事業承継ガイドライン諮問委員による「事業承継支援の進め方」セミナー 11/13に大阪で開催

～身近な事業承継の潜在ニーズを発見して初期対応～

2019.10.29 09:30

一般社団法人事業承継協会(所在地：東京都港区、代表理事：内藤博、以下事業承継協会)は、地域の事業承継支援を推進するために新たに大阪支部を創設し、2019年11月13日に記念イベント「事業承継支援の進め方」セミナーを大阪駅前第3ビル内で開催いたします。

講演者：代表理事　内藤博

【背景】

日本国内では、中小企業廃業の急増により、2025年頃までの10年間累計で約650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる可能性があるといわれるなか、全国の中小企業の約3分の2で後継者が未定という状況です。また、親族外承継が増加の一途を辿り、親族内承継では問題にならなかった資産・権利・名義・感情等の事前整理の重要性が増しており、会社が事業承継を契機に衰退してしまうリスクが増えています。

事業承継協会は、多くの中小企業経営者に対し事業承継の重要性を広く普及するとともに、社会の変革に備えて中小企業を安全にかつ効率的に次世代への事業承継に導く役割を担う人材を養成・認証し、その行為についての倫理的規制を行うことによって、国レベルの中小企業の事業承継を支援し、社会全体の利益の増進に寄与することを目的として設立されました。

事業承継協会では、これまで継続的に育成してきた事業承継支援の専門資格「事業承継士(R)」に加え、事業承継に関する経営者の「ファーストコンタクター※1」育成のために、課題の整理と専門性の判断能力が身に着く認定資格「事業承継プランナー(R)」を本年7月より提供開始しました。

事業承継に悩む経営者の身近な相談役として、潜在的ニーズや課題発見により事業承継の第一歩を踏み出すための重要な役割を担うことを期待しています。

今回の大阪支部創設記念イベントでは、第1部セミナーで「事業承継プランナー(R)」の役割を交え、「どうやって事業承継支援を行うか」「事業承継支援には何が大切でどんなことを注意すべきか」について中小企業庁の事業承継ガイドライン諮問委員を務めた代表理事の内藤が講演し、第2部では「事業承継士(R)」ガイダンスを行う予定です。

「事業承継プランナー(R)」