
東海地区・北陸・愛知三連盟代表として「第56回明治神宮野球大会」に2年連続10回目の出場となった本学硬式野球部は11月15日、東京・明治神宮野球場(神宮球場)で杏林大学(関東五連盟第一代表)との初戦に臨み、延長10回のタイブレークを制して3-2でサヨナラ勝ちし、ベスト4に進んだ2022年の第53回大会以来の白星で準決勝進出を決めました。
準決勝に進出 18日(火)10:00から明治大学vs立命館大学の勝者と対戦


6回表に先発の天野京介投手(人間学部2年)が2点を失いましたが、8回裏に山田開翔選手(法学部3年)の2塁打などで作った2死1、3塁のチャンスで山蔭一颯主将(法学部4年)が左中間にタイムリー安打を放ち、1-2と1点差に。さらに、9回裏に2死3塁のチャンスから柳勇気選手(都市情報学部3年)のレフト前タイムリーで2―2と、土壇場で同点に追いつきました。
投手陣は天野投手の後を受けて8回表に大嶽一惺投手(経済学部2年)、9回表には藤井輔投手(経営学部4年)と小刻みな継投で相手打線を封じ、無死1、2塁からのタイブレーク方式の延長に入った10回表は池田翔紀投手(経済学部4年)も好投。無失点にしのぐと、その裏に1死1、2塁から高桑京士郎選手(法学部1年)が右翼越えの2塁打を放って2塁ランナーが生還し、3-2とついに逆転して劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
殊勲のサヨナラ打を放った高桑選手は「山蔭キャプテンが『初球から思い切って振っていけ』と声を掛けてくれたので、後ろにつなごうと思い、迷わずに振ることができました。4年生を勝たせたかったので良かった」と笑顔を見せていました。この日3安打を放ったその山蔭主将は18日に行われる準決勝に向けて「(53回大会の)3年前は明治大学という名前に負けたので、次は気持ちで負けないよう戦いたい」と力を込めました。


「すごい試合。感動しました」と安江監督。次戦に向け「全力で戦いたい」
「すごい試合でした。感動しました。なかなか点が取れずに苦しい展開が続き、完封負けも頭をよぎりましたが、選手たちはこらえてよくやってくれました」と試合後、開口一番に選手たちをたたえた安江均監督。「私が1年生の時以来の決勝戦進出に向けて、全力で戦いたい」と前を見据えました。
本学硬式野球部の次戦となる準決勝第1試合は11月18日(火)10時から行われ、16日の明治大学(東京六大学)と立命館大学(関西五連盟第二代表)による準々決勝の勝者と対戦します。応援よろしくお願いします!





















