丸中株式会社

冷却効果は約6時間！過酷な夏の屋外作業から命を守る、新しい熱中症対策グッズ「DANSHUT(ダンシャット)」を 8月1日に販売開始

商品

2020年7月29日 10:00

繊維製品の製造と卸を行う丸中株式会社(所在地：群馬県桐生市、代表取締役：篠田一)は、ウェットスーツ・ドライスーツを専門とする製造・販売メーカーのヘルメット潜水株式会社(所在地：大分県国東市、代表取締役社長：伊賀正男)と、真夏の野外活動に最適なネックカバー「DANSHUT(ダンシャット)」を開発し、2020年8月1日(土)に販売を開始いたしました。

トップ3点

「DANSHUT(ダンシャット)」は、酷暑の中、野外で働く建設作業員の方や、スポーツ観戦をする方の負担を軽くすることを目的に開発しました。

水道水を利用して何度でも使えるネッククーラーです。本体素材にウェットスーツ素材を使用することで、柔らかくサラッとした感覚で肌の馴染みも良好です。カバーには遮熱効果の高い生地を使用し、本体の冷却効果の持続化に貢献しています。工事現場やスポーツ観戦に最適な夏の新定番商品です。

1. ターゲット

夏場、野外で作業を行う建設業作業員、ガードマン等、夏場の野球観戦やアウトドアレジャー、ウォーキング等を楽しむ方

2. コンセプト　「価値」×「商品」

首元からじんわりと冷やせ、しかも6時間の冷却効果があるので、猛暑の中で野外活動を行う方にとって大変重宝します。また、繰り返し使えて、電気も使わずランニングコストも掛からないため経済的です。

3. 強み(WONDER)

・ウェットスーツ素材の持つ、高い遮熱性でじんわりと冷えるため、氷を直接肌に当てておこるような部分凍傷のリスクを防げます。同時にウェットスーツ素材は優しい肌触りと伸縮性を持つ素材ですので、首筋に優しくフィットします。

・カバー素材には、遮熱ポリエステル素材「シャダン」を採用しました。

遮熱効果で本体の温度上昇を抑え、UVカットで素肌にも安心な素材です。

太陽光に含まれる赤外線を反射し、紫外線をカットする芯鞘構造型コンジュゲート(＊1)遮熱ポリエステルフィラメント「イレイド」＜KBセーレン株式会社＞を使用しています。

“芯部”に赤外線反射セラミック(＊2)を配合し、“鞘部”に酸化チタン(＊3)を配合した糸です。

＊1 芯鞘構造型コンジュゲート

＊2 太陽熱遮蔽性を持った素材

可視光線～近赤外線域の反射長性は高い反射能を有している。

＊3 酸化チタンを使用した布帛は可視光線から紫外線に対する反射性が高く、多くの太陽光を反射する。

・首元のバックルには、ドイツのFIDLOCK(フィドロック)社製の磁気ロック・スライドバックルを採用しました。縦にスライドさせることにより、簡単かつ便利に開くことができます。

装着する時は、前後を合わせるだけでは自動的に行われます。片手でも簡単にすばやく脱着できます。従来のバックルのように、皮膚が挟まれることはありません。

・顔料プリントによる名入れにも対応していますので、社名などを入れることも可能です。

4. 商品の特長

(1)ウェットスーツ素材の持つ、遮熱性、伸縮性を活かした商品ですので、肌触りがよく、長時間(最大6時間)にわたり、じんわりと冷たさを保ちます。

(2)使用する前日に本商品に水を入れて冷凍庫で冷やして使い、使用後は水を抜いてそのまま洗えますので、使い勝手が良く、ランニングコストがかかりません。

(3)高機能カバーを使用することで、さらに遮熱効果がアップし、汗や汚れから保護できるので、さらにお手入れが楽になります。

5. この商品を開発した経緯

車を運転中、冬のある日にふと、暖房の効いた車内から工事現場の交通誘導員の姿を見て、この寒いなかで大変だろうなと思ったことが開発のきっかけです。

そこで早速、ネックウォーマーを販売しているヘルメット潜水株式会社へ問い合わせました。

この大分県のヘルメット潜水株式会社は、ウェットスーツ素材を使った湯たんぽブランド「CLO'Z(クロッツ)」を展開しこれまで約50万個の販売実績を上げており、今回の商品にも最適だと考えました。

屋外作業中でも使いやすくなるよう既存商品にカバーを取り付け、早速そのサンプルを知り合いの工事関係者に見せたところ、「これもいいけど、実は冬も辛いが夏の暑さはもっと辛い。命の危険度も高い。」と返ってきました。

ここで方向転換し、夏の熱中症対策向けに絞り込み、開発に着手。

丸中は、実際に使用する場面を想定し、より使いやすくなるよう、カバーに遮熱効果の高い素材と、首に巻く装着時に手元が見えなくなって装着しづらくなるのを防ぐ磁石入りの接続パーツなどを見つけ出し、カバーの完成にこぎ着きました。本体も首の周囲を包み込むように形状を改良し、首周りの冷却効果を高める工夫を行いました。販売に向けて、まずは工事関係者など屋外で作業をする方々を主に想定しました。

その他、工場で冷房が効きにくいエリアでの作業者や飲食店での焼き場作業者などビジネスユーザーを想定しています。

将来的には、ガーデニングなどの軽作業時やウォーキング、また、スポーツ観戦などの一般利用にも拡げていく予定です。

今夏は、約5千個の販売を目指しています。

【外気温37度における表面温度】