M-DAQへの出資について

〜いつでもどこでも慣れ親しんだ自国通貨が使える世界の実現に向けて〜

 NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:庄司  哲也、以下 NTT Com)は、外国為替変動リスクを抑制するユニークなソリューションを持つシンガポールのフィンテック・スタートアップ企業M-DAQ PTE. LTD.(本社:シンガポール、Founder & CEO:Richard Koh、以下 M-DAQ(エムダック))に対し出資を行いました。

 

 M-DAQは、シンガポールを中心に、「通貨の国境なき世界」を実現というビジョンのもと、FX専門家の創業者を中心としたフィンテック事業者です。売上実需による独自アルゴリズム(外貨需要予測)により「競争力あるレート」と「一定期間のレート保証」というユニークなソリューションに強みを持っています。

 NTT ComはM-DAQとの協業により、日本初となるレート保証型外国為替情報と取引情報のデータ流通サービス「Home Currency Anywhere(以下 HCA)」を、2019年11月下旬より提供開始します。HCAは、M-DAQの外国為替レート情報と、事業者の取引情報をNTT Comが持つ安心安全なデータ流通環境を通じて流通させ、24時間などの一定期間※保証したレートでの外貨両替を実現するサービスです。これにより、外国人の旅行者や居住者などのエンドユーザー(以下 エンドユーザー)は決済前に自身が選択した通貨での価格が分かり、安心して買い物や飲食をすることが可能になります。

 

 今後もNTT Comは、HCAを用いてさまざまな事業者と共創を行うことで、例えば世界中の電子マネー事業者がクロスボーダーでつながるプラットフォームサービスの実現など、企業とエンドユーザーが為替変動を気にすることなく安心してサービス提供、サービス利用ができる世界の実現を目指します。


■M-DAQの概要

(1)会社名        :M-DAQ PTE. LTD.

(2)所在地        :15 Playfair Road, Level 2  Singapore

(3)設立年      :2010年

(4)代表者        :Richard Koh( Founder & CEO)

(5)本社       :シンガポール

(6)事業概要     :クロスボーダー取引による外国為替の変動を抑える

         ソリューションなどの外国為替(FX)を活用したサービス提供

(7)主要顧客     :小売、流通、金融のお客さま など

 

■関連リンク

いつでもどこでも慣れ親しんだ自国通貨が使える世界の実現に向けて「Home Currency Anywhere」を提供開始(2019年11月12日)

https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2019/1112.html

 

※:レート保証期間は、企業の要件により個別に変更可能です。

 

 

記載されている会社名、サービス名は、各社の商標/サービスマーク、登録商標です。


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