ガス業界初!プラットフォーマー向けAPI提供サービス「データ...

ガス業界初!プラットフォーマー向けAPI提供サービス 「データ・道の駅」をスタート!

 当社は、自社既存システムを外部に提供するためのAPI (*1) 群を開発し、APIを提供するサービスとして「データ・道の駅」を開始いたしました。


API提供サービス「データ・道の駅」 イメージ


 当社は、東京電力エナジーパートナー株式会社との協同出資会社である東京エナジーアライアンス株式会社が提供するエネルギープラットフォームを通じて、基幹業務システム雲の宇宙船 (*2)(以下「雲の宇宙船」)等を提供しております。今回の「データ・道の駅」は、当エネルギープラットフォームのサービスをご利用いただくユーザー各社が主な対象となります。「データ・道の駅」をご活用いただくことで、ユーザー各社は自社の顧客管理システム(以下「CIS」)を再構築することなく、雲の宇宙船に搭載されるシステムのうち必要な機能のみ(託送(*3)申込や契約の状況確認、契約管理等)を選択し、繋げて利用することが可能となります。


 今後ニチガスは、ユーザー各社が保有する様々なシステムから、雲の宇宙船の全機能を利用可能とすることを目標に、雲の宇宙船の全機能に対する「データ・道の駅」の実装、個別APIの継続的公開を実施してまいります。このAPI群の活用により、お客様のガスご利用状況等をスムーズに把握し、最適なエネルギー利用の提案等にもつなげることができます。また本年7月にリリースした“ニチガス・ストリーム” (*4) により収集する各種データも、このAPI群から参照可能とする予定です。


 さらにニチガスは、本年秋以降に開始を予定する電気小売やお客様向けアプリ“マイニチガス”においても「データ・道の駅」を活用し、異業種との連携とオープン化を加速させ、ビッグデータを活用したビジネス構築(引越ワンストップサービス、シェアリングエコノミーサービス会員管理、証明サービス、課金代行等)の実証も進めてまいります。


                                       以上



(*1) API(Application Programming Interface)とは、特定のコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータ等を、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式等を定めた規約のこと。

(*2) 雲の宇宙船とは、ニチガスが開発したエネルギー業界に特化したクラウドによる業務システムのこと。これによりニチガスは、物流から保安業務、管理業務等の効率化に成功した。

(*3) 託送とは、ガス小売り事業において、供給事業者のガスを導管事業者の導管により受け入れ、同時に同量のガスをその受け入れた場所以外の地点において供給すること。

(*4) ニチガス・ストリームとは、ニチガスが開発した世の中にある様々なIoTデバイス(ガスボンベやメーター等)等から集めたデータを効率的にワイヤレスで収集する仕組みのこと。



<参考「データ・道の駅」名称について>

「データ・道の駅」は、あらゆる「モノ」の情報(IoTデータ)を一つのフォーマットに集約して「雲の宇宙船」に取り込み、本サービスに関わる全てのユーザーを対象に、利用可能な機能(サービス)毎に個別APIの形で提供するサービスです。

「道の駅」が、(1)休憩、(2)地域の連携機能、(3)情報発信機能、という3つの機能を持ち、またそのコンセプトが「地域とともにつくる個性豊かなにぎわいの場」であるように、当社の提供するプラットフォームも「様々なユーザーが個性に富んだ情報を持ち寄り、そして連携していくための基盤でありたい」という思いを込め、本サービスを「データ・道の駅」と名付けました。



<ニチガスの概要>

会社名 : 日本瓦斯株式会社

      (商標 ニチガス、英文名 NIPPON GAS CO.,LTD.)

設立  : 1955年7月29日

所在地 : 東京都渋谷区代々木4丁目31番地8号

資本金 : 70億7,000万円

事業内容: エネルギー販売(都市ガス、LPガス、電力の販売)、ソフトウェア販売

URL   : http://www.nichigas.co.jp/

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