最先端のエレクトロニック・ミュージックを1台で創り出す音楽制...

最先端のエレクトロニック・ミュージックを 1台で創り出す音楽制作ツールの最新モデルを発売 

~音楽制作に必要な機能を搭載したオールインワン設計。 好みのフレーズを選んで組み合わせるだけですぐに曲を演奏可能~

ローランド株式会社は、「AIRA」シリーズの最新機種として、シーケンサー(※1)やシンセサイザーなど、エレクトロニック・ミュージックの制作やパフォーマンスに必要な機能を1台に集約した「GROOVEBOX(グルーブボックス)」シリーズの『MC-707』と『MC-101』を、2019年9月21日(土)に発売します。


GROOVEBOX 『MC-707』(左)と『MC-101』


テクノやハウス・ミュージック、ヒップホップなどに代表されるエレクトロニック・ミュージックは、パソコンのシーケンス・ソフトや、シンセサイザー、リズムマシンなど、さまざまな電子楽器を使用して制作されます。プロのクリエーターは、こだわりの楽器やソフトウェアを駆使してオリジナリティある楽曲制作を行いますが、アマチュアの方にとっては、各楽器の使い方や洗練されたフレーズを作成する技術習得など、難しい面がありました。今回発売する『MC-707』と『MC-101』は、シーケンサー、リズムを含むシンセサイザー音源、サウンドに効果を加えるエフェクター、さらにはオーディオ・ルーパーを一体化。各楽器のフレーズや音色のデータも豊富に収録し、パソコンやソフトウェアを使うことなく、これ1台で手軽に本格的なエレクトロニック・ミュージックの制作やパフォーマンスを行うことができます。

シーケンサーは、内蔵されたフレーズを切り替えながら再生していくだけで簡単に曲を構築できるクリップ・ベースのシーケンサーを搭載。シンセサイザーの音源には、バーチャル・アナログとPCMを兼ね備えた最新のサウンド・ジェネレーターを採用し、エレクトロニック・ミュージックに必要不可欠な「TR-808」や「TR-909」に代表される人気リズムマシンの音色や、最新のEDM(Electronic Dance Music)はもちろん、1980~90年代に世界中でヒットした楽曲に使用されたシンセサイザーの音色など、3,000種類以上ものサウンドを内蔵しています。

印象的なパフォーマンスに役立つ高機能なオーディオ・ルーパーも搭載しています。サンプリング(録音)したフレーズを曲のテンポに同期したり、再生時間を変えることなくピッチを変化させることが可能。さらに『MC-707』は、リアルタイム・サンプリングに対応し、録音したフレーズを即座に曲の演出に活かせます。(※2)

楽曲を彩る豊富なエフェクターは、リズムやピアノなど各パート個別に最適な効果を加えます。プロ・クオリティのサウンドに仕上げるマスタリング・エフェクトやトップDJが観客を盛り上げるような過激な演奏表現ができる「スキャッター」なども内蔵し、エフェクターの知識がない方でも簡単に楽曲制作や演奏を楽しむことができます。

『MC-707』は、本体に豊富なスライダー、ノブやパッドを装備し直感的な操作をスムーズに行うことが可能。『MC-101』は、『MC-707』とほぼ同等の性能をコンパクトなボディに凝縮しつつ電池駆動にも対応し、どこでも手軽に持ち運んで演奏することができます。


※1 電子楽器の演奏情報を記録・再生するハードウェアやパソコン用ソフトウェア

※2 『MC-101』は、SDカード経由で本体に取り込んだオーディオ・フレーズに対してテンポの同期や、リアルタイムでのタイム・ストレッチが可能


製品プロモーション動画:

MC-707 https://youtu.be/dadV-S42gHQ

MC-101 https://youtu.be/pdHcFceLdNE



●こんな方にオススメ

・プロ・クオリティのエレクトロニック・ミュージックの制作やパフォーマンスを、コンパクトなオールインワン型の楽器で行いたい方

●ここがポイント

・シーケンサー、音源、多彩なエフェクターなどエレクトロニック・ミュージックに必要な機能を1台に集約した最新型「GROOVEBOX」

・専用ウェブサイトから最新フレーズや音色データを入手して、常に最先端の音楽を作り出せる


品名/品番:GROOVEBOX『MC-707』

価格   :オープン価格

発売時期 :2019年9月21日(土)

初年度販売台数(国内/海外計):6,500台


品名/品番:GROOVEBOX『MC-101』

価格   :オープン価格

発売時期 :2019年9月21日(土)

