新築分譲マンション<ジオ>のエレベーター内に「防災キャビネッ...

新築分譲マンション<ジオ>の エレベーター内に「防災キャビネット」を標準設置 ~ 2020年3月以降の全ての竣工マンションが対象 ~

阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:若林常夫)では、地震等によるエレベーターの閉じ込め対策として、当社の新築分譲マンション<ジオ>のエレベーター内に、保存水やトイレシートなどの防災備蓄品を収納した「防災キャビネット」を設置することとし、2020年3月以降に竣工する全てのジオで導入(標準設置)します(第1号はジオ茨木西中条)。

当社では、ジオにご入居の方々が、より安心してお住まいいただけるよう、2012年にジオ独自の防災基準<ジオフィット プラス ソナエ>を策定(https://geo.8984.jp/geofit/sonae/index.html)しました。

このような中、2018年の大阪北部地震では、近畿圏でエレベーターの閉じ込め等が多数発生し、救出までに相当の時間を要したとされており、監督官庁からも、このような事態に備えてエレベーター内に簡易トイレや非常用飲料水等を備蓄した防災キャビネットを設置するよう、要請が行われています。

当社ではこれまでも停電時自動着床装置や初期微動(P波)センサー付きエレベーター等を採用してきましたが、お客さまにより一層の安心を提供するために、万一エレベーター内に閉じ込められたとしても、閉じ込められた方が、健康状態を損なうことなく救出をお待ちいただけるよう、今回の防災キャビネットの導入に至ったものです。


【ジオの防災基準<ジオフィット プラス ソナエ>】

●被災を防ぐための備え

防災ガイドブックの作成・全戸配付、家具転倒防止対策用の下地補強、免震・制震構造の採用、キッチン吊戸棚に耐震ラッチの採用、耐震枠付玄関ドアの採用


●被災後の生活を皆で守るための備え

AED(自動体外式除細動器)の設置、災害時のトイレの確保、防災備蓄倉庫の設置、非常用発電機の設置、ホーム保安灯の採用

(注)一部物件ごとに異なるものがあります。


当社では、今後も引き続き、多くの皆さまに安心・快適な暮らしを提供できるよう努めてまいります。


防災キャビネットについて


1 対象・導入時期 2020年3月以降に竣工する全ての新築分譲

マンション<ジオ>

2 収納品 保存水、紙コップ、LEDランタン、トイレシート、アルミブランケット、冷却バンダナ、ポケットティッシュ、トイレットペーパー、非常用クッキー、非常用ホイッスルほか

(画像)デザイン(イメージ)



(参考)<ジオフィット プラス ソナエ>の防災対策例


【専有スペース】

防災ガイドブックの全戸配付

台風やゲリラ豪雨、地震が発生した時のマンションの状況を想定し、風水害・火災・地震に対する備えや地震時の対応について記した防災ガイドブックを全戸に配付しています。




対震枠付玄関ドア

各住戸の玄関には、ドアとドア枠の間に適度なクリアランス(隙間)を設けた対震枠付玄関ドアを採用。地震により玄関ドア枠が多少変形してもドアが開閉できます。



家具転倒防止対策用の下地補強

食器棚や冷蔵庫が地震で倒れないように、キッチンの食器棚スペース及び冷蔵庫置場の背面の壁に転倒防止対策ができるよう下地補強を施しています。



【共有スペース】

災害時のトイレの確保

水栓を給水本管直結方式(一部地域を除く)とすることで、共用トイレや管理員室のトイレが停電時でも使用できます。また、敷地内排水管に直接セットできるマンホールトイレや給排水に影響されない簡易トイレも防災備蓄倉庫に保管しています。



AED(自動体外式除細動器)の設置

空港や駅などの公共施設で広く導入されているAEDをマンション内に設置しています。





交流会の開催

入居者様同士の交流を深め、防災にも強いコミュニティ形成を支援することを目的に、「交流会」を実施しています。



(注)一部物件ごとに異なる場合があります。



阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/


リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/7466_cf93e045aa2bd5d2582d3f17db1e4d7cc09e95b4.pdf


発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

カテゴリ:
サービス
ジャンル:
住宅・不動産
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