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    エンズィンガージャパン株式会社

    100個規模の試作・市場開発に適した切削加工用樹脂素材サービス 『ハンドレッドメイド』を、10月25日より提供開始

    サービス
    2010年10月25日 10:00

     スーパーエンプラおよびエンジニアリングプラスチックスの切削加工用樹脂素形材(丸棒・板など)を販売する、エンズィンガージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 洋之助)は、10月25日より、100個規模の試作・市場開発に適した切削加工用樹脂素材サービス『ハンドレッドメイド』の提供を開始いたします。
    http://news.ensinger.jp/archives/1296289.html

     グローバリゼーションの進展に伴い、大量生産の場は日本から新興諸国へと移動しています。製造業における日本国内の役割は、製造拠点から開発主体のインキュベーションへと変化しています。
     エンズィンガージャパンは、開発と大量生産のキャズムを超えやすくするプラスチック素材提供サービス『ハンドレッドメイド』を通じて、日本の製造業に貢献いたします。


    【従来の製造方法における課題】

     プラスチックス製品・部品の大部分は、金型を用いる射出成形により製造されています。しかし、特殊な製品や新規な製品は、生産終了が50個程度から数百個程度と少ないため、金型のコスト負担が大きいという問題がありました。
     射出成形以外のプラスチックス製品・部品の製造方法に切削加工があります。切削加工は、金型を必要とせず、取り掛かりから一つの製品を選るまでの時間が短く、形状変更などの自由度が高く、千個以内の生産に適しています。

     毎月の生産を50個程度から始め、市場開発を経て、最終的に数千個以上の大量生産する製品開発では、切削加工から射出成形への移行に問題を抱えていました。なぜならば、切削加工から射出成形に移行する場合には、素材変更を必要とする場合が多いからです。


    【切削加工用樹脂素材サービス『ハンドレッドメイド』について】

     『ハンドレッドメイド』は、通常の切削加工用素材とほぼ同等の加工性を有し、射出圧縮成形で作られた素材であるため、素材変更を伴うことなく射出成形による大量生産へ移行できます。さらに、必要な時に、必要な量を供給することが容易であり、新製品の試作・市場開発を強力にサポートします。

     エンズィンガージャパンは、PEEK樹脂素材から市場開拓を進め、スーパーエンプラにおける需要を取り込んでいく予定です。

    ■サービスの概要
    ・切削加工用IMPブロック素材の販売
    ・常時在庫グレードであれば、1個のブロック材から入手可能
    ・切削加工用IMPブロック素材の切削加工業者の紹介・仲介

    ■「切削加工用IMPブロック樹脂素材」の特徴
    ・射出圧縮成形(IMP工法)による切削加工用樹脂ブロック材
    ・射出成形用素材をそのまま使用した切削加工用樹脂ブロック材
    ・形状:65mm角ブロック材、厚み:10mm、25mm
    ・ボイド(空孔)無し
    ・良好な切削加工性と寸法安定性

    ■IMP工法の特徴
    ・射出成形圧縮工法の一種で、PLAMO 株式会社により開発された成形方法
    ・射出成形可能な樹脂素材を使用
    ・肉厚の製品を高精度に成形
    ・ボイド(空孔)無し

    <『ハンドレッドメイド』詳細>
    http://news.ensinger.jp/archives/1296289.html


    【会社概要】

    社名  : エンズィンガージャパン株式会社
    所在地 : 東京都港区芝公園1-1-12 芝公園電気ビル7階
    代表  : 代表取締役社長 井上 洋之助
    資本金 : 80,000,000円
    設立  : 1999年1月
    事業内容: PEEK樹脂を中心とした切削加工用樹脂素材の日本国内販売
    URL   : http://www.ensinger.jp