日本児童養護施設財団が主催する 第2回 日本子ども未来展をオンラインにて開催!
第2回となる日本児童養護施設財団が開催する日本子ども未来展です。 今回はクリスマスをテーマとして、子どもたちの絵を展示しています。
全国児童養護施設総合寄付サイトを運営する一般財団法人 日本児童養護施設財団は、今回が第2回目となる絵画展「日本子ども未来展」を実施します。
日本子ども未来展は、児童養護施設の子ども達の豊かな成長を願うと共に子ども達が描く絵画を通して、日々の生活だけでなく、子ども達がそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施するものです。
■第2回日本子ども未来展URL
https://leavehome.org/onlinegallery/og02/
■公募内容について
対象施設 :児童養護施設 607施設(全国)
対象年齢 :幼児から高校生まで
募集期間 :令和2年10月1日~令和2年10月20日まで
絵の種類 :水彩、油絵、クレヨン、デッサンの別は問いません。
用紙サイズ:A4用紙(210mm×297mm)
絵のテーマ:クリスマス
■子ども未来展 第二回記念作品について
イラストレーター・漫画家 カナヘイ様より
第2回日本子ども未来展 特別作品として、テーマ:子ども達が笑顔になれるクリスマスのイラストを寄贈していただきました。当展示ページにて掲載させていただいております。
■財団を立ち上げた経緯
近年、児童養護施設では児童を取り巻く社会環境が急激に変化を遂げてきております。 実子に対し殴る蹴るなどの暴力的虐待、言葉で心に苦痛を与える精神的虐待、性的虐待、ネグレクトなど、社会的養護を余儀なくされるケースが年々増えております。その中でも運良く一時保護され児童養護施設に入所できた児童は、世間一般的な生活基準に戻すまでに長い時間を要するのです。現場職員は我が子のように教育、養護します。ですが入所期間が法で定められており、一緒に生活できるのが18歳(高校卒業)までとなります。
18歳を迎えると、施設を退所しなくてはなりません。まだ若い児童が、社会と向き合い、短期間で自ら進路選択をしなくてはなりません。支える職員の労力も並大抵なものではないのが現状です。
施設を巣立つ自我の形成が不十分な児童に、現実社会は容赦なく押し寄せます。児童自信も社会を受け入れられず挫折してしまう子が後を立たないのです。
職員の多くは、児童が持つ「夢」や「目標」を時と場合によっては諦めさせなければならない現状があります。身寄りがない児童には、社会に出た時に、絶対に失敗をさせないよう年密にプランニングして退所の日を迎えます。私達(現場職員、元現場職員)はそこに難色を示し、「子ども達に夢を見させてあげたい。」、「失敗してもやり直せる環境を創りたい」と決意し、一般財団法人を設立しました。
私たちの活動を通して、子どもたちが明るい未来を描けるよう尽力してまいります。
■一般財団法人 日本児童養護施設財団 概要
名称 : 一般財団法人 日本児童養護施設財団
理事長: 江原 均
設立 : 2008年12月1日(有志団体設立)
所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山3-4-2 2F
- カテゴリ:
- イベント
- ジャンル:
- アート・デザイン その他ライフスタイル 福祉
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