「令和8年度 食品ロス削減推進表彰」にて『環境事務次官賞』を受賞【宮城の温泉リゾート・株式会社一の坊】

    オーダービュッフェ導入で食品ロス約36%削減。生産者と直接つながる研修「ソト活」による意識変革と地域連携が高評価

    サービス
    2026年9月30日 10:00

    温泉宿を運営する株式会社一の坊(本社:宮城県仙台市)は環境省および消費者庁が主催する「令和8年度 食品ロス削減推進表彰」において、「環境事務次官賞」を受賞いたしましたことをお知らせいたします。

    当社の運営する温泉リゾートにおける「オーダービュッフェ導入による残食抑制」や、生産者との交流プログラム「ソト活」を通じた社内・地域の食品ロス削減の取り組みが極めて高い評価を受け、今回の受賞に至りました。(2026年9月29日発表)

    食品ロス削減推進表彰とは

    環境省及び消費者庁が連携し、食品ロス削減に効果的で波及効果が期待できる優良な取組を表彰することで、国民運動としての活動を推進することを目的としています。選考基準である「①波及効果・将来性」「②貢献・成果」「③具体性」「④先進性」「⑤継続性」のもと、地域力の向上や消費者の行動変容の促進につながる優れた活動が表彰されます。

    1. オーダービュッフェ導入による約36%の食品ロス削減

    オーダービュッフェで手渡し「出来立てのひとさら」
    オーダービュッフェで手渡し「出来立てのひとさら」

    当社は3つの温泉リゾート(松島/仙台・作並温泉/宮城蔵王・遠刈田温泉)にて、注文を受けてから目の前で調理する「オーダービュッフェ」を先駆けて導入し、フードロス約36%削減を達成しています。作り置きが不要で過剰調理を防げるためお客様は出来立てを適量楽しめ、旧来の大皿料理による残食を大幅に抑制できます。

    2. 社員研修プログラム「ソト活」を通じた無駄を減らす行動の定着

    山田農園と連携した「一の坊ファーム」では、新入社員が青南蛮の植え付けを体験
    山田農園と連携した「一の坊ファーム」では、新入社員が青南蛮の植え付けを体験
    収穫した青南蛮は、仙台名物「牛たん焼き」に欠かせない自家製南蛮味噌づくりに活用
    収穫した青南蛮は、仙台名物「牛たん焼き」に欠かせない自家製南蛮味噌づくりに活用

    社員の意識改革を目的として、農作業体験や地元の生産者と直接交流するプログラム「ソト活」を導入。
    生産者のこだわりや苦労、食材の背景にある想いを現場で直接学ぶことで、調理・サービススタッフ一人ひとりに「食材を無駄にしない行動」が深く定着しました。

    3. 「ソト活」をきっかけとした地域連携と規格外野菜の活用

    作並温泉から車で約10分に位置する新川クレソンを収穫
    作並温泉から車で約10分に位置する新川クレソンを収穫
    ゆづくしSalon一の坊で提供している「新川クレソンの天ぷら」
    ゆづくしSalon一の坊で提供している「新川クレソンの天ぷら」

    さらに毎日メニューを変更できる強みを活かし、旬が短く市場に出にくい食材や規格外野菜も主役級の料理へ昇華させています。最大の特長は、料理人が「ソト活」で宮城県内の生産者を訪ね、背景や想いを直接学ぶ点です。
    希少な地場産「新川クレソン」はスタッフが収穫に赴き出荷コスト削減に貢献しつつ、付け合わせではなく「クレソンの天ぷら」という主役級の一皿として、全国から来館するお客様に味わっていただいています。

    生産者との交流が、地域共生と人財育成へ。「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」

    一の坊グループでは2023年より、料理人が産地を訪問し、生産者と交流しながら食材への理解を深める活動「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」を実施しています。
    ホテルのソトに飛びだして、料理人が、東北の【食】と【文化】と【ひと】に会いに行く。
    つくり手と料理人が出会い、語り、学び、つながる。
    これまでに累計31回、登米の米、雄勝の牡蠣、宮城蔵王のチーズや牛肉、秋保のはちみつ、仙台市の野菜農家など、宮城県内各地の産地を訪問交流してまいりました。

