読書のときに聴きたい音楽は、バッハ、モーツァルト、ショパン

読書のときに聴きたい音楽は、バッハ、モーツァルト、ショパン

~「読書」をテーマにしたウェブアンケート結果~

  株式会社ヤマハミュージックジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:押木正人)は、本年9月4日(火)~9月30日(日)、ヤマハミュージックメンバーズ*の会員を対象に「読書」をテーマとしたウェブアンケートを行い、全国868名から回答が得られました。

 本アンケートでは、読書のときに音楽を「聴く」「ときどき聴く」と回答した方が6割、またその理由は、リラックスできるから、が最も多い結果となりました。音楽を流しながら読書を楽しむ方が多いようです。また、よく聴く楽曲として、バッハの作品が多数、次いでモーツァルト、ショパンの作品が挙がりました。

 このたび、アンケートの集計結果および回答者から寄せられた読書と音楽にちなんだエピソードを一部ご紹介します。


<アンケート実施概要>

■アンケート名:【みんな教えて!】 読書するときに聴きたい曲は?

■回答方法:ヤマハミュージックメンバーズ ウェブサイトでのアンケート

■対 象:ヤマハミュージックメンバーズ会員

■実施期間:2018年9月4日(火)~ 9月30日(日)

■回答数 :868名

首都圏、主要都市を中心に北海道から沖縄県までの、10代~80代の方。

男女比は、男性66%、女34%。

▼本アンケート結果は、下記サイトで公開します。

https://member1.jp.yamaha.com/topics/detail/id=19477


<アンケート結果> 

読書をする場所は「自宅」、次いで「電車」「カフェ、喫茶店」が続きます。

「その他」には、会社、病院などの回答がみられました。勤務先での休憩時間や病院での待ち時間を利用する方が多いようです。


好きな本のジャンルは、男女で好みの違いが表れました。最も回答の多かった「歴史・時代」は、とりわけ男性の大きな支持を得ました。女性の1位は、「エッセイ」でした。「ノンフィクション」「ミステリー」は男女とも上位に入りました。

ひと月に読む本の数は、「1~5冊」の方が約8割、次いで「6~10冊」の方が1割強でした。

読書するときに音楽を聴く方は、「聴く」「ときどき聴く」の回答を合わせ、約6割を占めました。また、男女ともに「ときどき聴く」が最多でした。


読書するときに音楽を聴く理由は、「リラックスできる」が最多でした。

「その他」には、「常に聴いている」「時間の有効利用」などの回答がありました。


【質問6】  

読書するときに音楽を「聴く」または「ときどき聴く」と回答された方、その曲名とアーティスト名(作曲家名)を1つだけ教えてください。

<楽曲別>

順位楽曲(作曲家)回答数

無伴奏チェロ組曲(バッハ)
11
ジムノペディ(サティ)
11
クラシック全般
11
モーツァルトの作品
10
四季(ヴィヴァルディ)
9
ジャズ全般7
カノン(パッヘルベル)
7
G線上のアリア(バッハ)
7
ゴルトベルク変奏曲(バッハ)
7
10平均律クラヴィーア曲集(バッハ)
6
10バッハの作品6

回答には、ジャンルや作曲家などの記述も多数ありました。ここでは区別なく回答の多い順にご紹介します。

上位5位までクラシック音楽が占め、楽曲名として最も多く挙がったのは、バッハの「無伴奏チェロ組曲」とサティの「ジムノペディ」でした。

クラシック音楽以外では、ジャズ(ビル・エヴァンス、キース・ジャレット)、洋楽(ビートルズ、アース・ウィンド・アンド・ファイアー)の曲も挙がりました。


<作曲家別>

順位作曲家回答数
バッハ57
モーツァルト
19
ショパン14
サティ11
ベートーヴェン
9

作曲家別では、バッハが首位となりました。


<上位作曲家別楽曲(回答数の多い順)>

作曲家楽曲
バッハ
無伴奏チェロ組曲/G線上のアリア/ゴルトベルク変奏曲/平均律クラヴィーア曲集/ブランデンブルク協奏曲/パルティータ/主よ人の望みの喜びよ(カンタータ)/カノン/プレリュードとフーガ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 第2番/羊は安らかに草を食み(カンタータ)/インヴェンション/オーボエ・ソナタ ト短調 BWV 1030b/音楽の捧げもの/2つのヴァイオリンのための協奏曲/フランス組曲
モーツァルト

