姫路で創業50年・自然の風景のように美しい「oragaウォレット」 Makuakeにてプロジェクトスタート

2019.08.30 11:00

本革の製造を主業とする株式会社セナレザー(兵庫県姫路市、代表：中森堅二郎)は、「美しい本革×機能性、ポケットに入る財布 oragaウォレット」と題したプロジェクトを、クラウドファンディングプラットフォーム Makuake(マクアケ)にて8月30日から10月30日までの期間、クラウドファンディングを行います。

oragaウォレット

・Makuakeプロジェクトページ： https://www.makuake.com/project/oragawallet/

【開発背景】

株式会社セナレザーは姫路で創業50年のタンナー(皮革製造業者)です。革づくり姫路の地の歴史は古く、1000年も前から革を作っていた記録があります。しかし皮革製造業は他の産業と同じく衰退していき国内の事業者数は1992年には682カ所あったものが2013年には185カ所にまで減ってしまいました。そしてTPP・日欧EPAにより海外の革製品が関税なく日本に入ってくることになり、業界内でも暗雲とした空気が立ち上っています。

【財布を作る理由】

私たち200社にも満たないタンナーの肩には革作り1000年の歴史が乗っています。日本の革加工の技術は海外にも引けを取らない技術を有しております。その技術力の高さを知って選んでもらうことが大事だと私たちは考え、6年前に革製品を作る部署を立ち上げました。1000年の歴史を絶やさぬように、そして私たちが誇る技術を後世に繋いでいけるように。生き残りをかけて本当に良いモノを作り、広めていくことが私たちに今できるコトだと考えて、手に取りやすい財布を作ろうと思ったのです。

【製品特徴】

(1) 技術の粋を集めて作った、自然の風景を彷彿させる美しい革

3色手塗り技法で平面的な色彩とムラ、手揉み加工で立体的な奥行を表現し、二軸の技法によって本革に自然の風景のような美しさを宿しました。

(2) ポケットからサッと出し、スピーディーな会計

厚み9.5mm、幅85mm×高さ95mmのコンパクトかつ薄型設計でポケットにすっぽり収まります。小銭入れは薄さを維持できるように外側に設計し、マチ付きで間口を大きくとっているので小銭は出し入れしやすい設計です。

(3) 信頼できる職人とパーツだけ

もちろん革の製造は自社で行い、財布の設計・デザインはデザイナーに依頼、縫製はそのデザイナーが信頼できる、革小物作りに長けた国内の職人に依頼しました。

また財布に使用するファスナーにはYKKの最高品質のEXCELLA(エクセラ)の薄型取手を使用。

【商品概要】

外装革　　　　：国産キップ革 (コンビ鞣し)

内装革　　　　：国産キップ革 (コンビ鞣し)

ファスナー　　：YKK “EXCELLA”エクセラ、薄型取手