兵庫県豊岡市出石町のまちづくり会社と地元企業が共同で商品開発...

兵庫県豊岡市出石町のまちづくり会社と地元企業が共同で商品開発  個人向け・高級志向のお土産蕎麦でライフスタイルの変化に対応

地元自治体や町民の出資により設立され、観光事業および商業活性化を担う、観光まちづくり会社である株式会社出石まちづくり公社は、このたび出石皿そば店と共同で「個と鮮度」をテーマに据えた、新しいお土産蕎麦を開発に着手、第一弾として「生すだち蕎麦」を販売開始ました。新型コロナウイルスの流行によって変化したおみやげスタイルの変化に対応した商品開発によって、繁忙期の4・5月に休業を余儀なくされた地元産業の一助になればと考えております。

なお、今後も継続的に地元企業と共同で新商品開発を進め、地域の活性化にもつなげていきます。


すだち蕎麦(1)


■新型コロナウイルスの出石町における影響

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、出石そば店を始めとする出石町内の観光関連業は繁忙期である4~5月にかけて休業を余儀なくされ、大きな打撃を受けました。営業自粛解除後も、バスツアーなどの団体客は激減し、個人や家族旅行が増えています。



■本商品開発の取り組みの経緯

新型コロナウイルスの流行により、旅のスタイルは「集団から個」に向かう傾向が加速されました。お土産についても、大量に購入して職場や友人に配るというスタイルから、少し高級な物を自分や家族のために買う変化。箱ものよりも、鮮度や地元食材の使用、デザイン性といったローカル色や優れた品質が求められる傾向が顕著になってきています。

そこで、「個と鮮度」にこだわりを持った商品を地元の方と共同で開発し、消費者志向の変化に対応。コロナ禍におけるお土産の新しいスタイルを提案することで、出石町観光の復興に一石を投じられればと考えております。



■本商品開発の特色、オリジナリティー

<地元・観光まちづくり会社と皿そば店が共同で商品開発>

出石まちづくり公社のお土産物販売・開発部門である「いずし観光センター」と、地元の老舗出石皿そば店である「正覚田中屋」が共同で商品を開発。第一弾として7~10月限定の「生すだち蕎麦」を販売しました。賞味期限が製造から4日間という短さながら特製出汁と生蕎麦を使用したお店により近い味を楽しめる、高級志向のお土産蕎麦です。従来のおみやげ蕎麦は1箱2~6人分が主流でしたが、本商品は1人前から販売しております。



■今後の展開

<地元企業と共同で季節限定商品を開発>

今回の「生すだち蕎麦」の販売を皮切りに、今後も季節に応じた限定商品を開発します。第2弾として秋限定の「とろろ蕎麦」、第3弾として冬限定の「ゆず蕎麦」を販売予定。「個と鮮度」を軸に据えた新しいおみやげスタイルを確立することで、個人旅行客へアプローチし出石ファンの獲得へつなげていきます。



■生すだち蕎麦 販売概要

販売場所:いずし観光センター

販売価格:773円 ※税別。保冷剤付き850円

商品概要:生蕎麦と特製出汁を用いた季節限定の蕎麦



■兵庫県豊岡市出石町について

立地   :但馬地方(兵庫県北東部)最大都市である豊岡市の1地区。

アクセス :豊岡駅から、全但バスにて約30分、「出石」停留所にて下車

人口   :3,388世帯 9,996人 ※2015年

出石町概要:1604年に小出吉英により出石城が建築された時から、

      約400年以上続く城下町です。明治時代の火災で城下町は

      焼失したものの、町割の多くが当時のまま残り、

      街並みは「伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

      名物となっている「そば」は、1706年に信州から国替えとなった

      仙谷氏に伴ってきたそば職人によって伝わったと言われています。

      その後、出石焼が始まり、白磁の小皿に盛る様式で

      「出石皿そば」として広まりました。

      現在も40軒を超える蕎麦店が、小さな城下町に引きめき、

      賑わっています。



■いずし観光センターについて

所在地 :兵庫県豊岡市出石町内町104-7

休業日 :年中無休

営業時間:9:00~17:30

TEL   :0796-52-6045

FAX   :0796-52-5900



■株式会社出石まちづくり公社 概要

組織 :第3セクターの特定会社

事業 :出石町の商業活性化および観光事業

所在地:兵庫県豊岡市出石町内町104-7

TEL  :0796-52-6045

FAX  :0796-52-5900

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