クラリネット協奏曲/アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第2楽章/レクイエム/ヴァイオリン・ソナタ  第34番/ピアノ協奏曲  第23番 第2楽章/アイネ・クライネ・ナハトムジーク/ピアノ協奏曲  第21番/セレナード  第10番 「グラン・パルティータ」            
ショパンノクターン/エチュード/バラード/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/バラード  第4番/即興曲  第1番/エチュード「革命」/幻想ポロネーズ/ピアノ協奏曲 第1番/ノクターン  第20番「遺作」
サティジムノペディ
ベートーヴェン交響曲  第6番「田園」/ピアノ・ソナタ  第14番「月光」/交響曲  第3番「英雄」/ ピアノ・ソナタ/弦楽四重奏曲  第15番 第4楽章

【質問7】

読書と音楽にまつわるエピソードを教えてください。


460以上もの投稿をいただきました。「喫茶店」「音楽」「コーヒー」「リラックス」のキーワードが多く触れられており、ピアノコンクールを描いた小説『蜜蜂と遠雷』(著:恩田陸)や、『ノルウェイの森』(著:村上春樹)でキーワードとなっている「ビートルズ」に関するエピソードが多数寄せられました。


・吹奏楽部がテーマの小説を読みながら吹奏楽曲を聴いていて、とても楽しかった。(10代男性)

・落ち込んでる時や周りの音が気になるときに音楽を聴きながら本を読むと、時間を忘れ集中できてとても落ち着きます。(20代男性)

・本を読みながら音楽を聴くときは、持っている音楽をランダムに流れるようにして聴いていますが、ちょうど読んでいるシーンと歌が重なるときは、泣きながらそのシーンを読んでしまいます。ちなみに泣きながら読んだのは片思いシーンでした。(30代女性)

・高校生の頃、初めて読んだ『ノルウェイの森』。小説のあちらこちらにビートルズをはじめ、音楽がたくさん出てきました。それまでは太宰や実篤など古典小説を読んでいたので、そういった作品はとても斬新に感じました。試しに、読みながらその音楽に触れると、より作品の世界観が理解できたような気がしたのを思い出します。(40代男性)

・音楽を聴くとその時読んでいた文章や場所、風景がすぐによみがえる。(50代男性)

・『蜜蜂と遠雷』ではバッハをBGMにして。アニメ『ピアノの森』は以前からの大ファンで、コンクール演奏順に曲を組み、流しながら楽しんでいました。(60代女性)

・小説は静かに音楽が流れている方が集中できる。音楽がない方が集中できる本もあるが、小説は基本、BGMがあると心地よい。これにコーヒーとチョコレートがあると、さらに快適に読書できる。(70代男性)

・音楽がないと寂しいので聴きながら読書を始めるのですが、本を読んでいる途中に音楽が終わってもすっかりそのことを忘れてしまうほど、気がつくと読書に集中しています。(80代女性)


※エピソードの一部を抜粋し、趣旨は同様のまま変更しています。

 

*「ヤマハミュージックメンバーズ」は、音楽を楽しむ皆さま、ヤマハの製品やサービスをご愛用のお客さまにより充実した音楽ライフをお送りいただくための会員制サービスです。音楽や楽器に関する情報をお届けするほか、会員限定イベントや各種優待など、さまざまなサービス・特典を提供しています。スタンダード会員(年会費無料)・プレミアム会員(年会費有料)があります。

▼ヤマハミュージックメンバーズ Webサイト 

https://member.jp.yamaha.com/

         

<この件に関するお問い合わせ先>

■一般の方のお問い合わせ先

株式会社ヤマハミュージックジャパン 事業企画部 ミュージックメンバーズ課

〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11

 TEL:03-5488-6685(月~金 10:00~17:45 ※祝祭日を除く)


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