    登米を訪問。対話を通して、米づくりへの想いに触れる
    登米を訪問。対話を通して、米づくりへの想いに触れる
    石巻雄勝湾は、山からの栄養が、大ぶりで濃厚な牡蠣を育てる
    石巻雄勝湾は、山からの栄養が、大ぶりで濃厚な牡蠣を育てる
    ボリュームたっぷりの葉物野菜は、規格袋に入れない工夫でフードロス削減
    ボリュームたっぷりの葉物野菜は、規格袋に入れない工夫でフードロス削減

    当初は料理長を中心に始まった活動でしたが、産地での学びが若手料理人の成長につながることから参加対象を拡大。現在では若手料理人や接客スタッフ、新入社員も参加し、生産者との対話や作業体験を通じて食材の背景や地域の魅力を学んでいます。新入社員定着率は23年度60%から24・25年度連続100%へ向上。やりがい向上や労働環境改善にも繋がっています。

    学びの先にあるのは、地域の食文化を未来へつなぐこと

    地域の食文化は、生産者の営みと、それを受け継ぎ伝える人の存在によって支えられています。
    一方で、一次産業や宿泊業において担い手不足が課題となる中、生産者と料理人が直接交流しながら学ぶ機会は限られているのが現状です。

    ソト活は、食材の背景にある自然環境や生産者の想い、地域に根付く食文化を現場で学ぶ取組です。一の坊グループでは、産地での学びを通じて食材への理解を深め、その土地ならではの魅力を料理として表現できる料理人の育成に取り組んでいます。若手料理人や新入社員が地域とのつながりを実感しながら成長する機会となり、地域の食文化の継承にも貢献しています。

    豊かな水で育つ、若き生産者の新ブランド「仙南せり」(村田町)
    豊かな水で育つ、若き生産者の新ブランド「仙南せり」(村田町)
    生芋の栽培からこだわる、生芋こんにゃく(山元町)
    生芋の栽培からこだわる、生芋こんにゃく(山元町)
    カラフル野菜はその彩りを活かす調理法で(仙台)
    カラフル野菜はその彩りを活かす調理法で(仙台)

    産地での学びを、“出来たてのひとさら”へ

    産地で得た学びは、レストランで提供する“出来たてのひとさら”へと反映されます。料理人が食材の特徴や生産者の想いを理解したうえで料理として表現し、お客様へ届けることで、食材だけでなく地域文化を味わう旅の価値創出につなげています。

    地域食材の安定活用や情報発信にも発展しています。温泉宿が“産地の広告塔”となり魅力を伝えることで、生産者・温泉宿・お客様を結び、持続可能な地域循環の創出に取り組んでいます。

    受賞履歴

    第29回「人に優しい地域の宿づくり賞」選考委員会賞を受賞

    「ジャパン・ツーリズム・アワード2026」で入賞

    宮城の海と山と森の温泉リゾート|一の坊グループ

    仙台・作並温泉/ゆづくしSalon一の坊
    仙台・作並温泉/ゆづくしSalon一の坊
    松島温泉/松島一の坊
    松島温泉/松島一の坊
    みやぎ蔵王・遠刈田温泉/ゆと森倶楽部
    みやぎ蔵王・遠刈田温泉/ゆと森倶楽部
    みやぎ蔵王・遠刈田温泉/温泉山荘だいこんの花
    みやぎ蔵王・遠刈田温泉/温泉山荘だいこんの花

    リリースに関するお問い合わせは…

    株式会社⼀の坊 営業推進本部
    〒980-0013
    宮城県仙台市⻘葉区花京院2丁⽬1-10
    TEL:022-222-0178(平⽇ 11:00〜16:00)
    Mail:press@ichinobo.com
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