【名城大学・テコンドー部】理工学部の岩田選手、テコンドー世界選手権(クロアチア)で日本代表として出場へ
テコンドー部の岩田康暉選手(理工学部環境創造学科1年)が、2025年10月7日から11日までクロアチアで開催される第23回テコンドー世界選手権に日本代表として出場します。一般社団法人日本ITFテコンドー協会から「トゥル/シニア・一段の部」の代表選手として選抜された岩田選手は、国際テコンドー連盟(ITF)傘下の最高峰大会で、日本の名誉を懸けて競技に挑みます。

世界に挑む若き才能
岩田康暉選手は、名城大学テコンドー部に所属し、日々厳しい練習に励んできました。今回、一般社団法人日本ITFテコンドー協会の選考を経て、「トゥル/シニア・一段の部」の日本代表として選出されたことは、岩田選手の技術力と精神力が高く評価された証といえます。
世界選手権大会はテコンドー界において最も権威ある国際大会の一つであり、世界各国から選抜された精鋭たちが集結します。今大会には世界中から多くの選手が参加し、トゥル(型)やマッソギ(組手)などの各部門で熱い戦いが繰り広げられる予定です。
岩田選手が出場する「トゥル」とは、テコンドーの基本動作や実際の攻防を想定した一連の動きで構成される型の競技です。ITFテコンドーでは全24種類の型が存在し、級位・段位に応じて主審から指定された型を競技者が一人ずつ演武します。演技終了後、審判員の旗判定によって勝敗が決定されます。
トゥルの評価基準は多岐にわたり、動作の正確性、力強さ、スピード、バランス、呼吸、動きの滑らかさ、リズム、動作のタイミング、サインウェーブなどが重要視されます。技術的な完成度だけでなく、精神性や表現力も問われる奥深い競技です。
大会を目前に岩田さんは「ヨーロッパは強豪ぞろいで、自分にとっては初めての挑戦。すごく緊張していますが、精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語りました。
大会概要
大会名:第23回ITFテコンドー世界選手権大会
開催期間:2025年10月7日(火)〜10月11日(土)
開催地:クロアチア
出場選手:岩田康暉(名城大学理工学部環境創造学科1年)
出場部門:トゥル/シニア・一段の部、団体トゥル

