湘南信用金庫・小田急不動産・日本保証 3者協業で藤沢・鎌倉エリアの地域課題解決に取り組みます ―2月28日「協業に関する協定書」を締結―

2019.02.28 14:00

湘南信用金庫(本店：神奈川県横須賀市、理事長：石渡卓)、小田急不動産株式会社(本社：東京都渋谷区、取締役社長：金子一郎)および株式会社日本保証(本社：東京都港区、代表取締役：上村憲生)では、藤沢・鎌倉エリア(以下、「対象エリア」といいます。)の地域課題解決を目的として、2019年2月28日(木)に「協業に関する協定書」(以下、「本協定」といいます。)を締結しましたのでお知らせします。

人口減少・超高齢社会の進展に伴う住生活分野の社会課題は、観光地として人気の高い対象エリアにおいても同様の課題となっています。神奈川県内には約486万戸の空き家が存在し、対象エリアにおいても、県内平均と同等の空き家率(※)となっており、将来的にはさらなる増加が懸念されています。

本協定は、3者がファイナンス・不動産分野で連携し、対象エリアの地域課題解決を共有ビジョンとして掲げ締結するもので、以下の活動を通じた地域経済活性化に貢献していきます。

■具体的な協業内容

1　小田急不動産の店舗内に相談デスクを開設

2　空き家を活用した起業・創業支援(物件情報の紹介・融資等)

3　高齢者の住み替え支援サービス(リバースモーゲージローンの提供等)　ほか

＜連携スキーム＞

※　空き家率：神奈川県平均11.2％、藤沢市11.5％、鎌倉市11.8％(総務省平成25年住宅･土地統計調査)

「協業に関する協定書」の概要は下記のとおりです。

記

1. 名称　　　：協業に関する協定書

2. 構成団体　：湘南信用金庫、小田急不動産株式会社、株式会社日本保証

3. 協業の目的：藤沢・鎌倉エリアにおける地域経済活性化

4. 協業の範囲：(1)空き家を活用した住み替え支援および

　　　　　　　　　既存住宅の流通促進に関すること

　　　　　　　 (2)住生活の向上に資する商品・サービスの開発および

　　　　　　　　　提供に関すること

　　　　　　　 (3)その他対象エリアの地域活性化に関すること

5. 締結日　　：2019年2月28日(木)

以上

【参考1】地域課題解決に向けた取り組みについて

●湘南信用金庫

湘南信用金庫では、1924年の設立以降、「地域に寄り添うパートナー」として、地域のお客さまと事業主さまとの「架け橋」となるための活動を進めています。金融仲介機能を発揮すべく営業店・本部と外部機関で連携をするコンサルティング部隊「チーム湘南」によるお客さまの課題解決型営業を行っています。

●小田急不動産

小田急不動産では、1964年の設立以降、小田急沿線に密着した事業展開により、これまで約26,000戸の住宅供給を行ってきました。また、国土交通省の所管する「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業(平成26・27年度)」、「住宅ストック維持・向上促進事業(平成29・30年度)」に採択を受けるなど、空き家・住宅ストックの利活用による沿線エリアの価値向上の取り組みを進めています。

●日本保証

日本保証では、2018年7月に湘南信用金庫と保証提携契約を締結し、湘南信用金庫が取り扱う不動産担保ローンの保証を開始しています。これにより、リバースモーゲージローンをはじめとした、地域課題の解決に資する資金ニーズに対応してまいります。

【参考2】会社概要

●湘南信用金庫

本店　　　　：神奈川県横須賀市大滝町2丁目2番地

代表者　　　：理事長　石渡卓

設立　　　　： 1924年3月

事業内容　　：預金業務、貸出業務、有価証券売買業務ほか

常勤役職員数： 719名(2018年3月31日現在)

URL　　　　： http://www.shinkin.co.jp/shonan/

●小田急不動産株式会社

本社　　：東京都渋谷区初台1-47-1