ネオス株式会社

“快適なワークスペース・業務の効率化を実現” チャットボットでオフィス内の社員の居場所を見える化働き方改革サービス【Spoor】を提供開始

サービス

2018年12月3日 11:45

　モバイル、インターネットサービスを手掛けるネオス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長:池田　昌史以下ネオス）は、業務向けビジネスチャットボット【SMART Message BOT】（スマートメッセージボット）の新たなラインナップとして、チャットボットがオフィス内の社員の居場所を探して回答するサービス【Spoor】（スプール）を提供開始いたします。併せて、株式会社ロフトワーク（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：諏訪光洋　以下ロフトワーク）に採用されるとともに、同社と販売代理店契約を締結いたしましたことをお知らせいたします。

　当社は、2016 年からビジネスチャットボットの提供を開始し、使い慣れたユーザインターフェースでチャットボットの構築が可能な業務用途に特化したFAQ対応パッケージのほか、個別の顧客向けに各種業務システムと連携する簡易 RPA 機能を持つ業務代行チャットボットを多くの企業に提供しております。

　一方、働き方改革の一環で、執務環境のイノべーションとしてフリーアドレスを導入する企業も増加する中、柔軟に共創空間が構築できる反面、社員の所在がわかりにくくなってしまうことが大きな課題となっています。一般的に多くの企業はスケジューラーで社員の予定を共有していますが、フリーアドレス化されたオフィス内においては、予定情報だけでは各社員の所在は十分に把握できません。

　そこで当社は、各種業務システムと連携しワークフローの自動化を実現するチャットボット開発基盤【SMART Message BOT】を活用し、チャットボットがスケジューラーと連携することで社員の予定情報を取得するとともに、オフィスに設置された無線LANと各社員の接続端末より取得した情報から、その社員の所在を解析し回答するチャットボットサービス【Spoor】を開発しました。　

　これにより企業は、新たな設備投資をすることなく、既存の資産（PC、Wi-Fi）と既存のスケジューラー（※1）を活用し、フリーアドレス化されたオフィス内においても、誰がどこに居るのか瞬時にわかる効率的な執務環境を社員に提供することが可能となります。ユーザである社員も、慣れ親しんだチャット画面（※2）でチャットボットに質問するだけで他の社員の所在がわかるため、より効率的に業務を遂行することが可能です。

　さらにこの度、Webから空間デザインまで幅広いクリエイティブソリューションを提供するクリエイティブエージェンシーであるロフトワークに採用されると同時に、同社と販売代理店契約を締結いたしました。ロフトワークは、自社オフィスのフリーアドレス化や執務フロアのリニューアルをはじめ、現代の働き方に対する理想的なワークスペースや共創空間の提案などを積極的に展開しており、この度の【Spoor】導入により、社員それぞれの業務やプロジェクトの性質に合ったクリエイティブなワークスタイルの実現をサポートするとともに、オフィスにおける業務効率やコミュニケーションに課題を抱える企業を中心とした顧客開拓、および事業拡大を推進して参ります。

　今後も当社は、【Spoor】および【SMART Message BOT】を通じて、AIとチャットボットを活用し多くの企業の働き方改革を実現するサービスやソリューションを展開して参ります。

（※1）サービスリリース当初はGoogleカレンダーとの連携が可能です。

（※2）サービスリリース当初はSlackとの連携が可能です。