大阪に、外国人と滞在できる「日本語禁止！？」の宿『LANGUAGE INN』が2021年4月グランドオープン　～海外に旅立てない今、国内で語学留学気分が味わえる～

～コロナにより廃業寸前のゲストハウスが生き残りをかけ変貌する～

2021.03.29 10:15

有限会社ジェイホッパーズ(本社：京都市南区、代表取締役：飯田章仁)は、留学やワーキングホリデーで海外に行けない、または国内で語学留学をしたい日本人に向け、国内留学／英語合宿ができる「日本語禁止」の宿【LANGUAGE INN】を4月にグランドオープンいたしました。

LANGUAGE INNのロゴ

■背景

海外からの渡航者がまたたく間に姿を消し、外国人バックパッカー向けのゲストハウスは、今どこもコロナ禍で壊滅状態です。2020年4月、当社が運営していた12店の宿すべてが開店休業状態になりました。

その中の一つである【ハナホステル大阪 - 大阪花宿-(英語名：Osaka Hana Hostel)】店は最も家賃が高く、収支の上で最も深刻な状況でしたが、このビルオーナーの奇特なご人徳とご厚意により家賃を免除してもらうことになりました。

感染者数が第一波のピークに達しようとしていた最中、このビルオーナーが新型コロナウイルスに感染し入院。高齢者でしかも心臓に疾患をもっており数日後にはICUへ、そして人工呼吸器を装着するまでに重篤化してしまいました。今般の家賃免除以外にも長年テナントである我々を親身になってくれた方にこのタイミングで残酷な運命がくだるのではと、いても立ってもいられない憂える長い長い2ヶ月以上もの闘病生活が続きました。

しかしその後、まさにこれぞ奇跡としかいいようのない回復をみせたこのビルオーナー。人工呼吸器をとったばかりのこのビルオーナーから、かすり声を振り絞って病院からかけてきた電話は、『家賃はしばらく要らないからなんとか頑張ってほしい』と。我々賃借人と賃貸人であるこのビルオーナーとのビジネスパートナーという関係が超越した瞬間でした。

海外からの旅行者を満足させることしか考えてこなかった長年の固着した思考回路を捻転し、新たなビジネスモデルを創出する、そのエネルギーをこのビルオーナーに与えてもらいました。

会社を維持していく為に余儀なく閉店を決断した店もあるなか、既存店の一つで乾坤一擲のチャレンジをすることといたしました。

■サービスの概要・特徴

・語学留学気分を味わってもらうため、英語のできる日本人スタッフだけでなく英語を話す外国人スタッフが複数名住み込みで滞在します。その他、外国人が週単位で短期滞在できる「Osaka Weeky House」を館内に併設しており、館内には常に外国人が滞在するインターナショナルな環境を提供しています。

・ホステルの特徴である共用エリア(キッチンやリビングなど)を彼ら外国人と共有することで生活の中から自然発生的に生まれる国際的なコミュニケーションが経験できます。

・チェックイン、館内案内、観光案内、その他種々の問い合わせなど基本的なやりとりを全て英語で行い、「日本語が使えない」という海外では当たり前の環境を体験してもらいます。

・宿形態はもともとホテルのような過剰なサービスを行わないホステルです。宿泊代はリーズナブルでありますが、できるだけ長期で「英語漬け」の生活が過ごせるよう長期滞在割引プランがあります。

・館内のラウンジでは「STUDY LOUNGE」と称し、滞在しているゲスト客はもちろん滞在していない方も参加できる英語習得アクティビティ(外国人スタッフと英語で雑談したり、楽しくゲームをしながら英語に触れる)を実施します。

■ウェブサイト

LANGUAGE INN　　　： https://language-inn.com

Osaka Weekly House： https://sharehouse-osaka.com

Osaka Hana Hostel ： https://osaka.hanahostel.com/index-jp.php