グスクの居館(きょかん)に滞在する「星のや沖縄」開業日を20...

グスクの居館(きょかん)に滞在する「星のや沖縄」 開業日を2020年5月20日に決定

星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町、代表:星野 佳路)は、「星のや沖縄」の開業日を2020年5月20日に決定しました。星のやブランドでは8軒目となる施設が、沖縄県・読谷村(よみたんそん)に誕生します。星のや沖縄では、最も贅沢な沖縄での過ごし方は、海を眺めて暮らすように滞在することだと考え、全ての客室から近い距離で海を眺められるように、低層階のオーシャンフロントにこだわって設計しました。施設のコンセプトは「グスクの居館」。沖縄の史跡「グスク*」からインスピレーションを得て作られた「グスクウォール」と呼ばれる塀に囲まれ、グスクウォールと海岸線の間には客室や畑が広がります。沖縄らしさを感じる独自の景観の中で、暮らすように滞在するリゾートステイを提供します。

*沖縄や奄美諸島に残されている史跡のこと。琉球石灰岩の塀に囲まれており、中に木造の建物がある。

最も沖縄の贅沢を感じるリゾート

星のや沖縄では、最も贅沢な沖縄での過ごし方は、美しい海を眺めて暮らすように滞在することだと考えています。当館が位置するのは、沖縄で「イノー」と呼ばれるサンゴ礁に囲まれた、浅く穏やかな海が広がる海岸です。現在の沖縄では希少となった、人の手が入っていない自然海岸が続いています。客室はその海岸線に沿うように配置し、全ての客室から近い距離で海を眺められるように、低層階でオーシャンフロントであることにこだわって設計しました。

施設内には、沖縄の風景を切り取ってデザインした、独自の景観が広がります。施設を囲う「グスクウォール」は、沖縄の「グスク」からインスピレーションを得て作られた塀です。空に浮かびあがる模様には、読谷村の伝統的な織物のデザインを取り入れました。グスクウォールと海岸線の間には、客室や畑が広がります。畑ではアセロラやパパイヤなどの果樹や南国の草花が育ち、沖縄らしい風景を醸成しています。

客室の特徴

1. 海との距離が近い低層階のオーシャンフロント

100室ある客室は全て、海との距離が近い低層階のオーシャンフロントです。大きな窓が配された客室の中を心地よく海風が抜け、部屋のどこにいても海を感じられます。

   ▲客室のテラスリビング

2. 土間ダイニング

各客室には気軽に出入りできる土間を設け、大きなテーブルを備えた「土間ダイニング」をつくりました。食事をしたり、話をしたりと、リゾートでの暮らしを楽しむ拠点となる場所です。

<ギャザリングサービス>

土間ダイニングは簡単な調理機能を備えており、客室に届いた下準備済みの料理を、好きなタイミングで自分で仕上げて味わう「ギャザリングサービス」を利用できます。豊富なバリエーションから好みのメニューを少しずつ選び、自宅で食事をとるように気ままに出来立てを味わえます。

   ▲土間ダイニング

   ▲ギャザリングサービスイメージ

     

   ▲土間ダイニング

3. 沖縄の文化を語るベッドルームの紅型

ベッドルームの一面には、琉球紅型の壁紙を飾りました。沖縄では馴染み深い動植物をモチーフに、読谷村に伝わる伝説や風習をストーリーとして加えた、オリジナルの壁紙です。客室タイプごとに異なるデザインを楽しめます。


客室タイプ「フゥシ」

「フゥシ」は、中央の入り口に土間ダイニング、両脇に独立したリビングルームとベッドルームを配した、90平米の広々とした客室です。長期滞在や家族での利用にも適しています。リビングルームには、眺めの良い大きな窓と、ゆったりとした掘りごたつ式のソファを備えています。

   ▲フゥシのリビングルーム

二つの島の料理が素材を引き立てる「琉球シチリアーナ」

海の中にいるような落ち着いた雰囲気が特徴のメインダイニングでは、「琉球シチリアーナ」をコンセプトに、沖縄の食材とシチリア料理の技法を組み合わせたコース料理を提供します。沖縄と同様に、美しい海と温暖な気候に恵まれたシチリア島の料理からヒントを得ることで、沖縄の食材から新たな魅力を引き出します。料理を際立たせる食器には、海を想起させる器や、地元の作家が手がけた琉球ガラスを選びました。料理長には、星のや初の女性シェフが就任します。繊細な感性を活かし、心に残る料理を提供します。

   ▲とぅんだーぶんをイメージした前菜


特徴的な前菜は、沖縄の「とぅんだーぶん(東道盆)」をイメージして作った鮮やかな器に盛りつけます。とぅんだーぶんは、琉球王国時代に賓客に出される最高級のもてなし膳に使用されていた、琉球漆器の代表的な器です。彩りの良い一口サイズの料理を少しずつ盛り合わせ、食事のはじまりを華やかに演出します。


星のや沖縄のロゴについて

星のや沖縄のロゴには、魚のデザインを取り入れています。読谷村では昔から魚の収穫量が高く、豊かな海の恩恵は村の繁栄に大きな影響を与えたと伝えられています。村の海岸線に建ち、海との関わりが深い星のや沖縄をイメージするものとして選びました。


予約受付は11月12日から公式サイト(https://hoshinoya.com/okinawa/)にて開始します。星のや沖縄は2020年5月20日の開業に向けて準備を進め、今後もパブリックエリアやアクティビティなどの概要について随時発表してまいります。

施設概要

施設名    :星のや沖縄

所在地    :沖縄県中頭郡読谷村字儀間474

客室     :100室

パブリック施設:プール・ライブラリーラウンジ・スパ・メインダイニングなど

チェックイン :15:00/チェックアウト:12:00  

宿泊料金   :1泊109,000円~(1室あたり、税・サービス料10%別、食事別)

交通     :那覇空港から車で約1時間

予約受付開始 :2019年11月12日 

開業日    :2020年5月20日

URL    :https://hoshinoya.com

 

「現代を休む日」をコンセプトにした「星のや」

「星のや」ブランドは、「現代を休む日」をコンセプトに、日本発の滞在型リゾートとして展開しています。1軒目となる2005年の星のや軽井沢のオープンを皮切りに、星のや京都、星のや竹富島、星のや富士、星のや東京、そして2017年1月には海外で初めて星のやバリをバリ島・ウブドに開業し、2019年6月には、台湾の中央に位置する台中・谷關(グーグァン)に、星のやグーグァンを開業しました。星のやは、その土地独自の歴史や文化を最大限に掘り下げることで、圧倒的な非日常の世界観を構築し、日本のホスピタリティをベースにした心通ずるおもてなしを提供することを大切にしています。星のや沖縄は、国内外で8軒目の星のやとして誕生します。

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企業動向
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