晩秋に輝く花の宝石「ダイヤモンドリリー」展 【加茂荘花鳥園・静岡県掛川市】

    加茂荘花鳥園で、「第34回ダイヤモンドリリー展」が10月末より開催されます。庄屋屋敷で怪しくも美しく輝くダイヤモンドリリーをお楽しみください。

    サービス
    2020年10月25日 15:00
    ダイヤモンドリリー Nerine sarniensis
    ダイヤモンドリリー Nerine sarniensis

    ダイヤモンドリリーは、ヒガンバナの仲間で南アフリカ原産の球根植物です。 
    学名はネリネ(Nerine sarniensis)といいますが、花弁が光に当たるとキラキラ輝くことから、一般的に「ダイヤモンドリリー」と呼ばれ、近年は切り花や鉢植えなどで人気が高まっています。

    加茂荘で誕生したオリジナル品種

    加茂荘花鳥園では、このダイヤモンドリリーを1986年に導入して以来品種改良を重ね、少しずつ花のグレードが上がるよう努めてきました。
    現在は、手まりのように高密度で、一般的なものよりもはるかに大きなダイヤモンドリリーをはじめ、色・かたち様々なオリジナル品種が公開されており、そのほぼすべてが当園で種から育てられたオリジナルのものです。ダイヤモンドリリーは、入れ替えをしながら全部で約1万株ほどが展示される予定です。

    園内2か所で違った楽しみ方ができるダイヤモンドリリー

    同園では、ダイヤモンドリリーを2か所で展示しており、それぞれの場所で違った楽しみ方ができます。
    受付から直結している展示温室では、一番多い時で3,000株ほどが展示され、ガラス張りの天井から明るい陽の光が差し込むと、花弁がキラキラと輝く様子がご覧になれます。
    一方、外の花菖蒲園の東側に位置する築250年の庄屋屋敷では、土間や農機具小屋に置かれた古道具など使ってダイヤモンドリリー展示。和と洋が融合した美しいアレンジメントを見ることができます。

    農機具小屋のダイヤモンドリリー
    農機具小屋のダイヤモンドリリー

    球根植物で育てやすいといわれるダイヤモンドリリーですが、実生苗だと開花までに早くても4~5年かかります。 加茂荘花鳥園では育種で種から育てているため、長年の試行錯誤の末に、今年ようやく咲くものもあります。

    ダイヤモンドリリーの見ごろ

    同園のダイヤモンドリリーの見ごろは例年11月上旬~中旬。花の生育状態で前後する場合がありますので、詳しくはHPまたはSNSをご確認いただくか、加茂荘花鳥園までお問い合わせください。

    長屋門
    長屋門
    奥座敷から土間に向かう
    奥座敷から土間に向かう

    加茂荘花鳥園
    〒436-0105 静岡県掛川市原里110
    電話番号:0537-26-1211
    HP:http://kamoltd.co.jp/

    営業時間:10:00〜16:00(季節により変動)
    定休日: 木曜(花菖蒲開花時期は無休)
    入園料: 大人1,000円 シニア800円 小学生以下無料
    駐車場:約200台無料 大型バス駐車可
    アクセス: 新東名高速 森掛川I.Cから 約5分(3km) 掛川ICから約20分、天竜浜名湖鉄道「原田駅」より徒歩20分

    すべての画像

    ダイヤモンドリリー Nerine sarniensis
    BQ697A7rmFFlswLrj5wO.jpg?w=940&h=940
    農機具小屋のダイヤモンドリリー
    eigL74QtlCFEau9p4agD.jpg?w=940&h=940
    長屋門
    奥座敷から土間に向かう
    hNbx5DrQlKqkTcscWBpA.png?w=940&h=940
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    Loading...