印刷の原点“石版リトグラフ”の存続をかけて…人気イラストレー...

印刷の原点“石版リトグラフ”の存続をかけて… 人気イラストレーター×奈良の版画工房が紡ぐプロダクトが誕生! クラウドファンディングKibidangoで4月10日より取扱い開始

重さ10kg超の石版で刷る伝統的印刷技法をデザインのチカラでアップデート。 ハンガーで飾るから、触れて、見て楽しめる

石版リトグラフ再活性化事業「Re:litho(リリト)」(代表:増田 昌義/株式会社オレンジ)では、新進気鋭の人気イラストレーターMariya Suzukiと、奈良県の版画工房「車木工房」がコラボし制作した、ポスターハンガーで飾る新しいスタイルのリトグラフ作品「チーズケーキ」「歩道橋のある通り」「ねこ」を発表。刷り職人が自らの手で生み出すプロダクト「SEKITAKU」とあわせ、2019年4月10日(水)よりクラウドファンディングサイトKibidangoの支援特典として期間限定で取扱いを開始します。

*「Re:litho」は大阪のデザイン会社に勤務するデザイナーなどで構成された、石版リトグラフ再活性化プロジェクトチームです。


メインビジュアル


プロジェクトページ:https://kibidango.com/project/735/



■存続危機の「石版リトグラフ」復活のために

石版を用いた伝統的な彫らない版画「リトグラフ」。2019年現在、石版リトグラフを常時制作できる工房は、世界でも数えるほどしか残っておらず、現存する石版や印刷機は大変貴重なものとなっています。同時に技術を持った刷り職人も減り続けており、車木工房においても最後の一人に。200年以上の歴史を持ち、ロートレックやシャガールにも愛されたという印刷技法の存続が、いま、世界的に危ぶまれています。



■発表したプロダクト

*クラウドファンディング(4月10日~)支援お礼特典として取扱い開始


「チーズケーキ」Kibidango特別価格:¥25,000/限定50エディション/3色刷り

こぼれたケーキの欠片とリンクするような、角が欠けた石版を使用。そのストーンマークが作品にくっきりと。



「歩道橋のある通り」Kibidango特別価格:¥20,000/限定50エディション/2色刷り

リアルな都心の風景を、あたたかみのある筆致と春らしい色使いで。ミニマルな長方形のストーンマークが質感をプラス。



「ねこ」Kibidango特別価格:¥15,000/限定50エディション/1色刷り

しなやかなボディラインを、伝統的な竹製ペンによる太めの筆致で表現。ストーンマークの細やかな欠け具合がアクセント。



「SEKITAKU」Kibidango特別価格:¥8,500/全4色(イエロー、グレー、グリーン、ピンク)

リトグラフインク特有の発色の良さを感じられる全4色。石版も各色ごとに異なる形状のものを使用。



【各プロダクト共通仕様】

- サイズ  :約H525×W385mm(シートのみ)

       約H545×W400mm(ポスターハンガー含む/吊り下げ部除く)

- セット内容:シート、ポスターハンガー



■Kibidangoクラウドファンディングについて

【想い】

- 多くの石版が眠る奈良「車木工房」の設備を整え、再び石版リトグラフを刷りたい。

- さらにイベントの開催や新しい販路の構築により、多くの方にその魅力をお届けしたい。

- ご支援のお礼特典は、これまでの活動を通じて生み出した石版リトグラフ関連プロダクト。


【支援のお礼特典】

- Mariya Suzuki×刷り職人 長野剛のコラボ作品

石版リトグラフの文化/経済両面での復興および活性化を目指すRe:lithoは、このたび、東京を中心に活躍、都会的かつあたたみのある表現が特長の人気イラストレーターMariya Suzukiさんに石版リトグラフ制作を依頼。車木工房のある奈良県出身の彼女と、刷り職人・長野剛がディスカッションを重ねながら、約半年かけて新作3点を制作しました。



また今作では、石版リトグラフの魅力を最大限に楽しんでいただくために、石版のプレス跡【ストーンマーク】をあえて作品中に残しています。さらに一般的な額縁による額装ではなく、同梱のポスターハンガーでお部屋に飾るスタイルをご提案。そのストーンマークの凹凸、インクの厚みや重なり、描き手の筆使いなどを、じかに、よりリアルに感じ取っていただけます。



- ハンドプレスの魅力 SEKITAKU

さらに同プロジェクトでは、職人の手だけでモノを生む「SHOKUNIN MADE(ショクニンメイド)」というプロダクトラインを制定。その第1弾として、石版全面にインクを盛ってハンドプレスした「SEKITAKU」をリリースします。こちらもポスターハンガーを同梱。インクの発色や、石版自体の造形美をシンプルに、ダイレクトに楽しんでいただけます。



【概要】

プロジェクト名   : 存続危機の石版リトグラフを、

            工房最後の刷り職人×デザインのチカラで盛り上げたい

            https://kibidango.com/project/735/

プロジェクトオーナー: Re:litho

募集期間      : 2019年4月10日(水)~5月21日(火)

目標金額      : 50万

ご支援金使途    : 設備投資費用/プロダクト制作費用



■関連企業ご紹介

【Re:litho プロフィール】

大阪のデザイン会社に勤務する、デザイナーほか、プランナー、コピーライターなどで運営。印刷の原点「石版リトグラフ」の技術と設備を存続するために、クリエイターやデザインの力を駆使したプロダクトの制作や、地域と繋がるイベントで工房の活動をバックアップするプロジェクトです。Re:lithoでは、今回のクラウドファンディングでの制作を機に、以降も幅広いジャンルのクリエイターとコラボした作品を制作してまいりますので、続報をご期待ください。

URL: http://relitho.com/


【Mariya Suzuki プロフィール】

奈良生まれのイラストレーター。カリフォルニア州ロングビーチでイラストレーションを学び、現在は東京をベースに活動中。国内外の多くのミュージシャンや食のプロフェッショナル、本や雑誌など、幅広くイラストを提供している。紙媒体に加え、インテリアのアクセントとなるような壁画も手がける。まちを歩きながら、心に響く形やストーリーのあるものを描くことが好き。

URL: http://www.mariyasketch.com/


【車木工房 プロフィール】

奈良県中部の高取町に位置する、岡村印刷工業株式会社保有の車木工房。1972年の設立時、同工房には石版リトグラフ・銅版画(エッチング)・陶器の3部門があり、故中川一政氏をはじめとする多くの著名芸術家とともに、数々の作品を生み出してきました。ただし、石版リトグラフの制作に関しては休止状態にあり、2018年、本プロジェクトにより約20年ぶりに再稼働することとなりました。



■会社概要

名称  : 株式会社オレンジ

設立年月: 1962年(昭和37年)8月1日

代表者 : 代表取締役社長 増田 昌義(ますだ・まさよし)

所在地 : 〒558-0004 大阪市住吉区長居東3-4-17 岡村ビル4F・6F

事業内容: 広告及びセールスプロモーションの企画・制作/

      ディスプレイ、POPの企画・制作/Webの企画・制作/

      その他各種商品小売業

URL   : http://www.o-range.co.jp/

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