Pne-12とFOSによる体脂肪および 便通・腸内フローラに及ぼす影響についての研究成果が 論文投稿雑誌「薬理と治療」に掲載

 株式会社ピックルスコーポレーション(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:宮本 雅弘)は、Lactobacillus plantarum PIC-NBN22(Pne-12)とフラクトオリゴ糖(FOS)(※)含有食品における体脂肪および便通・腸内フローラに及ぼす影響の研究を実施しました。この研究成果が、このたび論文投稿雑誌「薬理と治療」(2020年 第48巻 第2号、2020年2月20日発刊)に掲載されました。



◇論文内容

(1) 体脂肪低減効果の検証

・タイトル  :Lactobacillus plantarum PIC-NBN22株と

        フラクトオリゴ糖の同時摂取による体脂肪低減効果の検証

・目的    :Pne-12およびFOSを同時に継続摂取した際の

        体脂肪に対する効果を検証する

・試験デザイン:ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験

・検査項目  :内臓脂肪面積、皮下脂肪面積、全体脂肪面積、体組成、腹囲

・試験期間  :2018年4月16日~2018年5月6日

・被験者   :30歳以上65歳未満のBMI23以上30未満の

        日本国籍をもつ男性および女性60名

・結果    :Pne-12とFOSの摂取により、

        肥満症を除く肥満境界域にある健常者について、

        体重値・BMI・CT検査による体脂肪の群間の有意な減少が確認された


(2) 便通および腸内細菌叢に及ぼす効果の検証

・タイトル  :Lactobacillus plantarum PIC-NBN22と

        フラクトオリゴ糖の摂取が便秘傾向の健康成人における

        便通および腸内細菌叢に及ぼす効果の検証

・目的    :Pne-12およびFOSの摂取が、

        便通および腸内環境に及ぼす影響を評価する

・試験デザイン:ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験

・検査項目  :腸内フローラ、排便回数、排便量、便性状

・試験期間  :2018年6月4日~2018年7月29日

・被験者   :20歳以上65歳未満の排便回数が3~5回/週程度の

        日本国籍をもつ男性および女性30名

・結果    :Pne-12とFOSの摂取により、排便回数の有意な増加と、

        糞便中のBifidobacterium属の増加傾向が確認された



※フラクトオリゴ糖とは、難消化性オリゴ糖のひとつ。胃酸やヒト小腸内酵素により消化されることなく大腸に到着し、乳酸菌やビフィズス菌などのいわゆる善玉菌の餌となる。



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