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【大手消費者金融5社の利用者200人に調査】申し込み審査が30分で終わった人は全体の25.5%

お金の情報メディア「お金の研究所」がアンケート調査を実施

「お金の研究所」( https://euij-kansai.jp/labo/ )を運営する株式会社ジャストイットは、大手消費者金融5社の利用者200人を対象に、カードローン審査にかかった時間についてアンケート調査を実施しました。
大手消費者金融は「最短30分」と謳っているけれど、本当に30分で審査が終わるのか調査してみました。

調査の結果、「最短30分」で審査が終わった人は、全体の25.5%という結果となりました。

アンケートの調査内容

・消費者金融の審査にかかった時間
・消費者金融に申し込みをした時間
・消費者金融への申込方法
・審査通過の可否
・審査時間が短くなった理由
・審査時間が長くなった要因
・審査時間を短くするために行ったこと

調査回答者の属性(n=200)

・性別:男性53.0%/女性47.0%
・年齢:20代10.0%/30代15.0%/40代20.0%/50代25.0%/60代30.0%
・職業:会社員59.0%/公務員3.5%/自営業5.0%/派遣社員8.0%/専業主婦(夫)3.5%/学生5.0%/パート・アルバイト14.0%/その他1.5%

調査結果のポイント

・審査時間が30分で終わった人は全体の25.5%
・1時間以内に審査を終わらせた人は9時~12時に申し込みをした人が多い
・自動契約機で申し込みをした人のうち47.5%は審査時間30分で終わっている
・申し込み内容で審査落ちが決まった人は審査時間が30分で終わる
・審査時間が長い人は「不安定な職業」「他社借入がある」という特徴がある
・審査時間を短くするためには「収入と希望額のバランス」「事前準備」が大切
▼本調査の詳細は、お金の研究所「カードローンの審査時間はどれくらい?大手消費者金融の利用者200人にアンケート調査」にて公開しております。

審査時間が30分で終わった人は全体の25.5%

審査にかかった時間のグラフ
アンケート調査の結果、審査にかかった時間で最も多かったのは、「1時間」34.5%でした。
また各消費者金融が打ち出している「最短30分」で審査が終わった人は、25.5%という結果となりました。
全体の60%が1時間以内に審査が終わっていることから、一般的な審査時間は1時間程だといえます。

ちなみに審査時間が30分で終わったと答えた人は、プロミスが最も多かったです。
消費者金融ごとの審査にかかった時間の表

1時間以内に審査を終わらせた人は9時~12時に申し込みをした人が多い

申し込み時間のグラフ(審査時間30分の人)
申し込み時間のグラフ(審査時間1時間の人)
申し込みをした時間も、審査にかかる時間に影響すると考えられることから、今回のアンケート調査では申し込みをした時間についても伺いました。

そして1時間以内に審査を終わらせた人の多くは、9時~12時の午前中に申し込みをしていることがわかりました。

一方夕方の6時以降に申し込みをした場合、審査の回答が翌日以降になる人が増えることもわかっています。
申し込み時間のグラフ(翌日以降の人)
審査は夜の9時から10時まで行っているところもありますが、夕方以降は申し込みが混み合う時間帯ですから、場合によっては当日に審査結果を得られない可能性もあるようです。

また審査の過程で必ず行われる勤め先への在籍確認も、勤め先の営業時間が終了してしまうと確認できない可能性があるため、お急ぎの場合は朝9時から夕方6時までに申し込むとよいでしょう。

自動契約機で申し込みをした人のうち47.5%は審査時間30分で終わっている

申込方法別の審査時間のグラフ
カードローンの申し込み方法は主に、スマホやパソコンからのWeb申し込み、電話、自動契約機、店頭窓口(有人)の4つあります。

Web申し込み、電話、店頭窓口の3つ方法で申し込みをした人は審査時間が1時間である人が最も多かったです。

ただひとつ、自動契約機から申し込みをした人は、30分で完了した人が47.5%と最も多い結果となりました。

自動契約機で申し込みをすると、審査が終わるまでその場を移動できないため、消費者金融側もできるだけ早く審査が終わるように配慮しているのだと考えられます。

またオペレーターと直接やりとりができるため、契約手続きもスムーズに済ませられるようです。

申込内容で審査落ちが決まった人は審査時間が30分で終わる

審査に通過した人の審査時間のグラフ
審査に落ちた人の審査時間のグラフ
審査に通った人と通らなかった人に分けて、審査にかかった時間を調査したところ、審査に通った人の審査時間は「1時間」が37.8%で最も多く、審査に落ちた人の審査時間は「30分」が44.4%で最も多いことがわかりました。

申込内容から融資が不可能であると判断されると、在籍確認の必要もないため、30分で審査が完了することが多いようです。

審査に落ちた人を対象に、審査時間が短かった要因として考えられることを伺ったところ、他社での借入があったり、支払い遅れの借金があったという意見が見られました。

審査時間が長い人は「不安定な職業」「他社借入がある」という特徴がある

審査時間が長いと感じた人を対象に、審査が長くなった要因について調査したところ、不安定な職業の人や、他社でも借入をしている人が多く見られました。

以下は、アンケート回答の一部です。
フリーランスであった為、収入源が複数の会社からあり、いくつかの収入証明をしなければならなかったので、Web完結ができなかった。プロミスの方から電話が何度かかかってきたので、宣伝している以上に時間がかかった。(20代 自営業)
他社にも借入があったため、過去の支払歴などを調べるため時間がかかったと思われる。(30代 会社員)
パートなのに他社でのローンがあったので、長くなったのではないかと考えられる。(30代 パート・アルバイト)
フリーランスの方はいくら多くの収入があっても、毎月の収入が安定していないため、審査が慎重に行われるようです。

また他社で借入がある人は、他社の返済状況を確認する必要があるため、どうしても審査時間が長くなると考えられます。

審査時間を短くするためには「収入と希望額のバランス」「事前準備」が大切

審査に通過した人の中で、審査時間が30分で完了した人に、審査時間が短く済んだ理由についてたずねたところ、多くの人から「借入希望額が少なかった」という回答が得られました。

以下は、アンケート回答の一部です。
他社からの借り入れが一切なく年収の割には借り入れ希望額が少なかったので、審査時間が短くてすんだのだと思う。(40代 パート・アルバイト)
他社からの借り入れがあったが、年収との関係で借り入れ可能額(借り入れの審査が通ると見込まれる額)として提示された額までに抑えて申請したため、早く審査をしていただけたと考えらえる(30代 会社員)
さらに今回のアンケート調査では、審査時間を短くするために実践した工夫についても伺いました。

その結果、申し込みをする前に必要書類の準備をしたり、審査が早く終わる方法を確認しておくなど、事前準備をしたという意見が多く見られました。
ネットの公式ホームページや口コミサイトを確認して、必要な提出素材を準備した。実際にカードを受けとるため、ATMがどこにあるかも調べておいた。(20代 会社員)
すぐにお金を借りたいなら、急いで申し込みをするのではなく、申し込みの流れや必要なものを確認し、事前準備を行ってから申し込む方がスムーズに借りられるかもしれません。

▼アンケートの詳細は「お金の研究所」公式サイトをご覧ください。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:アコム、アイフル、プロミス、レイクALSA、SMBCモビットの利用者各40人(合計200人)
調査期間:2020年8月20日(木)~2020年9月18日(日) 

「お金の研究所」とは

お金の研究所は、お金に関する悩みを解決するために、わかりやすくて正確な情報発信をするお金のWebメディアです。
https://euij-kansai.jp/labo/

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