~医工計測技術の開発を目指す研究への助成事業~技術開発研究助...

~医工計測技術の開発を目指す研究への助成事業~ 技術開発研究助成、調査研究助成の募集を開始  募集期間:2020年7月27日(月)まで

医工計測技術分野における技術開発や技術交流等の促進と人材の育成を目的に幅広い助成事業を展開している公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団(東京都品川区/代表理事:家次 恒)は、今年も技術開発研究助成事業として、「特別研究助成」、「開発研究助成」、「奨励研究助成」および調査研究助成事業の申請募集を、2020年7月27日(月)までの期間行います。

本年度から「開発研究助成」に関しての助成金予算を昨年の400万円から500万円に増額、また「奨励研究助成」に関しては2年間の場合400万円に増額し、より多くの研究者の人材育成に寄与できればと考えています。


医工計測技術とは、生命科学、医療が対象とするモノ・コトの構造、機能、状態などを客観的、定量的・定性的に記述し、生命科学と医療の進歩に貢献することを目指す技術です。物理、化学、生物学的手法のみではなく、解析、シミュレーション、データ処理など数理的な手法も含まれます。本助成は、医工計測技術の開発を目指す研究への助成となります。


中谷財団は、小中高校生を対象とした科学教育振興助成や理系大学生の海外リサーチインターンシップ助成、大学院生への奨学金給付等の事業を順次立ち上げ、医工計測技術の発展を担う幅広い層へのサポートを実現し、人を育てる財団として活動しています。

日本の医工計測技術の促進と豊かな人材の育成に向けて、当財団の助成事業をより多くの方に知っていただき活用していただければ幸いです。



■2020年(令和二年)度 助成募集要項

助成対象研究題目:医工計測および関連技術

生体、その構成体(分子、細胞小器官、細胞、臓器など)および薬物動態を対象にした計測技術、情報解析技術などに関する研究であり、医療、健康管理、介護などに関して有用な情報を与えるもの。(バイオマーカーの開発、測定系の基礎研究や疾患の診断、病態解析の臨床への応用も含む)


【技術開発研究助成】

●特別研究助成

▼助成金額: 2年間で最大3,000万円×3件程度

・助成対象: 医工計測技術分野において基盤となる開発研究を一層発展させることにより、卓越した成果が期待でき、かつ実用化が見込まれる研究成果の創出に資する研究に対する助成を行います。

・助成期間: 2021年4月から最大2年間の助成可

・応募資格: 大学およびこれに準ずる研究機関に属する者



●開発研究助成 ※一部募集要項改訂

▼助成金額: 500万円×20件程度

・助成対象: 独創的な発想に基づく研究であって、実用化が期待できる技術であるか、または、それに寄与することが期待されるもの。

・助成期間: 2021年4月から1年間の助成

・応募資格: 大学およびこれに準ずる研究機関に属する者


●奨励研究助成

▼助成金額: 年額200万円×30件程度

・助成対象: 独創的な発想に基づく夢のある研究であって、将来の実用化に向けた基盤技術として期待されるもの。(若手研究者の育成を目的とした助成のため、研究責任者の年齢は、募集締切日に40歳未満であること。)

・助成期間: 2021年4月から1年間、または2年間の助成

       ※1年間の場合 最大200万円、2年間の場合 最大400万円

・応募資格: 大学およびこれに準ずる研究機関に属する40歳未満の者


【調査研究助成】

▼助成金額:2年間で最大300万円×5件程度

・助成対象:複数の研究機関または幅広い専門分野や地域の研究者が参加して行う技術動向調査または技術の評価


<実施例>

・無拘束生体計測に関する調査研究

・生体計測技術における可視化・知能化に関する調査研究

・再生医療分野における計測技術の利用に関する調査研究

・助成期間: 2021年4月から最大2年間の助成

・応募資格: 大学およびこれに準ずる研究機関に属する者



■各助成への申請方法に関して

当財団ホームページの「マイページ」よりログインし、申請書類をダウンロードしてください。はじめての方はマイページ登録を行い、ID・パスワードを取得して下さい。申請書類の作成にあたっては、ウェブ上の「作成要領」を必ず参照してください。申請書類を作成、ご捺印の上、所定のファイル形式で提出(アップロード)をお願いいたします。



■審査方法に関して

技術開発研究審査委員会において審査~選定し、理事会で最終決定を行います。



■結果発表に関して

2021年1月上旬 ※選考結果は申請者(および推薦者)本人に郵送にてお送りします。



■研究計画および研究報告について

各助成決定者には研究計画の提出の他、助成研究の終了後には研究報告書および会計報告書を提出してもらいます。この研究報告書は、助成決定者の顔写真とともに、当財団の「年報」に掲載され、当財団の医工計測技術データベース上に登録し、公開する予定です。

また、「特別研究助成」は2年間の研究が終了する年度の贈呈式の場で、研究の成果を発表していただきます。



■公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 概要

公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団は、神戸の臨床検査機器・試薬メーカーであるシスメックス株式会社の創業者・故中谷太郎により昭和59年に設立され、医工計測技術分野の発展のため、先進的な研究開発や技術交流に対する助成、顕著な業績を上げた研究者への顕彰を長きに渡り行って参りました。平成26年度以降、小中高校生を対象とした科学教育振興助成や理系大学生の海外リサーチインターンシップ助成、大学院生への奨学金給付等の事業を順次立ち上げ、医工計測技術の発展を担う幅広い層へのサポートを実現しています。


名称 : 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

英名 : Nakatani Foundation for Advancement of Measuring Technologies in Biomedical Engineering

設立 : 昭和59年4月

所在地: 〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー8F

目的 : 医工計測技術分野における先導的技術開発、技術の交流等を促進し、また人材を育成することによって、医工計測技術の広汎な発展を推進し、我が国ならびに国際社会の発展及び生活の向上に寄与することを目的とする。

事業 :

(1)医工計測技術分野における技術開発に対する助成

(2)医工計測技術分野における技術開発に顕著な業績をあげた研究者の表彰

(3)医工計測技術分野における技術交流に対する助成

(4)医工計測技術分野における技術動向等の調査研究に対する助成

(5)医工計測技術分野の学生及び研究者に対する奨学金の給付

(6)医工計測技術分野に関する情報の収集及び提供

(7)科学教育振興に対する助成

(8)その他この法人の目的を達成するために必要な事業



<一般・読者からの問い合わせ先>

中谷医工計測技術振興財団 事務局

https://www.nakatani-foundation.jp

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