訪問介護・看護にテレビ通話 在宅高齢者の緊急通報・安否確認ソ...

訪問介護・看護にテレビ通話  在宅高齢者の緊急通報・安否確認ソリューションとして ほのぼのTV通話システムを提供開始

介護事業所の施設運用を効率化し、より良い介護サービスを提供できる環境作りを行うエヌ・デーソフトウェア株式会社(以下 NDS)と株式会社オプティム(以下 オプティム)は、IoTを活用した訪問介護看護サービス向けの緊急通報・安否確認ソリューション「ほのぼのTV通話システム」を全国の訪問介護・看護事業所向けに提供開始することを発表します。


テレビ通話


■背景

日本では、団塊の世代(約800万人)が2025年に75歳以上となる一方、高齢化に伴う労働人口の減少の影響で、医療及び介護サービスの供給が追いつかなくなる状況が現実として迫っています。政府は上記の状況に対し、病気や障害があっても可能な限り自立した状態で生活できるような住まい・医療・介護・生活支援サポートが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」構築を目指しています。このシステムの中核として2015年に創設された、訪問介護と看護を一体型で24時間提供する「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の環境を整えるツールとして、当システムを開発しました。



■ほのぼのTV通話システムとは?

ほのぼのTV通話システムとは、オプティムの医療・介護向けプラットフォームと株式会社ナカヨ(※1)のテレビ通話端末を用いて構築された訪問介護・看護サービス向けソリューションです。利用者は、「受話器を取る」「画面をワンタッチする」「首から下げた発話ボタンを押す」と言った簡単な操作だけで発信できます。端末には画面が組み込まれているため、利用者と利用者の担当スタッフは互いに顔をみながらビデオ通話が行えます。


また、緊急通報・通報転送・安否確認などの機能があるため、利用者と利用者の担当スタッフが離れた場所に居ても、利用者の緊急事態を検知でき、利用者の担当スタッフの訪問回数を減らすことができるなど、訪問介護・看護サービスの向上と、業務の負荷軽減や効率化を実現することが可能です。



■ほのぼのTV通話システムの機能

・緊急通報機能

利用者から緊急通報ができ、利用者の担当スタッフに発信してTV通話を行うことができます。

・転送機能

利用者からの緊急通報を利用者の担当スタッフが一定時間受話できなかった場合、次の担当者を呼び出すことができます。

・安否確認機能

利用者側端末の安否確認ボタンが押されているかどうか確認することができます。

・通信異常通知機能

利用者側端末との通信状況を常時確認し、利用者の担当スタッフの端末に通知します。

システムの詳細は右記のWebサイトにて。 https://www.ndsoft.jp/product/honobonotvphone/



■今後の展望

新潟県長岡市で新規開設される2つの「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」事業所で、合計50台のほのぼのTV通話システムを導入いたします。当システム最初の導入先です ※2

また今後、NDSとオプティムは「ほのぼのTV通話システム」を訪問介護サービスだけでなく、様々な介護サービスに対して提供をしていき、遠隔コミュニケーションの分野から介護現場の業務効率改善に貢献をしていきます。


※1. 本社:群馬県前橋市 代表取締役社長:谷本 佳己

※2. 社会福祉法人 長岡福祉協会 こぶし24時間ケアサービスステーション三和:25台

  社会福祉法人 長岡福祉協会 こぶし24時間ケアサービスステーション永田:25台



【エヌ・デーソフトウェア株式会社について】

商号   : エヌ・デーソフトウェア株式会社

上場市場 : 東京証券取引所市場第二部 証券コード 3794

URL    : http://www.ndsoft.jp/

本社   : 山形県南陽市和田3369

代表者  : 佐藤 廣志

主要株主 : 株式会社森の学校

       THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LIMITED

設立   : 1979年9月

資本金  : 1,346百万円

主要取引先: リコージャパン株式会社など

事業内容:

・福祉・医療関連オリジナルソフトウェアプロダクトの企画・開発・販売および

 ソフトウェア運用支援・ソフトウェア保守サービス

・自社開発の福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズの販売および運用サポート

・居宅介護支援事業及びサービス提供事業所運営

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