世界初・業界初！ AIスピーカーとチャットボットを活用したITサービスを東京・渋谷のホテルで全客室に導入増加するインバウンド需要に対応

2018.09.28 13:00

総合サービス企業シダックスグループの事業子会社であるシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社（東京都渋谷区／代表取締役会社長：関口昌太朗、以下：SDH）、株式会社ボルテックス（東京都千代田区／代表取締役社長：宮沢文彦、以下：ボルテックス）、TradFit株式会社（東京都千代田区／代表取締役社長：戸田良樹、以下：TradFit）の3社は、10月1日（月）より、ボルテックスが開発を手掛け、SDHが一括受託運営を行う「HOTEL EMIT SHIBUYA（ホテルエミット渋谷）」（東京・渋谷区）にて、お客様へのサービス向上を目的として、AIスピーカーを全客室およびフロント・ロビーに導入いたします。なお、日本のホテルの全客室にAIスピーカーを設置し、かつ訪日外国人向けに多言語対応チャットボットと管理画面をシステム連携し、お客様へ行うサービスは世界初・業界初（※1）となります。

今回の取り組みでは、インバウンド需要の増加による多言語対応の必要性が高まる中、ご利用のお客様からのフロントへの問い合わせに対して、クラウドベースの音声サービスを搭載したAIスピーカーを設置し、TradFitがホテル向けに同時に開発・提供するサービスを付加し、AIスピーカーに連携させた独自開発のチャットボットサービス（※2）により、お客様の利便性向上と業務オペレーションの効率化を図ります。

お客様が音声にて話しかけた内容に対し、通常はデータベースに蓄積されたデータで対応可能ですが、AIスピーカーが返答できない内容もしくは対応できない言語の場合は、AIスピーカーの画面にチャットボットのQRコードが生成されるので、お客様ご自身のモバイル端末でQRコードを読み込んでいただき、ネイティブ言語にて質問内容を送信していただきます。自動翻訳された質問内容は、当ホテルスタッフ側が設定した言語で送信されるため、チャットボットを通じて多言語でコミュニケーションを図ることが可能となります。最大17言語に対応可能で、お客様にとっては、フロントに電話する手間や言葉の壁がなくなり、ホテル周辺のレストランや観光スポット、ラジオ、交通案内等、様々な情報を得ることもできます。

※1：日本ホテル向け、かつ訪日外国人向けサービスとして。（2018年9月27日時点、TradFit調べ）

※2：TradFit独自開発のチャットボット・管理画面サービス

シンプルな管理画面・AIスピーカー向けアプリケーション・チャットボットをシステム連携。チャットボットはインバウンド需要が高い、かつ今後増加が見込まれる17言語に対応可能。英語、日本語、中国語（簡体字）、中国語（繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、インドネシア語、ベトナム語、スペイン語、イタリア語、マレー語、ミャンマー語、ドイツ語、ロシア語、メキシコ語、ポルトガル語。

■ 導入予定のサービス内容（※10月1日時点で導入していないサービスもあります）

・フロントへの問い合わせの自動化／効率化

・周辺施設への送客レコメンド

・客室間／フロント電話※

・問い合わせの管理画面への通知

・ニュース／音楽／アラーム設定

・室内家電のIoT化※

・多言語対応チャットボット（TradFit独自開発）

■ HOTEL EMIT SHIBUYA （ホテルエミット渋谷）　施設概要

※2018年3月1日（木）グランドオープン

・所在地　　：東京都渋谷区神南1丁目8番11号

・客室数　　：72室（シングル36室・ダブル16室・ツイン20室）