株式会社ユーキャンパスが「働き方改革」の一環として社員の年齢に応じたステージで働ける、関連会社2社設立

2018.10.29 16:00

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創業18年目になる大学生向けを専門にした広告会社の株式会社ユーキャンパス(所在地：東京都港区、代表取締役：渡部陽)は、このたび働き方改革の一環として、社員の働く年齢ごとにステージを分けた「株式会社ユーキャンパスユース」「株式会社キャンパス総研」の関連会社2社を新たに設立致しました。

社員のフィールド図式化

■これまでの子会社／関連会社と本社のイメージ

本社から別会社への転籍と言えば、ともすればネガティブなイメージがあります。

社内政治に負けたり、出世競争で負けたり、本社の社員がある年齢から子会社や関連会社に天下ることは、一般的にあまり良い印象はありません。また、大企業になると、年齢とともに転職などで徐々に同期が減っていく前提があり、ピラミッドの頂点に行くまでには、実力と政治力と運が必要です。こうした背景の中、四半世紀に渡って大学生を中心とした若者と接してきた渡部社長は、そもそも若い社員がライフワークバランスの充実を優先し、出世意欲を持たなくなっているという傾向にあると感じていました。

これまでも同社は、猛暑日在宅勤務制度や社員全員100％有給消化等、働き方改革をいち早く実施してきましたが、時短や休暇、ワークライフバランスばかりが働き方改革ではありません。

同社は、大学生向けを専門にした広告・マーケティング会社であるため、大学生と社員との接点は欠かせませんが、創業当時に第二新卒で入社したメンバーも今や30代半ばで家庭を持つようになり、業務へのモチベーションを保つのが難しくなってきていました。

自分の年齢に合った仕事、自分の成長にあった仕事が必要になると考え、このたび、社員の年齢で区切った関連会社を2社設立しました。

■ユーキャンパスが試みる関係会社のイメージ

ピラミッド型で同期が減っていくのではなく、なるべく全社員が関連会社でキャリアパスできるよう、年代が上がるにつれて、別会社へ転籍していく仕組みです。

同社の場合、社員数約10名規模である上、大学マーケットという特殊な環境でビジネス展開をしているため、年代ごとに移行する体制を実現できました。経営に興味がなく、大学マーケットのプロとして専門性を身に付けたい社員は、大学内メディアの専門家として転籍せずに残ることもできます。

大手企業のトップ営業マンが、出世して経営に携わる段階で、それまでの営業力以外にマネジメント能力が必要になり、思うように役員として成果が出せないということがあります。同社は、3社の経営は、すべて経営陣が担い、社員には年齢に応じたステージで、伸び伸びと働いてもらうことを目指しています。働き方改革には、時短だけではなく、モチベーションを保ち続けられる仕組みが必要だと考えているからです。

新会社

・大学生とのネットワークを生かして20代30代社員が働く

「株式会社ユーキャンパスユース」( https://youth.youcanpass.net/ )

商号　　：株式会社ユーキャンパスユース

所在地　：東京都港区赤坂9-6-28-304

代表者　：代表取締役会長　渡部陽

設立　　： 2018年9月

事業内容：サークル専用アプリ『サークルアップ』事業

　　　　　サークルサンプリング事業

　　　　　学生イベントの企画運営

URL　　： https://youth.youcanpass.net/

・50代以上になってから大学に対してユーキャンパス時代の知見を生かす