ベトナムでの水泳普及を目指して。水泳の楽しさを知ってもらうために代表自ら大会に挑戦し入賞　競技経験を活かしセミナーを開催

企業動向

2020年11月10日 17:00

神奈川県川崎市でサギヌマスイミングクラブを運営する株式会社エスアンドエフ(所在地：神奈川県川崎市、代表取締役社長：小倉謙)の子会社であり、Fuji Swimming Clubとしてベトナムの水泳普及を目指すSANDF VIETNAM CO., LTD.(所在地：ベトナム・ハノイ、代表取締役社長：鮎澤貴孝)が水泳の楽しさを知ってもらうため、水泳に繋がるスポーツとしてトライアスロンのセミナー「トライアスロンの魅力と練習方法」をベトナム・ホーチミン市で開催しました。

ベトナム・ホーチミンでセミナーを開催

■水泳への興味とその先の目標

ベトナムは「自分の身を守るための水泳」という意識は高いですが、競技・スポーツ・健康として水泳を楽しむ意識は高くありません。

水泳を普及させるためには、多くの人に「水泳の楽しさ」を知ってもらい、興味を持ってもらう必要があります。

しかし、水泳大会や水泳だけのイベントというのは非常に少なく、スポーツとしての水泳を楽しむ機会が限られているのが現状です。

ベトナムではランニングやマラソンをおこなっている人が多いので、競技にランニングが入っているトライアスロンに興味を持っている人は少なくありません。

水泳を習うことだけではなく、その延長上にある楽しさを知ってもらうことも、水泳普及につながると考えてセミナーを開催しました。

セミナー当日は、すでにトライアスロンに挑戦している人から、挑戦してみたいという人まで、24名が参加しました。今後は、同セミナーをハノイ、ダナンでも開催する予定です。

■楽しんで挑戦している姿を見てもらいたい

「楽しさを知ってもらい、興味を持ってもらうためには、実際に見てもらったり、一緒に参加することが一番だと思いましたが、ベトナムでは大人が出場できる水泳大会はほとんどありませんでした。しかし、トライアスロンの大会があることを知りました。微力かもしれませんが、まずは自分の周りにいる人たちの刺激になればと思い、出場を決めました。」とセミナーを開催した鮎澤は語ります。

■10月ハロン湾で開催されたトライアスロンの大会で3位入賞

鮎澤は2020年10月にベトナム・ハロン湾で開催されたSunset Bay Triathlonに出場しました。「1人でも多くの人の刺激になるには、まずはベトナム人に自分を知ってもらわなければいけない。そのためには入賞しなければ！」という気持ちを支えに、体力的にきつい場面も乗り越え3位に入りました。

■Fuji Swimming Clubについて

Fuji Swimming Clubは2019年8月にベトナムでの水泳普及を目的に設立しました。

「自分の身を守る水泳技術の習得」はもちろん、「生涯スポーツとしての水泳」を目標としています。

Fuji Swimming Clubが導入している日本式スイミングプログラムでは、15段階のクラス分けで目標を明確化し、1つずつステップアップしながら水泳技術の習得を目指します。クラスをステップアップするときは進級テストを実施し、生徒たちのチャレンジする気持ちや自信も育てています。

また、水泳技術の習得だけではなく、「挨拶」や「ルールを守る」などの『教育』としての観念も大切にしています。

■会社概要

商号　　：株式会社エスアンドエフ

所在地　：〒216-0014　神奈川県川崎市宮前区鷺沼1-11-17 STR73ビル4F

代表者　：代表取締役社長　小倉謙

設立　　：1972年11月