サーモフィッシャーサイエンティフィック、 業界初、室温でも安定した状態を維持できる細胞培養培地を新発売

室温での保存を可能にすることで、ラボに優れた柔軟性と省エネ化をもたらす

本リリースは、Thermo Fisher Scientificが2019年10月21日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集したものです。

英文プレスリリースは、 http://thermofisher.mediaroom.com/2019-10-21-Thermo-Fisher-Scientific-Launches-Cell-Culture-Media-as-First-to-Remain-Stable-When-Stored-at-Room-Temperature をご参照ください。

英文タイトル:Thermo Fisher Scientific Launches Cell Culture Media as First to Remain Stable When Stored at Room Temperature

本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。



米国カリフォルニア州カールスバッド(米国現地時間2019年10月21日) - サーモフィッシャーサイエンティフィックは、既存のワークフローを中断することなく、冷蔵庫の利用を抑えたいというニーズを持つ生物学研究者向けに、業界初*の、室温でも安定した状態を維持することができる新しい細胞培養培地の販売を開始しました。


Gibco BenchStable培地は、サーモフィッシャーサイエンティフィックのGibco製品ラインで最も新しい製品であり、エネルギー削減を行う生物学研究者に対して、柔軟な代替手段を提供します。この新しい培地は、サスティナブル・パッケージ(環境にやさしく持続可能な包装)で出荷されます。


Gibco BenchStable培地


サーモフィッシャーサイエンティフィックのバイオサイエンス プレジデントであるエイミー・K・バトラー博士(Dr. Amy K. Butler)は、次のように述べています。「特に、冷蔵スペースが限られていて、培地を実験台の近くで管理したい、というお客様にとって、柔軟性があることは重要です。冷蔵を控えることによるエネルギーの削減は重要であり、新しい培地が完全にリサイクル可能なパッケージで出荷されることは、お客様と当社の双方で二酸化炭素排出量をさらに削減し、世界をより清潔にすることにつながりますので、喜ばしく思います」


米国Center for Energy Efficient Laboratoriesが2015年に実施した研究室のエネルギー消費に関する調査(英語)( https://www.etcc-ca.com/sites/default/files/reports/ceel_market_assessment_et14pge7591.pdf )によると、一般的な研究室におけるエネルギー消費の約25%を冷蔵庫が占めていることが判明しています。Gibco BenchStable培地は室内温度管理がされている場所であればどこでも保管できるため、冷蔵庫の利用を削減することができます。


Gibco BenchStable培地は、完全にリサイクル可能な箱で梱包されています。この梱包により、基礎培地成分の劣化を招き、性能を変化させる可能性がある光への曝露がなくなります。さらに、Gibcoの培地ボトルは最もリサイクル率の高い二種類のプラスチックで作られていて、本体がPET(ポリエチレンテレフタレート)製、蓋がHDPE(高密度ポリエチレン)製です。


Gibco BenchStable培地は、研究者の既存のワークフローで使用されている基礎培地の直接の代替品として機能するため、簡単に置き換えることができます。最も一般的に使用されている基礎培地であるDMEM、DMEM/F-12、MEM、およびRPMI 1640の各製品が入手可能です。これらの製品すべてに当社のGlutaMAX サプリメントが含有されています。また、Gibco BenchStable培地に10%ウシ胎児血清を添加することで、従来の基礎培地と同等の細胞増殖と最大細胞密度が得られます。


Gibco BenchStable培地は世界中でご利用いただけます。製品の詳細については、こちらをご覧ください。


*2019年10月21日現在、サーモフィッシャーサイエンティフィック調べ



■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて

サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、240億ドル超の収益と世界中に約70,000人の従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断性能を向上させ、医薬品を市場に提供し、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services ブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサービスとサポートにおいて、他に類を見ない組み合わせを提供します。

URL: https://www.thermofisher.com

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

配信企業へのお問い合わせ

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

この企業のリリース

サーモフィッシャーサイエンティフィック、
治療法の発見と開発を加速させる
完全自動化プラスミド精製システムを日本市場で販売開始
サーモフィッシャーサイエンティフィック、
治療法の発見と開発を加速させる
完全自動化プラスミド精製システムを日本市場で販売開始

サーモフィッシャーサイエンティフィック、 治療法の発見と開発を加速させる 完全自動化プラスミド精製システムを日本市場で販売開始

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2025年4月1日 10:00

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する非小細胞肺癌を対象とした
「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の
コンパニオン診断システムとして保険適用
オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する非小細胞肺癌を対象とした
「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の
コンパニオン診断システムとして保険適用

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、 EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する非小細胞肺癌を対象とした 「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の コンパニオン診断システムとして保険適用

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2024年10月11日 10:00

サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Thermo Scientific Varioskan 
ALFマルチモードマイクロプレートリーダー」を
日本市場にて販売開始
サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Thermo Scientific Varioskan 
ALFマルチモードマイクロプレートリーダー」を
日本市場にて販売開始

サーモフィッシャーサイエンティフィック、 「Thermo Scientific Varioskan ALFマルチモードマイクロプレートリーダー」を 日本市場にて販売開始

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2024年9月12日 10:00

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する
非小細胞肺癌を対象とした「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、
EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する
非小細胞肺癌を対象とした「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム、 EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する 非小細胞肺癌を対象とした「アミバンタマブ(遺伝子組換え)」の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2024年9月10日 13:00

サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「川柳 in the ラボ 2024」入賞作品を発表
サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「川柳 in the ラボ 2024」入賞作品を発表

サーモフィッシャーサイエンティフィック、 「川柳 in the ラボ 2024」入賞作品を発表

サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

2024年8月28日 14:00

プレスリリース配信サービスページ