IoTで測量機のリモートサービスを実現！ 健康状態や稼働状況を遠隔監視
株式会社トプコン(本社：東京都板橋区、代表取締役社長：平野 聡)は、測量機に搭載した多機能通信モジュールを活用し、資産管理やセキュリティ対策の為のユーザーサポート機能である『TSshield』(ティーエスシールド)の有償サービスを本格始動いたしました。
トプコンは2013年よりトータルステーションなどの測量機に多機能通信モジュールを搭載し、稼働状況を遠隔監視する事で品質の向上やセキュリティ対策に努めてまいりましたが、今回更なる機能の拡張に伴いユーザー向けの有償サービスを本格的に開始します。パソコンやスマホより機器の健康状態や、運用管理、現場と事務所間のコミュニケーションを可能にするなど、サポート機能の充実を図り、今まで以上の安全・安心を提供し、更なる利便性の向上を目指します。
従来の4つの基本機能*1に加え、更にお客様へ安心を提供する6つの拡張機能(有償)を加えました。
《基本機能》*1
■保有する測量機のリスト管理
■測量機の現在位置をマップに表示
■ファームウエア アップデート
■盗難時の追跡と機能のロック
《拡張機能》
1．リモートアクセスサポート*2
現場で操作に困った際など、その場から直接サポートセンターに問い合わせする事が出来ます。また、サポートスタッフは、クラウドを通じ測量機の状況を把握する事が出来ますので、より効率的なサポートを実現します。
2．健康状態チェック
測量機のファームウエアが最新の状態か、またエラーが発生していないかをパソコンやスマートフォンを通じて確認する事が出来る機能です。現場作業前に確認すれば、作業中に起こり得る突発的なトラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。
3．メンテナンス管理
機器検定の有効期限や次回のメンテナンス・スケジュールを管理する機能です。
期限が近付くと測量機本体や登録したメールアドレスへ通知します*3。
4．稼働状況分析・レポート
カレンダーやグラフより保有機器の稼働時間や使用された位置、メンテナンス履歴などを確認する事ができます。レポートを発行する事も出来ますので、日々の資産管理や機器検定のスケジューリングにも活用できます。
5．タイムフェンス・ジオフェンス
使用可能範囲や期間を指定する機能です。設定範囲外で使われると登録したメールアドレスへ警告を送信、機能をロックすることも可能で不正使用や盗難を防ぐことができます。
6．メッセージ送信*3
直接測量機へメッセージを送る事ができる機能です。メンテナンスの期限通知を受け取れることはもちろん、ソフトウェアのアップデート情報やキャンペーンのお知らせなどを送信でき、現場に居ながら常に最新の情報を受け取ることができます。
*1 TSshield登録後、3年間は無償でサービスを提供します(3年目以降は有償サービスとなります)。
*2 TOPCON GTシリーズ／GM-100シリーズ、SOKKIA iXシリーズ／iM-100シリーズのみ対応いたします。
*3 TOPCON ESシリーズ／LN-100、SOKKIA CXシリーズへの送信はできません。
【その他】
サービス開始時期 ：2019年6月中旬
【株式会社トプコン概要】
代表者 ： 代表取締役社長 平野 聡
設立 ： 1932年9月1日
資本金 ： 16,658百万円(2019年3月末現在)
売上高 ： (連結)148,688百万円(2019年3月期)
上場証券取引所： 東京証券取引所第一部〔証券コード：7732〕
社員数 ： (連結)4,932名(2019年3月末現在)
事業内容 ： ポジショニング(GNSS、マシンコントロールシステム、精密農業)、
スマートインフラ(測量機器、3次元計測)、
アイケア(眼科用検査・診断・治療機器、
眼科用ネットワークシステム、眼鏡店向け機器)、等の製造・販売
■TSshield 紹介ページへ
リンクURL： https://www.topcon.co.jp/positioning/products/product/tss/TSshield_J.html
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