2018年 IoTトラブル トップ5は「動かない」「つながら...

2018年 IoTトラブル  トップ5は「動かない」「つながらない」

1位 起動しない 2位 ネットがつながらない 3位 パソコンの設定ができない 4位 ソフトウェアのトラブル 5位 電源が入らない 急上昇トラブル 「ウイルス感染」「メッセージが表示される」

家庭でのIT機器トラブル解決を行う日本PCサービス株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:家喜信行、証券コード:6025、以下「当社」)は、2018年に当社に寄せられた約16万件の相談内容*を分析しましたので発表します。 


*駆けつけサポートにおける相談内容に限り、企業代行設定、電話・遠隔サポート相談は含んでいません。


【背景】

当社は独立系の企業として、メーカーやプロバイダーのIoT機器トラブル解決をしています。日本全国年中無休で、様々な相談が当社に寄せられます。特に、自宅やオフィスへ訪問してトラブルを解決する「駆けつけサポート」は、緊急性が高いトラブルが多くあります。


【分析結果】

2018年の相談件数は2017年の98%と、ほぼ横ばいでした。相談内容は、前年とトップ5は変わらず、「起動しない」「ネットがつながらない」「設定ができない」「ソフトウェア関連トラブル」「電源が入らない」と、基本的なものが上位を占めました。



全体の相談件数は前年とほぼ同じである一方、ソフトウェア関連の相談が前年より11%増加しました。独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンターの「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届け出状況」でも、2018年にソフトウェア製品開発者より届け出数が増えています。

参考:https://www.jpcert.or.jp/press/2018/vulnREPORT_2018q4.pdf


また、「ウイルスに感染した」「メッセージが表示される」が、前年比131%と大きく増えました。大手企業のロゴが記載された画面に「ウイルス感染している」「あなたのパソコンは壊れた」「ブロックされている」などの警告文とフリーダイヤルが載っていたため電話をしたら、カタコトの外国人に遠隔操作をされ、金銭をだまし取られた等の相談が目立ちます。


金銭を支払う前に不審に思い、当社へご連絡いただいているお客様もいますが、10万円~20万円以上支払ってしまったケースもあります。このような相談は、2017年が約30件だったのに対し、2018年は約150件と大きく増加しており、今後も注意が必要です。さらに2018年9月から10月にかけては、「大手を名乗る知らない人から電話がかかってきて、遠隔操作をされた」「クレジットカードの番号を教えてしまった」という問い合わせもあり、新しい詐欺も発生しています。



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