アジア・アライアンス・ホールディングス、羊子林氏の会長就任並...

アジア・アライアンス・ホールディングス、 羊子林氏の会長就任並びに木内昭胤氏ら4名の取締役就任に関するお知らせ

~第三者割当による新株式・新株予約権を発行~

 アジア・アライアンス・ホールディングス株式会社(英文表記:Asia Alliance Holdings Co., Ltd.、東証:9318、以下 当社)は、この度、平成24年2月17日開催予定の臨時株主総会にて株主の皆様のご承認をいただくことを条件に、第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を行うと同時に、新任取締役4名を迎え入れ、かつ新たに代表取締役を選任することとなりました。

 当社はかねてから、今後も高い成長が見込まれる中国を重点市場として位置づけ、中国市場における新たなネットワークの構築や投資案件の発掘が、当社の成長拡大を実現する上で重要であると考えておりました。そうした状況を踏まえ、

(1) 投資事業やアジアにおけるビジネスに優れた実績とノウハウを有する香港地場最大手投資銀行であり当社筆頭株主のサンフンカイグループに所属する“Itso Limited”、
(2) 香港メインボード上場投資会社COL Capital Limitedの完全子会社である“Victory Domain Limited”、
(3) 日本の多くの大手企業、優良企業、機関投資家を顧客に持ち、それらをサンフンカイグループやCOL Capital Limitedの中国におけるビジネスベースと有効にマッチングさせる能力を有するのぞみ株式会社が運営する“のぞみ1号投資事業有限責任組合”、

の3社に、第三者割当により新株式を引き受けていただくことを決定しました。
 総会でのご承認が実現しますと、(3)の“のぞみ1号”が22.87%、(1)のサンフンカイグループが18.65%の株式を所有する当社の主要株主となります。

 また、“のぞみ1号”の指名により、中国の大手商業銀行や輸出入銀行等で要職を歴任した羊子林氏を会長にいただき、中国における投資案件発掘などの面で当社再生の一役を担うとともに、外務省で田中 角栄総理大臣の首相秘書官として日中国交正常化に尽力し、アジア局長及び各国の大使を歴任した木内 昭胤氏や、大手証券会社にて高度なエクイティビジネスを手掛けた船戸 義徳氏ら4名が新たに取締役に就任し、当社の経営に参画することになりました。船戸 義徳氏は代表取締役に就任する予定です。現任5名の取締役は引き続き当社経営に当たります。

 会長就任予定の羊子林氏及び取締役就任予定の木内 昭胤氏、船戸 義徳氏、チャー チェンロン氏、高山 直樹氏の略歴は下記の通りです。
 羊子林氏は、中国銀行(BANK OF CHINA)副代表取締役、中国工商銀行副頭取、中国輸出入銀行代表取締役兼頭取、及び渤海銀行代表取締役兼頭取等を歴任いたしました。中国銀行では10年以上にわたって東京オフィスや東京支店で勤務した経験をもちます。2011年8月に当社顧問に就任し、現在に至っております。
 木内 昭胤氏は、外務省において、田中 角栄総理大臣の首相秘書官として日中国交正常化に尽力し、また、アジア局長、マレーシア大使、タイ大使、フランス大使を歴任いたしました。外務省退官後は、大手金融機関やファンド、その他の会社顧問、役員を歴任いたしました。
 船戸 義徳氏は、野村證券株式会社のエクイティ部門で様々な業務を経験し、メリルリンチ日本証券株式会社投資銀行部門のマネージング・ディレクターとしてエクイティソリューショングループのヘッドを務めました。主に自己資本を活用したエクイティビジネス全般を扱い、資本政策全般及びエクイティ投資全般、優先株投資、Pre-IPO投資、M&Aファイナンス、合併、買収、共同事業などにおいて豊富な経験と幅広いネットワークを有しています。
 チャー チェンロン氏は、日本とアジアにおけるビジネスや投資経験を有しており、日本語・中国語・英語を含む6ヶ国語が堪能です。株式会社野村総合研究所においてIT企業とのアライアンス・パートナーシップを構築し、また、YRP事業開発研究所において日本と海外の無線技術移転及び事業開発を担当しました。その後、アントキャピタル社において、日本とアジアのベンチャー投資及び事業支援を担当しました。
 高山 直樹氏は、ゴールドマン・サックス証券株式会社の金融商品開発本部で金利、為替、クレジットデリバティブの商品開発を行いました。その後、メリルリンチ日本証券株式会社投資銀行部門において、ファイナンス、資本提携を含むM&Aアドバイザリー業務に従事し、製造業、航空業、消費財関連業等の大型案件・クロスボーダー案件を担当しました。メリルリンチ日本証券を退職後、資産管理コンサルティング会社を経て、2010年10月に当社に入社し、現在に至っております。

 当社は今後、今回の新株式割当予定先3社が持つ経営資源を有効に取り込み、中国企業へのPre-IPO投資、日本企業による中国進出のサポートと共同投資、中国企業による日本での投資案件の仲介等に取り組み、一日も早い実績と黒字化の実現に向けて邁進する所存です。


(ご参考)株式割当予定先3社の概要

1.Itso Limited(割当数量:25,000,000株)
(1)商号   :Itso Limited
(2)代表者  :Director Douglas CHEN Wai Huen
        Director Peter Anthony CURRY
        Director Joseph TONG Tang
(3)本店所在地:42/F., The Lee Gardens, 33 Hysan Avenue, Causeway Bay, Hong Kong
(4)設立年月日:1978年8月18日
(5)事業内容 :株式投資業
(6)資本金  :HK$2

2.Victory Domain Limited(割当数量:15,000,000株)
(1)商号   :Victory Domain Limited
(2)代表者  :Chairman Chong Sok Un
(3)本店所在地:47/F., China Online Centre, 333 Lockhart Road, Wanchai, Hong Kong
(4)設立年月日:2011年9月12日
(5)事業内容 :投資業
(6)資本金  :US$1

3.のぞみ1号投資事業有限責任組合(割当数量:40,000,000株)
(1)名称     :のぞみ1号投資事業有限責任組合
(2)業務執行組合員:のぞみ株式会社(代表取締役 船戸 義徳)
(3)所在地    :東京都江戸川区東小岩一丁目24番15号
(4)組成日    :2011年9月30日
(5)事業内容   :普通株式、新株予約権、新株予約権付社債等を取得し、これらを保有して、その投下資本を回収すること
(6)出資金    :500百万円

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