工場や事業所から排出される“におい”の強さを自動で測定　最大16台の子機設置可能でデータを親機にリアルタイム送信　定点式におい観測システム『LIMOS(リモス)』4月1日発売

2020.03.19 15:30

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創業30年。国家資格である臭気判定士がコンサルティングを行う臭気対策専門の会社、株式会社カルモア(本社：東京都中央区、代表取締役：村岡昌憲、以下カルモア)は、事業所から排出される臭気の管理・監視を行う定点式におい観測システム『LIMOS』を発売いたします。

LIMOS　子機設置イメージ

▼商品名：定点式におい観測システム　LIMOS(リモス)

▼発売日：2020年4月1日

■定点式におい観測システム　LIMOS　開発の背景

昭和30年代、高度経済成長の波で急成長した日本の産業は、同時に臭気苦情問題に悩まされることになりました。昭和46年に施行された悪臭防止法では工場やそのほか事業所に対し臭気の排出規制値(臭気指数規制値)を設けており、その測定方法には人間の嗅覚を用いた嗅覚測定法が採用されています。

しかし、人間の嗅覚を用いた測定方法は時間やコストがかかるため臭気の常時監視には不向きでした。

そこで、携帯式においセンサー事業を創業以来30年に渡って取り組んできた実績とノウハウがあるカルモアでは定点式のにおい観測システム『LIMOS』を開発いたしました。敷地境界上や苦情が発生しやすい方角の風下などにLIMOSを設置することで臭気の排出状況をリアルタイムに数値化(※)、複数台設置することで事業所全体の臭気を監視することが可能です。

※通常、LIMOSの測定値はカルモアオリジナルの測定値であり悪臭防止法に準じた嗅覚測定法で得られる値とは異なります。

昨年(2019年)11月13～15日に東京ビッグサイトで行われた『香りデザイン東京2019』にて試作機を本邦初公開。その後、開発を重ね発売にいたりました。

■定点式におい観測システム　LIMOSの特長

1．24時間リアルタイム監視＋アラート機能搭載

設置された各子機の測定データはリアルタイムに親機が受信。常時モニタリングが可能です。設定した閾値を超えた場合には親機画面上に色でお知らせ。またWi-Fi接続中はメールでもお知らせいたします。