株式会社富樫縫製

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背中・腰への負担を軽減するワークサポートスーツ登場！福島大学・福島県ハイテクプラザとの産学官共同研究で開発

～工場・市場で働く人の身体を“S字カーブ曲線”がサポート～

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2019年1月8日 09:00

株式会社富樫縫製

株式会社富樫縫製(所在地：福島県二本松市、代表取締役：富樫三由)は、ワークサポートスーツ「S字の力」を発売しました。このスーツは、上半身に装着するだけで、作業時などに背中や腰にかかる負担が軽減されます。

背中にある2本のカーボンが特許取得の構造。

【「S字の力」について】

特許も取得した画期的な構造は、背骨を挟んで、S字型に湾曲した2本のカーボン(炭素繊維)板です。荷物などを持つために屈んでも、背骨の動きを邪魔せず、また背中のS字カーブ板に反発力が働くので、身体にかかる負担を軽減します。腰への負担が約7.4kg 軽減するデータも取得しており、介護や運送、農業、水産業界の方、作業員、あらゆる職場での肉体労働負荷の軽減と、身体の保護、特に腰痛軽減効果が期待できます。

【商品開発の背景】

創業50年を迎える当社は、「鉄以外なんでも縫えます」をモットーに、製造が難しい特殊な縫製にも真摯に取り組んできた縫製工場です。しかし、代表取締役の富樫は、これまで様々な要望に応える側で会社を運営してきましたが、培ってきたノウハウ・技術の集大成というべき自社商品を製造販売したいと考えました。

そんな中、ある大雪の降った日に雪かきをしていた富樫は、元々患ってた腰痛もあってか、雪が重くて持ち上げられず、自分のパワーの衰えを感じ、「よし、自分が欲しいと思うパワーアシストスーツを作ろう！」と閃きました。

腰痛になる原因は、腰だけの問題ではありません。姿勢からも影響しておりますので、まずは自分の姿勢の悪さをも矯正したいと、背中から肩にかけて竹板を組んで試作を作り始めました。身体の可動域を確かめながら試作を繰り返したのです。

次に商品となる素材は変形可能で、軽くて割れない素材でなければなりません。そこでカーボン(炭素繊維)を採用。福島大学・福島県ハイテクプラザとの産学官共同研究で、背中のカーブに対してどのような形状が荷重軽減になるのか何度も試作や実験を重ね、およそ1年の歳月を経て、この“S字カーブ曲線”ができたのです。

「ワークサポートスーツS字の力」は、発売と同時に、工場や市場で働く人から問い合わせが相次ぎ、好調なスタートをきっています。

【製品概要(仕様)】

サイズ　　　　　　　　：S

身長(cm)　　　　　　　：155～162

腰回り(腰骨下部の周囲)：76～88

カラー　　　　　　　　：ブラック

素材　　　　　　　　　：ポリエステルメッシュ、