軽井沢で2.5時間待ちのリノベカフェ「エロイーズカフェ」が改装オープン予約制の特別席を今シーズンから用意し3/20に営業再開

2019.03.13 11:00

2015年に軽井沢の別荘地にオープンした「エロイーズカフェ」（本社：長野県北佐久郡軽井沢町、代表：土屋勇磨）は本年より予約用特別席を用意し、2019年3月20日（水）から営業を再開します。2018年にはカフェの入店待ち時間が最大2.5時間となり、多くのお客様をお待たせしたため、今年から一部の席を改装し、リピーターのお客様へ予約制の特別席を用意しました。

エロイーズカフェは、日本モダニズム建築の巨匠　吉村順三が1983年に建設したハーモニーハウスをリノベーションしたものです。カフェは建物の元オーナーであり日本の子供達に音楽を教えたエロイーズ・カニングハム女史を慕う方々や、歴史的建造物保護に賛同された方々のご支持と、軽井沢や女史ゆかりの食材やレシピが好評で、2018年は2万人がご来店され、客数は昨年対比 1.8倍と大幅に増加しました。　

【歴史的建造物を再利用することが地域のブランドを高める】

軽井沢には有名建築家の作品や財閥由来の別荘などの歴史的建造物が点在しています。その数は15年前までは114軒でしたが2015年時点で80軒まで減少しており、保存活動が急務でした（2015年　株式会社軽井沢総合研究所調べ）。

「継承すべき軽井沢らしさ」についての町民アンケートでは「緑豊かな森のイメージ」78%や「多様な植物や野鳥か生息できる生態系」55%に次いで「歴史的な建造物」が35%となっており、自然環境を背景に、明治以降に蓄積された別荘文化の継承が高く評価されています。また別荘所有者では第3位に「様々な美術館や大賀ホールに代表される芸術の町としてのイメージ」があがっており、自然や歴史的建造物を維持することが地域の価値を高めることになります。（平成28年第５次軽井沢長期進行計画アンケート）

自然が豊かで歴史的建造物が多い軽井沢は、観光客や移住希望者の人気も高く、観光客数は８年間で12％(90万人)増加、人口は10年間で11%（1,850人）増加しています。（平成29年観光客数の状況　軽井沢町観光経済課、平成27年国勢調査）

【吉村順三作品の美しい佇まいを継なぐ】

エロイーズカフェは、アメリカ人音楽教育家エロイーズ・カニングハム女史が青少年のために1983年に建てた音楽ホール・ハーモニーハウスをリノベーションしたもので、ハーモニーハウスの設計は日本近代建築の巨匠吉村順三によるものです。老朽化が進み取り壊しの危機にあったその美しい佇まいを残すために、軽井沢総合研究所は2015年に「カフェ」「シェアハウス」「見学ツアー」の事業で保存プロジェクトを立ち上げました。

【エロイーズカフェ概要】　http://www.eloise-cunningham.jp

エロイーズカフェでは宣教師やカニングハム女史が愛した素材やレシピに啓発され、地元の素材を使ったメニューが人気で、カフェへの2018年の来店者数は20,000名と前年を大きく上回りました。今シーズン2019年は30,000名様の入店を見込んでいます。

（来店数数：2017年3月～12月：12,000人、2018年3月～12月：20,000人）

エロイーズカフェは2018年には最盛期に2.5時間の入店待ちがあったため、その解決のため今シーズンから予約制の特別席をリピーターのお客様を中心にご提供します。

＊来店された方に予約用電話番号をお知らせします。

特別席ご利用料金お一人様1,000円（税抜）/時間　

エロイーズカフェ営業時間：8時～15時（14時30分ラストオーダー）

エロイーズカフェでは特に人気なメニューは以下となっております。　

●「宣教師が愛したフレンチトースト」

宣教師直伝のイギリスパンを使用し、長野県産の卵と新鮮なミルクで一晩じっくり浸み込ませ、オーダー後に低温でじっくりふんわりと焼き上げた一番人気のメニューです。　ハニー＆ホイップクリーム980円（税抜）

「信州産卵のエッグベネディクト」

マフィンに信州産卵のポーチドエッグ、オランデーソースをトッピング。信州産サラダがサイドについた人気メニューです。