「つよいあし」は美しい　人生100年時代を楽しむために、作りました。あしの年齢がわかる測定器レンタルスタート

2019.07.03 12:00

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医療・福祉・健康分野の機器、材料を開発・製造・販売するアルケア株式会社(本社：東京都墨田区、代表取締役社長：鈴木輝重)は2019年7月より、医療従事者の立会いなく使用できる「下肢筋力測定器のレンタルサービス」を開始いたします。

2013年より、アルケアでは医療機関を中心に下肢筋力測定器「ロコモスキャン」(医療機器)の販売・レンタルサービスを展開してまいりました。この度、より幅広いシーンで使用可能な本サービスによってあしの筋力測定が身近で定期的なものになると考えます。そして、“「つよいあし」は美しい”が普及していくことを目指します。

下肢筋力測定器

■「あしの筋力チェック」が、これからのスタンダード！

～健康になりたい人、それを支えたい人のタッチポイントづくりに！～

近年、急速な高齢化による社会保障費の増大は、喫緊の社会課題です。要支援・要介護の主要因はロコモティブシンドローム※1(以下ロコモ)と呼ばれる運動器の障害です。人生100年時代といわれる昨今、いつまでも、イキイキと生活するためには「下肢筋力」の維持・向上が重要です。

そのためにはまず、自身の「下肢筋力」を知ることがカギとなります。アルケアでは、2013年に下肢筋力測定器「ロコモスキャン」を発売して以来、医療現場を中心に年々多くの施設にご利用いただいております。整形外科医の学会においても、筋肉の評価は「筋量」より「筋力」がメジャーとなってきています。

また、近年の予防意識の高まりに伴い、ヘルスケア領域に取り組む事業者・団体も増えており、「下肢筋力測定」は健康チェックのトレンドとなりつつあります。今回、こうした流れを受け、ロコモスキャンの使用方法や測定機序を基に、医療従事者の立会いなく使用できる筋力測定器を開発いたしました。これにより、様々なイベントやスポーツジム、企業の健康経営などといった多様なシーンで、誰でも定期的に「下肢筋力」を測定することが可能となります。「下肢筋力測定」が人々にとって身近なものになることで、年齢に関わらず早期から足の健康を維持することが期待できます。

「人生100年時代」を楽しむために、本サービスが健康を望む人々とそれを支える事業者・団体とのタッチポイントづくりになれば幸いです。

※1 ロコモティブシンドローム(ロコモ)：2007年日本整形外科学会が提唱。

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことで、進行すると要支援・要介護となるリスクが高まる。

■行動に変わるフィードバックの実現

～北海道から沖縄まで！全国8700人のデータからあしの年齢がわかる～

本サービスの下肢筋力測定器は、「下肢筋力年齢」として全国8700人分の筋力値データに基づく相対評価が可能です。下肢筋力を「年齢」として捉えることで、実年齢との比較ができ、自身のあしの状態をリアルに実感することができます。この実感こそが、「健康」や「ロコモ」に対して関心が低かった人が運動習慣を見直すなど、行動が変わるための最初の「気付き」になると考えます。

測定結果は「測定サマリー」としてイベント毎の傾向をまとめて見ることができるため、報告書などの作成にも便利です。また、個人の筋力変化を継続して管理することで、運動プログラムの効果判定や自らの頑張りを振り返るきっかけにもつながります。

神奈川県大磯町で行ったヘルスプロモーション※2では、定期的な下肢筋力測定に加え、筋力のレベルに応じた運動介入を実施いたしました。参加者74人に「継続して参加できた理由」についてアンケートを実施したところ、70％以上の人が「測定での変化を見ること」と回答しました※3。このことからも、測定による自身の筋力の変化を振り返ることが、運動に対する「意識」ひいては「行動」の変化につながることが期待できます。

※2 運動機能に着目した産官学連携事業。経済産業省の「平成27年度健康寿命延伸産業創出推進事業」の委託を受け実施。

※3 「2015年度おおいそアンチロコモ教室結果レポート」 http://www.alcare.co.jp/PDF/160405.pdf

■利用目的に合わせたレンタル期間が選択可能

レンタル期間は目的に合わせて5つの期間から選べます。

商品コードNo.　　　　：695891

レンタル期間　　　　　：1週間