初年度販売台数(国内/海外計):5,500台



■ライブラリーからフレーズを選んで次々と再生するクリップ・ベースのシーケンサー

『MC-707』『MC-101』は、1つのプロジェクトにつき最大128のフレーズから好みのものを選んで再生するクリップ・シーケンサーを搭載。DJが自分のライブラリーからレコードを選んで次々と再生していくかのように、曲を展開させていくことができます。

『MC-707』は8トラック、『MC-101』は4トラックのシーケンサーを備え、本体パネルの16個のパッドを使ってリズム・パターンを打ち込んだり、ベース・ラインやメロディをスムーズに入力することが可能。クリップには本体のノブやスライダーの操作情報も記録できるので、フィルターやエフェクトの動きも正確に再現することができます。

また、専用ウェブサイト「AIRA Microsite」( https://aira.roland.com/ )では、新しいフレーズを含めたプロジェクト・データを定期的に公開。好みのプロジェクトを本体にインストールすれば、いつでも最新トレンドのフレーズで演奏することができます。


フレーズ入力などをスムーズに行う16個のパッド(写真は『MC-707』)

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_2.jpg



■エレクトロニック・ミュージックに必要なサウンドを網羅する2種類の音源を搭載

『MC-707』 『MC-101』 は、バーチャル・アナログとPCMの2種類の音源を搭載しています。「TR-808」、「TR-909」、「TB-303」や、「JUNO-106」、「SH-101」など、エレクトロニック・ミュージックの制作に欠かせないローランドの歴代リズムマシンやシンセサイザー、さらにはピアノ、ブラス・セクション、壮大なオーケストラなどのアコースティック楽器まで、さまざまなサウンドを網羅。バーチャル・アナログならではの強力なシンセサイザー・サウンドも搭載し、完成度の高い音楽制作を実現します。

エフェクトは各パートそれぞれ個別に設定ができるので、ギターにディレイ、ピアノにリバーブなど、楽器に合わせて最適な効果を加えることが可能。さらには、楽曲全体の質感や迫力を高めるマスタリング用のエフェクトも用意されています。



■本格的な楽曲を手軽に作成できる「GROOVEBOX」

1996年に発売されたローランドの「GROOVEBOX MC-303」は、専門的な知識がなくても、フレーズやパターンを切り替えたり、楽曲のパートをミュート(消音)するだけで、クラブ・ミュージックをはじめとする本格的な楽曲制作を実現する画期的な楽器として登場。以降、当社は「GROOVEBOX MCシリーズ」として多くの製品を発売し、プロからアマチュアまで幅広いユーザーの支持を得ました。

今回発売する『MC-707』『MC-101』は、「GROOVEBOX」のコンセプトを継承しつつ、現在のエレクトロニック・ミュージックの制作に必要とされる機能やサウンドを備え、さらに最新のクリップや音色データを取り込んで、いつでも最先端の音楽制作を1台で実現する、進化した「GROOVEBOX」として開発されました。



画期的な音楽制作ツールとして人気を博した「GROOVEBOX」シリーズ。

左から「MC-303」(1996年発売)、「MC-307」(2000年発売)、「MC-505」(1998年発売)、「MC-808」(2006年発売)、「MC-909」(2002年発売)

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_3.jpg



■アーティストの創造性を刺激する「AIRA」シリーズ

「AIRA」シリーズは、現在の主流であるコンピューターを中心にした音楽制作現場での利便性と、ライブ・パフォーマンスで求められるハードウェアならではのリアルタイムな演奏性の両立をコンセプトに2014年に誕生。新時代のダンス・ミュージック・シーンにおいて最先端のサウンドと、革新的なパフォーマンス性をアーティストに提供しているシリーズです。



ローランド「AIRA」シリーズ

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_4.jpg



■製品写真

『MC-707』

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_5.jpg

『MC-101』

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_6.jpg

『MC-707』イメージ

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_7.jpg

『MC-101』イメージ

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_8.jpg

『MC-707』(右)と『MC-101』イメージ

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_9.jpg

フレーズ入力などをスムーズに行う16個のパッド(写真は『MC-707』)

https://www.atpress.ne.jp/releases/192015/img_192015_2.jpg


『MC-707』

●外形寸法:426(幅)×263(奥行)×60(高さ)mm

●質量  :2.1kg


『MC-101』

●外形寸法:224(幅)×132(奥行)×61(高さ)mm

●質量  :716g(電池含む)



※製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0844/ よりダウンロードいただけます。

※製品の詳細につきましては、ローランド・ホームページにてご確認ください。

 『MC-707』: https://roland.com/jp/products/mc-707/

 『MC-101』: https://roland.com/jp/products/mc-101/

※文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売日などは、発表日現在の情報です。

 発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。



【製品に関するお客様のお問い合わせ先】

ローランド株式会社

お客様相談センター:050-3101-2555

プレスリリース動画

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報