外国人による日本料理コンテスト「第7回 和食ワールドチャレン...

外国人による日本料理コンテスト 「第7回 和食ワールドチャレンジ」 優勝者はワン ウェイ ピン選手

2020年2月20日(木)・21日(金)、農林水産省主催の外国人による日本料理コンテスト「第7回 和食ワールドチャレンジ」決勝大会が東京・汐留にて行われ、ワン ウェイ ピン選手(中国、所属レストラン:SUN with AQUA JAPANESE DINING SUNTORY)が優勝を果たしました。


予選大会を経て、香港、シンガポール、パリ、サン・セバスチャン、ニューヨークから5名の料理人が2日間にわたり日本料理の技・センスを大会テーマの「UMAMI」そして今年のテーマ「食感~Texture and Mouthfeel~」に合わせて競い合いました。審査員からは、「7回目を迎え、年々ファイナリストの技術が上がっている。うま味を中心に料理を構成するという日本料理の基本を踏まえながら、各国の料理の特徴や独自のアイデアを盛り込んだ多様な『日本食』を創造していくということは日本料理の可能性を広げます。今回のファイナリスト達の料理は、どれもそういった点で評価ができ、蛤のお寿司の酢飯に中国の黒酢を使用したワン選手の作品は日本料理でありながら自国のテイストを取り入れたアイデアが素晴らしかった。」として勝者が決定しました。


優勝者の半月盆

(左から3番目、選手番号2番がワン ウェイ ピン選手)


選手は1日目に共有の食材を使った「煮物椀」を作成し、2日目はオリジナルレシピを半月盆の器に盛り付けした料理(前菜5品以上)を作成。ワン ウェイ ピン選手は「お店のオーナーや仲間に感謝します。また、上海に戻ったら健康的で美味しい日本料理の素晴らしさを伝えていきたいです。」と優勝の喜びを表し、今後も日本料理の道を邁進していく志を語りました。



■ファイナリスト

・香港(選手番号2)

 WANG Wei Ping選手(ワン ウェイ ピン、中国国籍、Sun with Aqua Japanese Dining Suntory所属)

・シンガポール(選手番号3)

 Loh Man HONG選手(ロウ マン ホン、シンガポール国籍、Fat Cow所属)

・パリ(選手番号4)

 Wojciech POPOW選手(ヴォイチェ ポポウ、ポーランド国籍、Beaverbrook所属)

・サン・セバスチャン(選手番号5)

 Mireia FARNOS ESPUNY選手(ミレイア ファルノス エスプニー、スペイン国籍、Basque Culinary Center所属)

・ニューヨーク(選手番号1)

 Yael PEET選手(ヤエル ピート、アメリカ国籍、Fury's所属*)*2020年夏オープン予定



■審査員

審査員長 :村田吉弘氏(菊乃井3代目主人、特定非営利活動法人日本料理アカデミー 理事長、日本食普及の親善大使)

審査副員長:仲田雅博氏(学校法人大和学園 理事、京都調理師専門学校 校長)

審査員  :松尾英明氏(日本料理 柏屋 総料理長、日本食普及の親善大使)

特別審査員:小島よしお氏(お笑い芸人)



■和食ワールドチャレンジとは

日本国農林水産省が主催する外国人による日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ」は、世界各国の日本食レストランで日本料理の経験がある料理人が、日本料理への熱い思いと技術を競います。


オフィシャルページURL: https://www.washoku-worldchallenge.jp/7th/

Facebookページ    : https://www.facebook.com/WashokuWorldChallenge/

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