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ヨーズマー、南相馬市においてエリア放送サービス『南相馬チャンネル』を 提供開始

~被災地復興にエリアフルセグ(デジタルテレビ+ワンセグによる視聴)を 活用した日本初事例~

サービス
2011年7月19日 14:30
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株式会社ヨーズマー(本社:石川県金沢市、代表取締役:野口 高志)は福島県南相馬市および南相馬市と友好関係にある富山県南砺市より依頼を受けて、地上デジタル放送の応用技術を利用した南相馬市内向け放送サービス『南相馬チャンネル』を、総務省・東北総合通信局、北陸総合通信局、『南相馬チャンネル』協賛企業各社(となみ衛星通信テレビ、日立ビジネスソリューション、ミライト・ホールディングス)からの協力をいただき7月20日より開始します。

■事業目的
地上デジタル放送等に使用されているUHF帯の周波数においてほかの放送局との混信などが発生しない周波数(ホワイトスペース※)を活用し、震災等により避難所や仮設住宅で生活することを余儀なくされている市民を中心に、防災情報や地域情報をデジタルテレビや携帯電話等のワンセグ受像機に届け、市民への情報共有の確立について検証することを目的とした実験であり、実験期間は2011年7月15日より2012年7月14日までの1年間を予定しています。この実験により震災被災地の復興に役立てることが期待されています。
 (※ホワイトスペースとは、放送用などある目的のために割り当てられているが、時間的・地理的・技術的な条件によってほかの目的にも利用可能な周波数を指します。『南相馬チャンネル』はこのホワイトスペースを利用して南相馬市原町地区、鹿島地区において、放送サービスを提供します。)

■放送内容
『南相馬チャンネル』は地上デジタル放送と同じハイビジョン映像を用いたフルセグ放送及びワンセグ放送により、仮設住宅、避難所を中心とした地域社会のコミュニケーションを円滑化することを目指しており、市長からのメッセージ、市が実施する行事、学校行事、生活情報、復興状況などを取材し届けるとともに、市のお知らせ(広報や市のホームページに準ずる)や放射線のモニタリング情報等をデータ放送にて視聴者に届けます。

■本実験の特徴
この実験ではテレビ電波を用いて情報発信を行うため、放送エリア内の市民がデジタルテレビやワンセグ受信機などで情報を得ることが可能で、パソコンなどの特別な機器を必要としません。『南相馬チャンネル』は放送の特徴である映像、音声、文字(データ放送)などを利用することから、情報弱者にも的確に情報伝達することが期待されます。またデータ放送を利用して地域情報を配信することから各種地域情報の放送時間内常時取得がリモコン操作のみで可能となっています。

『南相馬チャンネル』は次期ステップにおいて、インターネット回線を利用することで、遠方に避難した市民に対して情報提供することを検討しており、第一段階として北陸総合通信局の協力を得て、北陸地域に避難している南相馬市民にも情報提供を行う予定です。

■会社概要
社名  :株式会社ヨーズマー(Yoozma Corporation)
設立日 :1999年7月8日
資本金 :5,000万円
代表者 :代表取締役 野口 高志
所在地 :石川本社:石川県金沢市南町2番1号 北國新聞会館14階
     東京支店:東京都中央区新川2丁目9番1号 山口シネマ新川ビル1階
     富山支店:富山県南砺市福光7336-4 3階
従業員数:34名(2011年7月1日現在)

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