世界の自動車業界を支えてきたスペインの技術が日本に!兵庫・西...

世界の自動車業界を支えてきたスペインの技術が日本に! 兵庫・西部商工と歯車加工向けの潤滑剤ろ過設備メーカーの Kenfiltが販売代理店契約を締結、日本での展開開始

西部商工株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役:藤田 修嗣)は、スペイン バルセロナにある旋盤加工用の潤滑剤ろ過設備を製造する「KENFILT(ケンフィルト)」と2020年11月11日に販売代理店契約を締結しました。そして、同社における歯車加工時の切削、熱処理後の研削工程時に使用される潤滑剤のろ過設備を日本市場向けに販売開始することをお知らせいたします。


KENFILT製ろ過装置


【高水準な純度の潤滑油を維持し歯車加工を可能に】

歯車加工時の切削及び熱処理後の研削作業の際に、歯車の形状を整え、図面通りに誤差なく仕上げるためには、潤滑剤の純度が重要な要素となってきます。潤滑剤を繰り返し使用すると、歯車加工時の切子や砥石の削り子などが不純物となって混ざり、作業時に摩擦を起こし切削時の温度上昇にもつながります。潤滑剤の温度上昇は、潤滑剤の酸化を進行させ劣化を早めるなどの悪影響を及ぼし、潤滑剤の交換周期にも影響する重要な課題です。


ケンフィルトの潤滑剤ろ過設備は、歯車の切削、研削作業時の潤滑剤を磁気によるろ過とフィルタによるろ過の2段階ろ過により、潤滑剤の純度を高水準で維持しながら歯車加工を行うことができます。


さらにこの設備では、不純物として取り去ったスラッジをフィルタから潤滑剤の圧流による自動排出を行い、排出されたスラッジを処分しやすいように乾燥する機能も付帯機器として付属されています。


歯車を高品質で量産するためには、大量の潤滑剤も高純度で生産ラインに供給しつづける必要があります。

高純度で潤滑剤を供給するために、不純物の乾燥廃棄も含めた効率的なシステムを提供します。



【西部商工株式会社概要】

社名     :西部商工株式会社

設立     :1972年

代表取締役社長:藤田 修嗣

本社     :〒650-0031 兵庫県神戸市中央区東町116-702

西部商工株式会社は歯車業界を中心とした機械商社です。日本と世界の架け橋にとなるべく、国内外多数のメーカーと取引があり、40年以上の実績があります。取引実績は米国、イタリア、イギリス、中国、カナダ、メキシコ、ドイツ、スペイン、ベトナム、マレーシア、台湾、インドなど40か国以上あります。当社は工作機械から現場向けIoT機器,ツーリング,切削工具,クランピングシステム,測定用具のようなツールまでワンストップで対応致します。


【ケンフィルト概要】

社名     :KENFILT S.L.

設立     :1964年

代表取締役社長:Jaume Lleal

本社     :Moli, s/n -N9 08107 - Martorelles - Barcelona - Spain

ケンフィルトは、スペインのバルセロナのろ過システム製造メーカーです。金属加工業界で使用される潤滑剤、冷却液用のろ過システムを製造しています。55年以上にわたり、金属加工業界のあらゆる工程向けのフィルタ設計および製造を行っています。海外でフォード・モーター・カンパニー(Ford Motor Company)、メルセデス-ベンツ(Mercedes-Benz)、ポルシェ(Porsche A.G.)、フォルクスワーゲン(Volkswagen AG)、ロバート・ボッシュ(Robert Bosch GmbH)、ライスハウァー(Reishauer)、サンドビック(Sandvik AB)など実績としてあります。

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