JNSホールディングス株式会社

“通信からデバイスまで、IoTサービスをワンストップで支援” JENESIS、ソラコムと連携強化新たなIoTソリューションを共同推進

企業動向

2021年3月10日 12:00

　JNSホールディングスの子会社であるJENESIS株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：藤岡淳一、以下JENESIS）はこの度、株式会社ソラコム（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：玉川憲、以下ソラコム）の認定パートナーとして連携を強化し、IoTプラットフォームを活用した新たなデバイスソリューションを共同で展開してまいります。

　JENESISは従来より、ソラコムが提供するIoTプラットフォーム「SORACOM」を活用したデバイスの開発や製造に取り組んでまいりました。その実績をベースに、この度エンジニアリングサービス企業初のソラコム認定パートナーとして連携を強化するとともに、中国・深セン工場にSORACOM IoT SIMのチップ型SIM（以下、eSIM）をストックすることで、製造工程におけるeSIMの実装と各クライアント毎のID書き込みにより、以後のサブスクリプション（通信回線契約）を譲渡可能にする体制を構築し、通信からデバイスまでワンストップで対応可能な新しいIoTソリューションサービスを提供いたします。

　これにより、従来クライアントやエンドユーザーが対応していた通信周りの契約や設定、eSIM自体を個別に輸送するような手間を省き、よりスピーディなプロトタイプ製造から量産化までを実現することで、IoTサービスの新規立ち上げやスモールスタートしたいスタートアップ企業を支援してまいります。また、その他新たな取り組みについても引き続き共同で検討・推進いたします。

＜株式会社ソラコム　代表取締役社長　玉川憲様からのコメント＞

　昨今、ビジネスDXや新たなサービス価値提供のために、専用のIoTデバイスを設計・量産するケースが増えています。その際、管理しやすく、場所を問わずつながるセルラー通信は、UX（ユーザー体験）の向上に役立ちます。

　従来、国をまたいだセルラー搭載IoTデバイスの設計・量産の場面では、回線契約管理やSIMの配送など、会社間でのやり取りが多数発生していました。この度のJENESIS様とソラコムの連携強化は、IoTデバイスと回線管理に関するお客様の作業を軽減し、よりスピーディにプロトタイプ開発から量産まで進めることを可能にします。

　この度の連携強化が、これからのビジネスや生活をより良く変えるIoTデバイスやサービスの創出につながると確信しています。

＜JNSホールディングス株式会社　代表取締役副社長（兼：JENESIS代表取締役社長、兼：創世訊聯科技(深圳)有限公司董事總經理、兼：創紀精密科技（深圳）有限公司董事總經理）　藤岡淳一からのコメント＞

　ここ数年、多くのクライアント向けのデバイスに、ソラコム様のIoT eSIMを数十万台規模で実装して世の中に出荷をしてまいりました。今回の取り組みで、クライアントはフィジカルにSIMやeSIMを個別に調達する事なく、弊社とソラコム様のワンストップサービスで、シームレスにデバイスの開発、製造、回線の開通まで一気通貫での提供が可能になります。これは今後予想される様々なDX化におけるプロトタイピングや小ロット量産、またスタートアップ向けのスモールスタートビジネスに大きく貢献し支援していけるものと確信しております。

　今後もソラコム様と共に、IoTでつなぐを簡単にし、IoTテクノロジーの民主化を目指してまいります。

＜JNSホールディングスについて＞

【商　号】JNSホールディングス株式会社

【本　社】東京都千代田区神田須田町1-23-1　住友不動産神田ビル2号館

【上場市場】東京証券取引所　市場第一部　（証券コード：3627）

【設　立】2004年4月

【代表者】池田　昌史

【U R L】https://www.jns.inc

【グループ事業内容】

◆DXソリューション事業

ハード・ソフト・コンテンツによるトータルソリューションで社会におけるあらゆるDX化を支援

◆X-Techサービス事業