星のや富士冬の自然の中でアクティビティに没頭して自分と向き合う「脱デジタル滞在～感覚を呼び覚ます～」を開催期間：2019年12月1日〜2020年3月31日

イベント

2019年8月26日 12:00

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2019年12月1日〜2020年3月31日まで、2泊3日の滞在型のプログラム「脱デジタル滞在～感覚を呼び覚ます～」を開催します。デジタル機器から距離を置き、厳しくも美しい冬の自然環境のもと、星のや富士の森の中や西湖のプライベートな空間で、火の扱いを学ぶワークショップや星空観察をします。冬の屋外であえてワイルドなアクティビティに没頭することで、自分と向き合い、日常生活では鈍感になりがちな感覚を呼び覚ますことを目指します。

開発背景

近年進化を続けるデジタル機器は、私たちに利便性をもたらす一方で、生活に強い影響を与え、情報量の多さや絶え間ないネットワークによるストレスを与えています。そこで星のやでは、携帯電話やパソコンといったデジタル機器から離れて自分と向き合う時間を得るプログラムとして、各地域の特性を生かした「脱デジタル滞在」を提供してきました。星のや富士では、富士北麓の立地特性や自然環境を活かし、自然と共生するグランピングリゾートだからこそ実現できるプログラムを開発しています。グリーンシーズンとウィンターシーズンで異なる内容の脱デジタル滞在を提供しています。ウィンターシーズンは寒さを感じる自然環境でワイルドなアクティビティに参加することで、現代社会では鈍感になりがちな五感などの感覚に気が付くことを目的としています。舞台は、星のや富士の森の中と、富士五湖の１つである西湖です。街灯が少なく静かな西湖は、自然の中に身を置き、感覚を呼び覚ます場所として最適だと考え、この場所を選びました。

特徴1：デジタルから離れる空間と時間に身を置く

星のや富士は、河口湖の雄大な景色を望む丘陵地に位置しています。キャビンは、室内にいても自然を感じながら過ごせるよう、全室に開放的なテラスリビングが設けられており、忙しい現代の生活から離れた時間を過ごすことができる環境にあります。チェックイン時に、デジタルから隔離された環境を提供するために、キャビンでデジタル機器を預かります。デジタル機器を預かる箱は、富士山麓周辺の鹿の皮を使用したものです。森に馴染む素材で包むことで、デジタルの存在から意識を反らし、脱デジタル滞在をより質の高い時間へ導くことを目指しています。

特徴2：グランピングマスターから火の扱いを学ぶ

日中は星のや富士の森の中で、アウトドア精通しているグランピングマスターから、焚き木の扱い方、着火の方法、薪の種類、火を育てる方法のレクチャーを受けます。火の扱いに慣れたら、焚き火の煙を用いてベーコンをつくります。グランピングマスターがあらかじめ下準備を行ったブロック肉を焚き火の上に吊るし、好みの薪の香りをまとわせて、じっくり仕上げていきます。森の中で、火をおこし、火を育てることに没頭することで、デジタル機器と離れた環境が心地よく感じられます。

特徴3：西湖のプライベート空間で焚き火を囲い星を眺める【NEW】

夜は西湖で火おこしと星空観察を行います。静かで湖岸に近いプライベート空間は、誰にも邪魔されることなく、自分と向き合う時間を過ごすのに適した環境です。火をおこして、自分で仕上げたベーコンを炙り、温かいスープやホットウイスキーと共に味わいます。星のや富士で学んだ知識を実践しながら、火が揺らぐ姿や薪のはぜる音に意識を向けます。焚き火を十分に楽しんだ後は、星空案内人の資格を持つガイドの解説を聞き、天体に関する知識を深めます。屋外に用意されたベッドに横になって夜空を眺めていると、静寂な空気に包まれ、感覚が研ぎ澄まされていくのを感じます。西湖から星のや富士へ戻った後は、キャビンに用意される温かい夜食と飲み物で、夜の屋外で活動した身体をゆっくり休めることができます。