽造・改ざん防止技術に特殊インクを塗布し“複製”の防止も可能に
デンソーウェーブはこれまでも、2007年に従来のQRコードに特定のスキャナでないと読み取れない非公開エリアを持った「SQRC(エスキューアールシー)」を開発し、QRコードの偽造・改ざん防止を実現してきました。
今回開発した複製防止QRコードは、媒体に印字されたSQRCの上に更に特殊なインクを塗布することにより、複写機・スキャナなどによるコードの複製を防止します。SQRCの機能により、コードの偽造・改ざんを防げることに加え、更に特殊インク層で複製防止を施すことで、光学的読み取り媒体に対する3大リスクである「複製・偽造・改ざん」の全てを防ぐことが可能になります。


■磁気印字やホログラムよりも、安価でエコな複製防止QRコード
複製防止QRコードは、従来、磁気印刷を利用していたチケットや金券などの用途において、磁気印字に比較して安価に発行でき、かつ普通紙への印字が可能なため、環境面に配慮した運用が可能です。
また、これまでホログラムなどの特殊セキュリティ印刷による偽造品・模倣品対策を行っていた用途においても、ホログラムに比較して安価に発行でき、かつベースのQRコード/SQRCはデータキャリアとしての機能を持つ為、スキャナで真贋(しんがん)判定の作業を行った結果をデータとして残すことが可能です。

近年、世界的にメーカの製品や部品の偽造品・模倣品が増加しており、その対策が急務となっております。複製防止QRコードは紙、ラベル、銘版などに安価に印刷でき、かつサプライチェーンのどの段階でも、作業者の目視による確認ではなく、スキャナによる読み取りにより確実な真贋(しんがん)判定が可能になります。


【今後の展望】
デンソーウェーブでは、複製防止QRコードが読み取り可能な定置式スキャナ「QB30」を2012年3月1日より発売します。複製防止QRコードが読み取り可能なハンディターミナル等も、順次発売開始予定です。


■株式会社デンソーウェーブ 概要
代表者   : 代表取締役社長 柵木 充彦
本社    : 〒470-2297 愛知県知多郡阿久比町大字草木字芳池1
資本金   : 4億9,500万円
売上高   : 298億円
従業員数  : 656名(2011年3月31日現在)
ホームページ: http://www.denso-wave.com/


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株式会社デンソーウェーブ
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