フォームレス帳票サービス「雷神レポート」を11月11日に提供開始

とりあえず見たいデータは、こだわらない、それなりの、AI(？)帳票におまかせ！

2020.11.09 10:00

株式会社アイ・コン(本社：岡山県倉敷市、代表取締役：石原康司、以下当社)は、フォームレス帳票サービス「雷神レポート」について、2020年11月11日からサービスの提供を開始いたします。

雷神レポート　ロゴ

「雷神レポート」

【提供の背景】

ビッグデータ活用時代に突入し、企業が保有するデータの利活用はますます活発化しています。取得したデータを帳票化して見やすい形にするには、帳票ツールやプログラミングを使って帳票化する以外では、Excelなど表計算ソフトを用いて手作業で加工する方法が一般的です。しかし、とりあえず見たいデータであってもそれなりの書式で印刷するためには、担当者が工数や時間を費やして罫線や幅調整、改ページの調整といった加工を行っているのが実情です。また、クラウド化が進む今日、ブラウザで確認している情報を印刷したいと思っても、データが泣き別れる、不要な情報が重なってしまうなど、印刷に苦労するケースも少なくありません。

今回、当社では、帳票開発ツール「風神レポート」を通じて蓄積されたノウハウをもとに、帳票のレイアウト定義を作成することなく、データの利活用で取得したCSVデータをそれなりの書式に帳票化するサービスを開始いたします。

【「雷神レポート」のサービス概要】

＜特長＞

「帳票」といえば帳票のフォーム(レイアウト定義、帳票の書式)を作成するのが一般的です。取引先とのやり取りに使われる伝票や請求書などの証憑書類や基幹業務で使用される帳票は、決められた書式で出力する必要があるためフォームの作成は必須です。一方、現場の担当者がデータを情報化するために作る帳票では、決められた書式はなく、それなりにデータが確認できれば良いはずですが、「一応納得する状態」に整えるために罫線や幅の調整、改ページの調整作業が発生しており、結果的に帳票のレイアウト作成を行っています。

このたび提供する雷神レポートは、「帳票にはフォームが必要」という概念を取っ払い、「フォームレス」で帳票を出力します。雷神レポートのターゲットは、証憑書類や基幹業務で使用される「こだわり帳票」ではなく、現場の担当者がデータを情報化するために作る「とりあえず帳票」です。雷神レポートでは、受け取ったCSVデータから最適なレイアウトを判断し、1枚の紙に最もデータが収まる形で帳票を作成します。つまり、レイアウトは雷神におまかせすることになります。事前にデータに合わせたレイアウト定義を用意する必要はなく、表計算ソフトのように後で調整を行う必要もありません。今まで「一応納得する状態」まで調整していた作業から解放されます。また、これにより、約7割の帳票のフォーム作成が削減できると考えております。

【特許出願中】

本製品は、第一弾としてサイボウズ社が提供する「kintone」と連携し、kintone向けのプラグインを提供いたします。それに関連して11月11日(水)から3日間開催される「Cybozu Days 2020 東京」に出展します。

【雷神レポート　概要】

＜価格(税別)＞

利用料　　　：14,000円／1か月2,000回まで

利用料ライト：5,000円／1か月500回まで

初期登録料　：100,000円

＜詳細・申込＞

https://www.icon-co.jp/raising/

【エンドースメント】

この度の、株式会社アイ・コンによるフォームレス帳票サービス「雷神レポート」の提供開始を心より歓迎いたします。

弊社が提供する「kintone」は、誰でも簡単に業務アプリケーションを作成できるプラットフォームであり、様々なデータをクラウド上に蓄積できます。